映画『明日を綴る写真館』より、場面写真解禁

同作は、さびれた写真館を営む無口なカメラマン・鮫島武治と、彼の写真に心を奪われて弟子入りを志願した若手カメラマン・五十嵐太一の物語。平泉が鮫島、佐野が太一に扮した。

このたび解禁された写真には、佐野や平泉、そして“吾郎さん”を演じたボーダーコリーのランスが捉えられた。佐野がランスとじゃれ合い笑顔を輝かせる様子や、ランスが実は犬が苦手だという平泉に臆せず体を預ける姿が切り取られている。

劇中の吾郎さんは、写真館になじめていない太一に飛びかかって緊張をほぐす優しさを持ち、人物を撮るのが苦手な彼のために被写体になったり、両親への“思い残し”に悩んでいるときは慰めたりと大活躍。なお、ボーダーコリーは運動神経抜群で知能が高く、もっとも賢いとも言われる犬種だ。普段のランスは動物園のイベント犬としてショーなどにレギュラー出演中で、本作にて映像作品デビューを飾った。

「明日を綴る写真館」は、6月7日より全国ロードショー。あるた梨沙のマンガを「20歳のソウル」の秋山純が映画化した。