会場となるI‘M A SHOWがある有楽町マリオンは、昭和の芸能史に刻まれる数々のSHOWが開催された エンターテインメントの聖地「日本劇場(日劇)」跡。さらに近隣には帝国劇場はじめ数多くの劇場・映画館が立ち並び、日本のブロードウェイともいえる場所です。この地で今回初開催となる「有楽町ブロードウェイ映画祭」は、多くのお客様にミュージカルやダンスの楽しさ、魅力を知って頂きたいという思いから企画されました。上映作品は、ビンセント・ミネリが監督を、フレッド・アステアが主演を務め、落ち目のスターが新作舞台劇でブロードウェイに返り咲こうと奮闘する姿を描いた名作ミュージカル映画『バンド・ワゴン』(112分/1953年)。「シカゴ」「PIPPIN」など、いまも愛され続けるミュージカルの演出・振付で知られるボブ・フォッシーが初めて映画の振付を務め、自身も出演している日本では劇場初公開となる『マイ・シスター・アイリーン』(108分/1955年)。ボブ・フォッシーの自伝的作品で、1980年に第33回カンヌ国際映画祭でパルムドール、第52回アカデミー賞で4部門を受賞した『オール・ザット・ジャズ』(123分/1979年)の3本を予定しています。
さらに、有楽町ブロードウェイ映画祭 2024夏のスペシャルアンバサダーに、日本を代表する演出家として、ミュージカル、ストレートプレイ、 オペラ、歌舞伎などジャンルを問わず幅広く作品を手掛ける宮本亞門さんが決定いたしました。ハリウッドのミュージカル映画に精通し、今回の映画祭で上映する『マイ・シスター・アイリーン』『オール・ザット・ジャズ』に携わるボブ・フォッシーと同じく、振付師・演出家として活躍し続けている宮本亞門さん。舞台やミュージカルを愛して止まないお客様から、このような作品に初めて触れるお客様まで、楽しさと新たな発見に溢れた映画祭にしたいという本企画の思いに賛同いただき、スペシャルアンバサダーをお引き受けいただきました。今後、様々な媒体やSNSを通して、上映作品の見どころや魅力を伝えて頂きます。
- 有楽町ブロードウェイ映画祭 2024夏 概要
〇日程:2024年8月19日(月)~22日(木)
〇会場:有楽町I‘M A SHOW(アイマショウ)
(東京都千代田区有楽町2丁目5番地1号 有楽町マリオン別館7F)
〇上映作品:
『バンド・ワゴン』 (原題:The Band Wagon/112分/1953年)
監督 ビンセント・ミネリ 出演 フレッド・アステア/シド・チャリシー
『マイ・シスター・アイリーン』 (原題:My Sister Eileen/108分/1955年)
監督 リチャード・クワイン 振付 ボブ・フォッシー 出演 ジャネット・リー/ジャック・レモン
※日本劇場初公開 ボブ・フォッシー初の映画振付&出演作品
『オール・ザット・ジャズ』 (原題:All That Jazz/123分/1979年)監督・振付 ボブ・フォッシー
出演 ロイ・シャイダー/ジェシカ・ラング
〇上映スケジュール
☆ バンド・ワゴン △ マイ・シスター・アイリーン ◇ オール・ザット・ジャズ
※劇場ロビーは 全日程10:00から21:30までOPENしています。
※客席開場は上映時間の10分前。
※各回完全入れ替え制 ※作品と上映時間が日程により異なります。
チケット料金:1本 1,500円/2本セット券 2,500円/3本セット券 4,000円
※チケットは1枚で1本に限り、全日程どの回を見て頂いても結構です。
※未就学児童入場不可 ※全自由、税込
〇チケット発売:7月19日(金)10:00~ WEBで販売開始。
イープラス https://eplus.jp/yurakuchoeigasai/2024/
※期間中は劇場窓口でも御購入頂けます。
公演HP:https://imashow.jp/schedule/1053/
主催:I‘M A SHOW /サンライズプロモーション東京0570-00-3337 (平日12:00~15:00) 企画制作:サンライズプロモーション東京/マーメイドフィルム/VALERIA |
作品紹介
『バンド・ワゴン』(112分 1953年)
監督 ビンセント・ミネリ
出演 フレッド・アステア/シド・チャリシー
「巴里のアメリカ人」でも知られるビンセント・ミネリ監督作品。名優フレッド・アステアを主演に迎え、
落ち目のスターがブロードウェイに返り咲こうと奮闘する姿を描いた傑作ミュージカル。
『マイ・シスター・アイリーン』(108分 1955年)
※日本劇場初公開・4Kリマスター版゙
監督 リチャード・クワイン 振付 ボブ・フォッシー
出演 ジャネット・リー/ジャック・レモン/ボブ・フォッシー
「PIPIN」「シカゴ」など数々の名舞台を手掛け、「キャバレー」「オール・ザット・ジャズ」など映画史に残る傑作の監督としても知られる、伝説的な演出家・振付師のボブ・フォッシー。彼が初めて映画の振付を担当し、自らも重要な役どころで初の映画出演を果たした記念碑的作品。ボブ・フォッシーとメインキャストが繰り広げる圧巻のダンスシーンは必見。
『オール・ザット・ジャズ』(123分 1979年)
監督・振付 ボブ・フォッシー
出演 ロイ・シャイダー/ジェシカ・ラング
ボブ・フォッシーが監督・脚本・振付を手がけた自伝的作品。酒とタバコと女に明け暮れつつ、新作ミュージカルの準備に没頭する日々を、華麗なミュージカルシーンを交えて描き出す。主演は「ジョーズ」でも知られるロイ・シャイダー。1980年・第33回カンヌ国際映画祭でパルムドール、第52回アカデミー賞で4部門を受賞した。
■宮本亞門さんプロフィール
演出家。1958 年生まれ 東京都出身。 2004 年には東洋人初の演出家としてオンブロードウェイにて 「太平洋序曲」を上演し、同作はトニー賞4部門に ノミネート。米・リンカーンセンターでの舞台『金閣寺』や、ロンドン・ウェストエンドでのミュージカル『ファンタスティックス』、オーストリアのオペラ『魔笛』など国際的に活躍し、ジャンルを問わず幅広く作品を手掛けている。