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映画『春に散る』

俳優の横浜流星が、プロボクシングテストに合格し、C級ライセンスを取得したことが話題となっています。彼はそのきっかけとなったボクサー役で、映画『春に散る』(佐藤浩市とW主演、8月25日公開予定)で主演します。この映画からは、場面写真が4点公開されました。Wヒロインの山口智子と橋本環奈も登場するシーンも含まれています。本作は、作家の沢木耕太郎が執筆した同名小説を映画化し、瀬々敬久監督がメガホンを取りました。物語は、ボクシングを通じて「生きる」ことを問いかけるテーマを描いています。

ストーリーは、不公平な判定で負けてアメリカへ渡った元ボクサーの広岡仁一(佐藤)と、同じく不公平な判定で心が折れたボクサーの黒木翔吾(横浜)を中心に展開します。翔吾は仁一に人生初のダウンを奪われたことをきっかけに、ボクシングの指導を仁一に懇願します。そして、二人は共に世界チャンピオンを目指し、命を懸けた戦いに挑んでいくのです。

今回公開された場面写真には、仁一と翔吾が試合中に真っ直ぐに視線を交わし、戦いに臨む覚悟を感じさせる表情が印象的なものや、二人がトレーナーや選手としての信頼関係を築こうとしている中で、橋本演じる佳菜子が作った弁当をつつく姿などが含まれています。また、仁一と令子(山口)が桜の花が咲く前の木の下で視線を交わしながら話すシーンや、翔吾と佳菜子が微妙な距離感でショッピングモールで買い物をする姿も公開されています。

この映画では、ボクシングに命を懸ける男たちを見守りながらも、二人の挑戦を大切に思う令子と佳菜子の複雑な感情表現も見どころとなっています。

出演:佐藤浩市、横浜流星、橋本環奈、坂東龍汰、松浦慎一郎、尚玄、奥野瑛太、坂井真紀、小澤征悦、片岡鶴太郎、哀川翔、窪田正孝、山口智子
監督:瀬々敬久
原作:沢木耕太郎「春に散る」(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
脚本:瀬々敬久、星航

音楽:田中拓人
ボクシング指導・監修:松浦慎一郎
ボクシングアドバイザー:田中繊大、内山高志
製作:映画『春に散る』製作委員会(ベンチャーバンクエンターテインメント、TBSグロウディア、ギャガ、平成プロジェクト、朝日新聞出版)
制作プロダクション:ツインズジャパン

日本公開:2023年8月25日(金)全国公開
配給:ギャガ
公式サイト
©2023映画『春に散る』製作委員会

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