映画『零落』の完成披露プレミア上映会舞台挨拶が2023年2月8日にテアトル新宿で行われました。斎藤工、趣里、玉城ティナ、竹中直人（監督）、浅野いにお（原作者）が登壇しました。竹中直人監督は、原作コミックに惚れ込み、斎藤工に主演をオファーした経緯について語りました。また、本作にちなんで、斎藤工と趣里は「もうやってられないよ！」というエピソードを明かしました。
『零落』は、カリスマ漫画家・浅野いにおの青春漫画の金字塔『ソラニン』に続き、『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』の実写映画化です。この日の上映会のチケットは即完売となり、舞台挨拶には多くの観客が駆けつけました。
舞台挨拶では、竹中監督扮するアフロ男が元気よく登場し、観客を盛り上げました。斎藤工は、深澤薫役を演じるにあたり、原作漫画に強い共感を抱き、自身の心境と重ね合わせながら役に臨んだことを明かしました。趣里は、ちふゆ役を演じることに対する光栄とプレッシャーを感じつつも、竹中監督の演出によって内面の表現が深まったと語りました。
竹中監督は、自身の10作目となる本作について、浅野いにおさんの漫画を読んだ瞬間に映画化を決意し、映画化のために生きてきたと表現しました。斎藤工と趣里をはじめとする個性的なキャストが、物語を彩ります。
『零落』のストーリーは、8年間連載してきた漫画が完結し、売れっ子漫画家から転落した深澤の姿を描いています。彼の日々は鬱屈し、敗北感に苛まれます。そんな中、風俗店で出会った風俗嬢のちふゆとの関係が深まり、深澤は彼女と彼女の故郷へと向かうことになります。
斎藤工
趣里 MEGUMI
山下リオ 土佐和成 吉沢悠 菅原永二 黒田大輔 永積崇
信江勇 佐々木史帆 しりあがり寿 大橋裕之 安井順平 志磨遼平／宮﨑香蓮
玉城ティナ／安達祐実
原作：浅野いにお「零落」（小学館 ビッグスペリオールコミックス刊）
監督：竹中直人
脚本：倉持裕
製作幹事・配給：日活／ハピネットファントム・スタジオ
制作プロダクション：ジャンゴフィルム
宣伝：ミラクルヴォイス
製作：「零落」製作委員会（日活／ハピネットファントム・スタジオ／小学館）
©2023 浅野いにお・小学館／「零落」製作委員会
公式サイト： https://happinet-phantom.com/reiraku/
公式Twitter：@reirakumovie
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