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本日発表! 2024年本屋大賞は宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』に決定!

株式会社新潮社が、2023年3月に刊行した宮島未奈著『成瀬は天下を取りにいく』が、第21回「全国書店員が選んだいちばん! 売りたい本 2024年本屋大賞」を受賞しました。

宮島未奈著『成瀬は天下を取りにいく』は、新潮社主催の新人賞である第20回「女による女のためのR-18文学賞」で史上初の三冠(大賞、読者賞、友近賞)を獲得した「ありがとう西武大津店」を含む、著者のデビュー作です。

滋賀県⼤津市に住む中学生・成瀬あかりは、コロナ禍真っ只中の夏休みに地元の百貨店「西武大津店」が閉店すると聞き、「この夏を西武に捧げようと思う」と宣⾔して毎日通い始める――そんな我が道を突き進む姿が熱烈な支持を集め、デビュー作ながら「坪田譲治文学賞」や「静岡書店大賞」、「キノベス!2024」など数々のブックアワードに輝きました。このたびの「2024年本屋大賞」受賞で、なんと14冠。現時点で、14刷40万部突破を果たす大ヒット作となりました。

続編である『成瀬は信じた道をいく』も、好評発売中。この機に、最高の主人公・成瀬あかりにぜひ出会ってみてください!

◆著者紹介:宮島未奈

1983年静岡県富士市生まれ。滋賀県大津市在住。京都大学文学部卒。2021年「ありがとう西武大津店」で第20 回「女による女のためのR-18 文学賞」大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞。同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』がデビュー作。

◆『成瀬は天下を取りにいく』内容紹介

「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。

M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。日々全力で我が道を突き進む成瀬から、きっと誰もが目を離せない。

◆書籍データ

【タイトル】成瀬は天下を取りにいく

【著者名】宮島未奈

【発売日】2023年3月17日

【造本】四六判

【本体定価】1705円(税込)

【ISBN】978-4-10-354951-2

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