2023年4月27日(木)、TOHOシネマズ六本木で『嘘の起源』のプレミアム上映イベントが開催されました。このイベントには映画『絵掻きうた』から後藤大、岡野海斗、秦健豪、古賀成美、映画『ホワイト ライ』から瑚々、田口愛佳、安井謙太郎が登壇しました。彼らは自身の役作りについて話し合い、また、作品のテーマにちなんだ「最近ついた嘘」を明かしました。
『絵掻きうた』と『ホワイト ライ』は、プロジェクト「嘘の起源」として制作された作品で、”人はなぜ嘘をつくのか?”という問いに挑むものです。
『絵掻きうた』では、相手の本当の気持ちが描かれる絵を描く似顔絵師の主人公が描かれます。後藤大が主演を務め、岡野海斗、秦健豪、古賀成美、広橋佳苗、田中ヒロコもキャストに名を連ねています。『ホワイト ライ』では、瑚々が就活生の楓花を演じ、田口愛佳が楓花の親友の真由役、安井謙太郎が楓花の幼なじみの優太役として出演しています。北澤早紀、崎浜梨瑚、雨宮ゆら、川田広樹も出演しています。
舞台挨拶では、秦健豪と古賀成美がMCを務め、まずは『絵掻きうた』の後藤大と岡野海斗に質問が投げかけられました。後藤は自身が演じた”薫”役の役作りについて、「劇中の絵はすべて自分で描きました。相手の気持ちが見えてしまうことは、超能力のように思えるかもしれませんが、なるべくそうならないように気をつけて演じました」と答えました。岡野は映画初出演について、「映画作品が作られていく過程を初めて見ることができ、長期間にわたって役を演じきる経験も初めてでした。緊張しながらも、楽しく演じることができました。また、私自身も’難波’のようにあまり嘘をつかないタイプなので、そのまま演じることができましたが、キャラクターの遠慮がちな部分は自分とは違ったので、その点を追求しながら演じました」と述べました。
次に、『ホワイト ライ』の瑚々、田口愛佳、安井謙太郎に役作りについての質問がありました。瑚々は音楽大学の学生である楓花役について、「進路、友情、恋に悩む役ですが、それらをしっかりと頭の中に入れることが役作りにとって大変でした」と話しました。田口は楓花の親友である真由役について、「撮影期間が限られていたため、一瞬でシリアスなシーンに到達してしまい、とても緊張してセリフを詰まらせてしまいました。しかし、隣で瑚々ちゃんが『大丈夫だよ』と励ましてくれたので、乗り越えることができました」と述べました。これに対し、古賀は「この2人はお芝居を通じて、今でも親友のような優しい雰囲気を感じます」と感想を述べました。
最後に、ボーイズグループ「7ORDER」の安井が自身の役作りに関連して「最近ついた嘘」を明かしました。安井は、ツアー中にスタッフから予備日のリハーサルについて尋ねられた際に、「夕方からリハーサルを行う」と答えたそうですが、自分たちの時間がなかったため、翌日にバーベキューを楽しむために休むことにしたと言いました。その後、スタッフに「今日は休んだほうがいいんじゃないか」と電話して嘘をつき、リハーサルを行わずにバーベキューを楽しんだと明かし、会場を沸かせました。
以上が、2023年4月27日に行われた『嘘の起源』プレミアム上映イベントの概要と、各出演者が役づくりや最近ついた嘘について語った内容です。
『嘘の起源』は5/13(土)より、渋谷ユーロスペースにて公開される。
登壇者:後藤 大、岡野海斗、秦 健豪、古賀成美『絵掻きうた』
瑚々、田口愛佳、安井謙太郎『ホワイト ライ』