登壇者：上村 侑、坂巻有紗、久住小春、篠田 諒、鈴原ゆりあ、千村利光監督
映画『GONZA』の公開記念舞台挨拶が東京の池袋シネマ・ロサで行われました。主演の上村侑をはじめ、坂巻有紗、久住小春、篠田諒、鈴原ゆりあ、監督の千村利光が登壇しました。
『GONZA』は、新人研修で奈良を訪れた主人公の鹿島拓海が、神様のお供物である「権座（GONZA）」を口にし、鹿せんべいをつまみ食いしてしまったことで、同じチームの新入社員５人の身体が入れ替わるというストーリーです。新感覚のラブコメディとして描かれています。
舞台挨拶では、出演者たちが初めて会ったときの印象や撮影エピソードについて語りました。上村は、最初の出会いの際にピリついた雰囲気があったとコメントし、みんな真剣に役作りに取り組んでいた印象を話しました。坂巻は上村に対して愛情のこもった目で見られたエピソードを明かし、久住は撮影期間が短かったものの、チーム全体がとても優しく、楽しく撮影できたと述べました。篠田は台本と向き合い、考える時間を持っていたことを語り、鈴原は篠田とのシーンが自身にとって変わるきっかけになったことを印象深いエピソードとして挙げました。
篠田は監督からの厳しい指示について言及し、「みんな自分のシーンが終わっても台本と睨めっこしたりして結構考えていましたね」と述べました。鈴原は篠田との役の入れ替わりについて話し、緊張していたシーンでうまく演じられなかった経験を振り返り、「そのシーンは私にとっては変わるきっかけになったので印象に残っています」と語りました。
千村監督は、映画の企画について話し、「LGBTQやダイバーシティーを通じて普通の人々の姿を表現したい」という思いから映画を企画したことを明かしました。また、大黒摩季が歌う主題歌に上村と坂巻がコーラス参加していることについても言及されました。坂巻は大黒摩季との共演や指導を受けた経験について楽しかったとコメントし、上村は大黒摩季とのレコーディングが貴重な経験であったと述べました。
最後に、出演者たちがもし自分が何かと入れ替わることができるとしたら何になりたいかという質問に答えました。上村は戦国武将の武田信玄になりたいと答え、坂巻は鳥になりたいと力強くコメントしました。久住は木村拓哉になりたいと笑顔で話し、篠田は尾崎豊のライブに行っていた人になりたいと熱く語りました。鈴原はアムラー時代のギャルになりたいと笑いながら話しました。
上村は観客に感謝の意を示し、映画が完成するには観客の声が力になると述べました。また、ラブコメでありながらLGBTQやダイバーシティーの社会テーマに触れる作品になることを期待し、観客にそうしたきっかけになれば嬉しいと呼びかけました。
出演：上村 侑、坂巻有紗
久住小春、篠田 諒、鈴原ゆりあ、小西貴大/望月 歩（友情出演）
川井 亘、須賀由美子、真弓、大阪フィルム・カウンシル
原案：佐藤マコト
脚本・監督：千村利光
撮影：倉田良太、岡本知大
主題歌：「リアル」大黒摩季 コーラス：上村侑・坂巻有紗
劇中使用曲：INNOSENT in FORMAL「EVERYBODY」
鉄風東京「know pain」「Orion」
エグゼクティブプロデューサー：鍵谷竜之介
プロデューサー：松橋裕子、岩本 京
協賛：大和ハウス工業株式会社、エームサービス株式会社 株式会社応援団、AIコンサルタント株式会社、一般社団法人U6ランバイクチャンピオンシップ機構
後援：奈良県、（公社）奈良市観光協会、奈良商工会議所
