映画

ミュージカル『ヴィンチェンツォ』

2023年5月17日、都市センターホテル・コスモスホールで、ミュージカル『ヴィンチェンツォ』の記者発表が行われました。和田雅成、富田鈴花(日向坂46)、佐藤仁美、ユ・ボンヨル(スタジオドラゴン 運営統括)が登壇し、ネットフリックスで配信され、日本でも大人気のスタジオドラゴンが手掛ける大ヒットドラマ『ヴィンチェンツォ』のミュージカル化について発表しました。なお、このミュージカル化は、スタジオドラゴン(韓国)とエイベックス・ピクチャーズ(日本)の業務提携協定によって実現しました。

『ヴィンチェンツォ』は、弁護士でありながらイタリアマフィアのコンシリエーレ(相談役)でもある主人公の物語です。この大ヒットドラマが初めて舞台化され、日本に上陸します。スタジオドラゴンとタッグを組んだ本作では、『愛の不時着』など数々の話題作を手掛けるスタジオドラゴンのクリエイティブな力が注がれ、世界初の舞台化が実現しました。

物語は、イタリアンマフィアのコンシリエーレであるヴィンチェンツォ・カサノが主人公です。彼はイタリアでの裏切りに遭い、韓国のソウルへと戻ってきます。彼の目的は、ソウル市内の雑居ビル「クムガプラザ」に隠された大量の金塊を手に入れることです。しかし、「クムガプラザ」は再開発の理由で、巨大企業「バベルグループ」の一部門である「バベル建設」の手に渡ってしまいます。ヴィンチェンツォは、ビルの住人やある事件をきっかけにホン・チャヨン弁護士と協力し、バベルグループに立ち向かうために戦いを挑みます。物語は、「悪党のやり方で悪党を処断する」というユニークな世界観で、痛快なヒューマンコメディとして展開されます。

ミュージカル『ヴィンチェンツォ』では、和田雅成がクールなアンチヒーローであるヴィンチェンツォ・カサノを演じます。また、富田鈴花(日向坂46)が大胆不敵な復讐に挑む弁護士ホン・チャヨン役を演じ、佐藤仁美が凄腕の悪徳弁護士チェ・ミョンヒ役を演じます。この舞台では、マフィアとしての「正義」を貫き、巨大な「悪」に立ち向かうアンチヒーローと、彼を支える奇妙な仲間たちの壮大な復讐劇が繰り広げられます。

『ヴィンチェンツォ』のミュージカル化では、シリアスとユーモアが交錯する独特の世界観と大迫力のアクションが融合し、観客を魅了する舞台が展開されます。この新しい舞台をお見逃しなく!

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