映画『心平、 』 の予告編が解禁。あわせて、本作プロデューサーを務めた三人の映画監督、田尻裕司氏、坂本礼氏、いまおかしんじ氏よりコメントも到着。本作は社会に馴染めない兄と、未来を諦めた父。そして、家にしばられる妹。そんな三人が踏み出す小さな一歩を描く。2014 年の福島を舞台に、立ち入りを制限された町に足を踏み入れた心平と、その家族の葛藤を描いた人間ドラマ
山城達郎監督を応援する三人三様のメッセージ
田尻裕司氏 コメント
『心平、』は僕の会社・冒険王の 10 年ぶりの製作作品。その 10 年前の『こっぱみじん』でチーフ助監督を務めてくれたのが山城だった。山城はいつも、監督である僕の横にいて芝居をじっと見ていた。芝居を見るのが好きなんだろう。どうすればもっと良くなるか、よく相談したことを思い出す。
監督の仕事は何を作るかではなくて、ただひたすら見る事、そして必ず魔法をかけることだと思う。この映画には山城が見続けた眼差しと魔法が映っている。
冒険王の 2 作目が山城作品で良かった。山城に出会えて僕は幸せだ。
坂本礼氏 コメント
僕は沖縄に行ったことがない。こないだ京都でゆし豆腐風そばを食べた。美味しかったけど、ゆし豆腐風というのが気になった。風って、なに。山城の故郷は、過ごした場所はどんなところなんだろう。山城と沖縄で仕事がしたい。
いまおかしんじ氏 コメント
忘れてた。福島のこと。そこに生きてる人がいる。笑ったり泣いたり怒ったりしてる。好きな女がいる。口うるさい妹がいる。いつも千円くれる父親がいる。いろんな奴がいる。楽しいばかりじゃない。苦しいばかりじゃない。でも
いる。そこで今も生きてる。
出演
奥野瑛太 芦原優愛 下元史朗
河屋秀俊 小林リュージュ 川瀬陽太 影山祐子
監督|山城達郎 脚本|竹浪春花
プロデューサー|田尻裕司 坂本礼 いまおかしんじ 撮影|藤田朋則 照明|近松光 録音|Keefar
助監督|迫田遼亮 衣装|鎌田英子 編集|蛭田智子 仕上げ|田巻源太 音楽|宇波拓
製作|冒険王 協力|国映映画研究部 配給|インターフィルム
2023年|日本|カラー|105分|シネマスコープ|5.1ch ©冒険王/山城達郎
公式サイト:http://shinpei.jp
8 月 17 日(土)公開