映画

映画『明日を綴る写真館』ショット家族写真(?)解禁!

誰もが抱える人生の“想い残し”を描いた本作。撮影現場のあたたかい雰囲気を感じられる集合写真が解禁となった。
幾度となく夫婦役を演じてきた平泉成と市毛良枝。そのとなりで満面の笑みの佐野晶哉と、優しい微笑みをたたえる佐藤浩市。役柄としての関係ではなく、俳優同士としての 関係性が切り取られた家族写真風の印象的な4ショット。これは『明日を綴る写真館』の撮影中に撮られたものだ。
登場人物がそれぞれ人生に“想い残し”を抱えている本作。 平泉演じる鮫島は妻と息子に、佐野演じる太一は両親に、市毛演じる桜は夫に、そして佐藤演じる牧は亡くなった妻に、目を背けてきた“想い残し”がある。作中では思い詰めた表情が多い彼らだが、このオフショットでは演じる役柄から離れ、リラックスした表情が印象的だ。
主演・平泉成のもとに集まったキャスト陣。出演が決まった経緯は・・・?
60 年のキャリアを誇る平泉が、初主演を務めた本作。出演のオファーを受けた経緯について佐藤浩市は「我々の若い頃は飲み屋で仕事が決まることがあった。今回もグラスを傾ける中で秋山監督から話を聞いて 『俺も行くよ!』で決まりました。現場では成さんが嬉しそうな顔をして迎えてくれて、来て良かったなと思った」としみじみ振り返る。黒木瞳は「魅力あふれる監督のもとで、平泉成さんの初主演映画を お撮りになるということで、是非参加させていただきたいと申し上げました」と語る。市毛は、何度も平泉と夫婦役を演じていると明かし、本作では「成さんがカメラを覗くときの顔が色っぽくてカッコよくて、その背中を見つめる若者たちの目がキラキラしていて、どちらもカッコよかった」と改めて平泉の魅力を教えてくれた。
“メンカラ”ネクタイをプレゼント!リスペクトが止まらない年の差 58 歳のふたり
平泉と「メル友です」と明かしている佐野。先日 80 歳の誕生日を迎えた平泉に、A ぇ! group での自身のメンバーカラーのグリーンのネクタイをプレゼント。平泉もご満悦で、「おまじない」と言って、舞台挨拶で常に着用し、ますます仲を深めている様子。「素敵なご縁をいただきました」と佐野が語ると、平泉も「佐野君は佇まいが良く、素直だから芝居の受け答えも実にいい」と役者としての佐野をベタ褒め。さらに佐野は「僕が主演する時には絶対に成さんに出てもらいます!」と公言するなど、ふたりの関係はこれからも末⻑く続きそうだ。
物語・・・
誰もが抱えている人生の“想い残し”。私たちに出来ることは、まだある。
さびれた写真館を営む無口なカメラマン・鮫島(平泉成)。彼の写真に心を奪われた気鋭カメラマン・太一(佐野晶哉)は華々しいキャリアを捨て、弟子入りを志願する。家族とのコミュニケーションすら避けてきた太一は、訪れる客と丁寧に対話を重ね、カメラマンと被写体という関係を超えてまで深く関わる鮫島の姿に驚きを隠せない。人々の抱える悩みや問題のために必死に奔走する鮫島に振り回されながらも、自分に足りないものに気付き始める太一。同時に、鮫島とその家族にも目を背けてきた“想い残し”があることを知る。変わりゆく太一が、悔いのない未来のために踏み出した一歩。その先に続く、思いもよらない奇跡に涙する――。
『明日を綴る写真館』

『明日を綴る写真館』作品情報

公開日 2024年6月7日より公開中
キャスト 監督:秋山純
原作:あるた梨沙
出演:平泉成 佐野晶哉 嘉島陸 咲貴 田中洸希 吉田玲 林田岬優 佐藤浩市 吉瀬美智子 高橋克典 田中健 美保純 赤井英和 黒木瞳 市毛良枝
配給 アスミック・エース
制作国 日本(2024)
上映時間 104分
公式サイト https://ashita-shashinkan-movie.asmik-ace.co.jp/

(C)2024「明日を綴る写真館」製作委員会 (C)あるた梨沙/KADOKAWA