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映画『威風堂々~奨学金って言い方やめてもらっていいですか?~』完成披露イベント

完成披露イベント
日時:8月17日(土)
会場:ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場
出席:池田朱那、吉田凜音、簡秀吉、田淵累生、小野匠、なるせゆうせい監督

映画『威風堂々~奨学金って言い方やめてもらっていいですか?~』は主人公の大学生・唯野空(池田朱那)とその仲間たちが厳しい現実と向き合う姿を描き、2024年8月30日(金)にヒューマントラストシネマ渋谷、池袋HUMAXシネマズを皮切りに全国順次公開いたしますとなります。

この度、8月17日(土)にユナイテッド・シネマアクアシティお台場で完成披露イベントを行い、主演・唯野空役を演じる池田朱那、九頭竜レイ役を演じる吉田凜音、蛭間拓人役の簡秀吉、水江聡太役の田淵累生、唯野ユウ役の小野匠そして、なるせゆうせい監督が登壇しました。

奨学金を借りて大学に進学する道を歩む唯野空役の池田は「奨学金という身近な問題を扱っているので、演じる上では皆さんに共感してもらえることが課題でした。なるべく等身大の女の子でいようと思いました」と狙いを紹介。

池田朱那

池田は「身近な問題を描いているので、観客に共感してもらうことが私の課題でした」と振り返り、「少し不器用だけれど、なるべく等身大の女の子として演じるよう心がけました」と役作りについて語りました。また、撮影では「監督の要望に応えることがほとんどでした」と明かし、なるせ監督から「ブルース・リーできる?」といった台本にない要素が急遽取り入れられることもあったことから、「こんなにコミカルな作品になるとは思わず、この映画は大丈夫かなと」と振り返りました。これに対し、なるせ監督は「不安そうな空気は感じました」とコメントし、場内の笑いを誘いました。

吉田凜音

芯の強いレイ役を演じた吉田は「男勝りな性格で、池田さんが演じる空ちゃんに色々教える役柄でしたので、声のトーンに気を付けました。空ちゃんが動き回るので、私は一歩引いて落ち着いていようと心がけました」と役作りについて語りました。なるせ監督は「彼女の演技にはリアリティがあり、空気感がすごい」と称賛しました。
簡は「普段の僕自身は完璧な男なので…」と笑わせつつ「友人たちにダメ男の特徴を聞きながら、作品にとっての良いアクセントになればいいなと。最低な男ですが演じていて楽しかったです」と手応えを得ていた。

「台本を読んで“ダメ彼氏”だと感じましたが、僕自身は完璧な男なので」と笑いを誘いつつ、役作りの際には友人とダメ男の特徴について話し合い、台本をもとに役を作り上げたと述べました。

簡秀吉
田淵累生

田淵は「最初の本読みの際に監督からチェ・ゲバラのように演じてほしいと、かなり難しいオーダーを受けました。大学生でそこまで達観した人物は存在するのかと悩みましたが、“今死ぬなら何をするか”を主観にして演技を行いました」と役作りを振り返りました。池田さんの兄役を演じた小野さんは「人間味のない兄でした」と笑いつつ、「妹がどのように一人で生きていくかを描いたシーンが見どころです」と語りました。これに池田さんは、「すごくリアルで、実際に私も兄がいるのですが、普段はほとんど話さないんです。でも、兄は私のことが大好きなんですよ」と明かし、笑いを誘いました。
一方、空の兄・唯野ユウ役の小野が「だいぶ人間味のない冷たいお兄ちゃん。ドギマギしながら演じました」と恐縮すると、

小野匠

妹の池田は、「私が心理学に興味があることを話したところ、心理学の本の一部をわざわざコピーして渡してくださったんです」と、その心遣いに感謝していることを語りました。

また、作品のテーマに関連して「気合が入る一曲」をそれぞれが発表しました。池田は「NiziUさんの『Step and a step』を、落ち込んでいる時によく聴いています」と話し、吉田は「中島みゆきさんの『ファイト!』です。聴くと勇気づけられます」とコメントしました。簡さんは「僕は吉田凜音さんの『文句BOO』が最高だと思います」と答えました。田淵さんは、アニメ『メジャー』に影響を受けて、「アニメのシーンからインスピレーションを受けて、トイレでアントニン・ドヴォルザークの『新世界より』を聴いています」と語り、それに対して小野さんは「僕も小学生の頃に親戚のおばさんからもらった『新世界より』を勉強中に聴いていました。まさかここでドヴォルザークに繋がるとは…」と偶然の一致に驚いていました。

昨年の夏に撮影された本作について、池田は「冬のシーンの撮影ではコートを着たまま走ったため、汗をかいてその後体が冷えてしまいました」と撮影時のエピソードを語りました。さらに、劇中に登場する部屋について、簡は「本当に老朽化した部屋で、床が抜けそうで、トイレもカビだらけでした。そのため、演じやすかったです」と述べました。池田さんも「あまり動き回ると床が抜けてしまうから気を付けてと言われて困惑しました」と当時の状況を振り返りました。

なるせゆうせい監督

監督のなるせは「これまで社会的なテーマを含んだエンターテインメント作品を作ってきましたが、コロナ禍で奨学金問題やトー横キッズの問題に特に関心を持つようになりました。劇場公開は8月30日から始まるので、ぜひ多くの人に広めてください」と、ヒットへの期待を込めてコメントしました。

池田は「クラウドファンディングに多くの方が協力してくださり、本当に感謝しています。ぜひ、身近な方々にもこの作品を勧めていただけたら嬉しいです」と、観客に向けてメッセージを送りました。

さらに、MCから8月31日(土)に池袋HUMAXシネマズで公開記念舞台挨拶が行われることが発表されました。登壇予定者には池田朱那、吉田凜音、簡秀吉、遠山景織子、近江谷太朗、監督のなるせゆうせいが含まれており、MCはあまりかなりが務める予定です。

8 月 17 日(土) ユナイテッド・シネマアクアシティお台場にて、完成披露イベント開催
会場:ユナイテッド・シネマアクアシティお台場 登壇者:池田朱那、吉田凜音、簡秀吉、田淵累生、小野匠、なるせゆうせい監督 予定
イベントの詳細やチケット情報は後日発表となりますので、公式 HP や SNS を随時ご確認ください。※チケットは、ローソンチケットにて販売予定
キャスト:池田朱那 吉田凜音 簡秀吉 田淵累生
小野匠 光徳瞬 是近敦之 あまりかなり 高木ひとみ 遠山景織子 近江谷太朗 他
監督・脚本/なるせゆうせい 製作協力:株式会社トライアングル/株式会社らくがきエンターテイメント 制作:パーフェクトワールド株式会社 企画・製作:株式会社オフィス・インベーダー
【公式ホームページ】https://www.ifudodo.com/
8 月 30 日(金)公開