女優の波瑠(33)が20日、東京・中央区の東急プラザ銀座の屋上で「物語フル銀座の冬の夜」トークショーを行った。
東急プラザ銀座では、25日まで「物語フル銀座の冬の夜」をテーマに、プロジェクションマッピングと照明演出による幻想的な空間を演出している。このイベントに、白いワンピースに水色のコートを羽織って登場した波瑠さんは、「クリスマスのイルミネーションや銀座の街の輝きに触発され、自分も輝けるように白を選びました」と衣装の選択について語った。
都内出身の波瑠さんは、銀座に対する印象について、「小中学生のころは休日の朝に新聞で上映中の映画を調べ、母と一緒に映画を見に来ていました。大人になってからは、心に決めた買い物をする場所として訪れることが多く、大人の街という印象があります」と振り返った。
現在、波瑠さんは2024年1月期のフジテレビ系連続ドラマ「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」の撮影に取り組んでいるという。俳優として他人の「物語」を生きることについて、波瑠さんは「ドラマでは1クール、映画では2時間をかけてお客様に何かを伝えたいと思っています。セリフで直接的に伝えるのではなく、『きっとこの人はこう言いたいんだろうな』と思っていただけるように演じたい」と役者としての理想を語り、「自分が演じるキャラクターの気持ちを想像し、心が動くことで本当の共感が生まれると思う。そのような表現にたどり着けるよう努力したい」と意気込みを語った。