©DMM TV
メインキャスト&スタッフ コメント
西野カナコ役:のん
──撮影に向けての意気込みを伺わせてください。
私はコメディ作品が大好きで率先してそのような作品に出てきましたが、今作のようなシニカルなコメディに参加するのは初めてです。自分の中では新たなチャレンジだと感じています。
コメディとガチアクションを行き来する大変な撮影となりますが、どちらのジャンルも大好きなので嬉しいです。殺し屋という職業をおかしみで以て表現するので、なかなか難しい課題だぞ…と内心ハラハラしています。このお話をいただいた時のときめきを忘れずに、作品の持つ娯楽性とテーマが観てくださる方達にしっかりと伝わり、そして思いっきり楽しんでもらえるように全力を尽くしたいと思います。
桜井役の藤ヶ谷太輔さん、英勉監督と撮影するのがとても楽しみです。
──脚本を読んでの感想はいかがでしたか?
若林稔弥先生原作のギャグ要素、仕事への葛藤やテーマを活かしながら、アクションシーンを膨らませているのがとても面白くてワクワクしました。
パワハラ上司のいる会社を辞めて出会った殺し屋がホワイト企業だった、という設定が面白い。若林先生が描いたポップな世界観で成り立っていたブラックユーモアを、実写の生々しさを超えて表現できるだろうか?この面白さが伝わるようにやり切れるのだろうか?とドキドキもしています。
観る人の心をスカッとさせるストーリーの面白さを伝えられるよう頑張ります。
──自分が演じるキャラクターについての感想を伺わせてください。
この作品は楽しいシーンやスカッとするシーンが待っていますが、私が演じさせていただくカナコは仕事について、日常生活について、自分のあり方について様々な問題に直面してちゃんと葛藤します。それでも殺し屋の仕事に生きがいを見つけ、突っ走っていく様には勇気づけられエネルギーをもらえます。少し不思議な感覚です。自分の為にもしくは人の為に生きるとは何か?を突きつけられるカナコの殺し屋生活を、思いっきり爽快に演じたいと思います。
のん
俳優・アーティスト。音楽、映画製作、アートなど幅広いジャンルで活動。
2016年公開の劇場アニメ『この世界の片隅に』主人公すずの声を演じ、第38回ヨコハマ映画祭 審査員特別賞を受賞。2020年12月、主演映画『私をくいとめて』で第33回東京国際映画祭 TOKYOプレミア2020部門 観客賞/東京都知事賞受賞)。2022年2月に自身が脚本、監督、主演の映画作品『Ribbon』公開(第24回上海国際映画祭GALA部門特別招待作品)。2022年9月、主演映画『さかなのこ』で、第46回日本アカデミー賞「優秀主演女優賞」、第32回 日本映画プロフェッショナル大賞「主演女優賞」を受賞。2023年12月より世界配信されるNetflixシリーズ「ポケモンコンシェルジュ」では、主人公ハルの声を務める。
音楽活動では、2023年6月に、2ndフルアルバム「PURSUE」をリリース。
桜井役:藤ヶ谷太輔
──脚本を読んでの感想はいかがでしたか?
CGをたくさん使いながらの、とても面白いブラックコメディの世界観でした。
どうなるのか撮影がすごく楽しみです。
僕自身ブラックコメディはあまり経験がないので、とても楽しみにしています。
のんさんと良いバディになれるよう、チーム一丸となり、面白いブラックコメディをしっかりお届けできるよう頑張ります。
──自分が演じるキャラクターについての感想を伺わせてください。
桜井という殺し屋の役です。
セリフがほとんど「殺すぞ」のみで表現しないといけないのが大変そうではありますが、
監督を頼りながらしっかりと機微を表現できるように構築していけたらなと思っております。
──アクションシーンへの意気込みを聞かせてください。
絶賛練習中です!
早く上手くなりたい!その一心でレッスンをしています。
しっかりと集中して、行けるところまで頑張ります。
藤ヶ谷太輔
1987年6月25日生まれ。神奈川県出身。
2011年、Kis-My-Ft2のメンバーとして「Everybody Go」でCDデビュー。
2020年からTBS「A-Studio+」でMCを務めているが、役者としても数多くのドラマ、映画、舞台で活躍。
近年の主な出演作に、ドラマでは「やめるときも、すこやかなるときも」(20年/日本テレビ)、「華麗なる一族」(21年/WOWOW)、「ハマる男に蹴りたい女」(23年/テレビ朝日)、舞台・映画『そして僕は途方に暮れる』(舞台18年/映画23年)、舞台「野鴨-Vildanden」(22年)など。
また、主演映画『傲慢と善良』が24年9月27日に公開予定。
監督:英勉
のんさんと藤ヶ谷さんにカナコと桜井をおねがいできるなんて、やる気に燃えてます。 メラメラメラメラポメラニアン
原作:若林稔弥
仕事で疲れて帰ってきて、何かやりたいこととかあったはずなのに、そんな気力は無く、かといってすぐ寝るのももったいなくて、ダラダラSNSを眺めて消耗している……。 そんな僕やあなたのために描いた漫画です!! 世の中の理不尽を‼ 怒りを‼ 悲しみを‼ そしてそんなものばかり眺めてイライラしてる自分を!! ぶっ殺すために描いた漫画です‼ それがこんな、素敵な方々にドラマにしていただけるだなんて……‼ 働くみなさんの癒しになりますように‼ よろしくお願いします‼
若林稔弥
Twitter @sankakujougi
1987年生まれ。漫画家。代表作に『徒然チルドレン』『恋するみちるお嬢様』『僕はお姫様になれない』などがある。
エグゼクティブプロデューサー:久保田哲史(DMM TV)
ブラック企業に疲れたOLが、ホワイトな企業に転職したら、そこは殺し屋だったという突拍子もない設定です。そんなあり得ない設定ながらも、原作漫画が多くの読者の心を掴んでいるのは、現代社会に生きる人々が会社や生活環境にそれぞれフラストレーションを抱えながら働き、生きているという現実があるからで、この作品ではそんな風に我慢を強いられて生きている人たちや、社会に馴染めず生き辛さを抱えている人たちに、「すっきりした!」「ありのままの自分で良いんだ!」というカタルシスを感じてもらいたいと願い、実写化を決めた作品です。意図せずスナイパーとしての才能を開花させてしまうピュアで天然な主人公・カナコを演じられるのは、企画を立ち上げた当初から日本を代表するコメディエンヌとして確かな実力を持つのんさんしかいないと思っていました。また、少ない表情とセリフでクールさと優しさを表現する必要がある殺し屋の先輩・桜井は、その眼差しで多くの感情を伝えられる藤ヶ谷さんにしかできない役だと思い、この作品はこの2人がいないと完成しないと考え、オファーさせていただきました。
2人が織りなす唯一無二の殺し屋コンビに期待してください!
誰にとっても他人ごとではなく、共感できるアクションコメディになると思います。
「幸せカナコの殺し屋生活」
DMM TVオリジナルドラマ今冬独占配信
©DMM TV