福士蒼汰と松本まりかW主演の映画「湖の女たち」(大森立嗣監督・脚本)が9月17日からNetflixで独占配信を開始することが決まった。
同作は、吉田修一氏による“現代の黙示録”とも言うべき傑作同名小説を、『日日是好日』、『星の子』、『MOTHER マザー』の大森立嗣が監督・脚本を担当して映画化した。
第 35 回モスクワ国際映画祭で日本映画 48 年ぶりとなる審査員特別賞の快挙を始め、数々の国内賞を受賞した映画『さよなら渓谷』(13)の原作者・吉田氏と大森監督のタッグが再び実現した『湖の女たち』は、全編にわたって観る者の理性と感性を激しく揺さぶり、強烈な映画体験をもたらすヒューマン・ミステリー。
介護施設での殺害事件を発端に、刑事と容疑者の衝撃的な関係の行方と、事件に隠された真実が暴かれ、重層的な構造と壮大なスケール感で観る者を圧倒する。
事件が混迷を極めるなかで、身も心もさらけ出す難役に挑んだのは、刑事・濱中圭介役を演じた福士蒼汰と、事件が起きた施設の介護士・豊田佳代役を演じた松本まりか。圭介と佳代は、支配する者と支配される者の危うい関係を深めていき、密会を重ねてゆく。一心不乱に互いを求めて貪り合うその姿は、闇夜の湖畔で艶めかしい“生”の輝きを放つ。今までに見たことのない福士の淀んだ視線、松本の剥き出しの心が「今、世界は美しいのだろうか」という問いの答えとなり、見るものの心に突き刺さる。観る者の理性と感性を激しく揺さぶる、比類なきヒューマン・ミステリーとなった。
【STORY】
湖畔の介護施設で百歳の老人が殺された。誰が、何のために…? 事件の捜査にあたった西湖署の若手刑事・圭介(福士蒼汰)とベテランの伊佐美(浅野忠信)は、施設の中から容疑者を挙げ、執拗な取り調べを行なっていく。その陰で、圭介は取り調べで出会った介護士・佳代(松本まりか)への歪んだ支配欲を抱いていく。一方、事件を追う週刊誌記者・池田(福地桃子)は、この殺人事件と署が隠蔽してきたある薬害事件に関係があることを突き止めていくが、捜査の先に過去から隠蔽されてきた恐るべき真実が浮かび上がる。それは、想像を超えた過去の闇を引き摺り出す。そして、後戻りできない欲望に目覚めてしまった、刑事の男と容疑者の女の行方とはー。
【クレジット】
出演:福士蒼汰 松本まりか
福地桃子 近藤芳正 平田満 根岸季衣 菅原大吉,br> 土屋希乃 北香那 大後寿々花 川面千晶 呉城久美 穂志もえか 奥野瑛太
吉岡睦雄 信太昌之 鈴木晋介 長尾卓磨 伊藤佳範 岡本智礼 泉拓磨 荒巻全紀
財前直見/三田佳子
浅野忠信
原作:吉田修一『湖の女たち』(新潮文庫刊)
監督・脚本:大森立嗣
製作幹事:東京テアトル、ヨアケ 制作プロダクション:ヨアケ 共同配給:東京テアトル、ヨアケ
公式サイト:thewomeninthelakes.jp/
公式 X:@thewomeninthelakes
クレジット:©️2024 映画「湖の女たち」製作委員会
9月17日からNetflixで独占配信開始