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映画『八犬伝』東大卒クイズ王・伊沢拓司とクイズを楽しめる特別映像解禁!

唯一無二の奇想天外な物語で、日本のファンタジー小説の原点と称えられる「南総里見八犬伝」。
今回、山田風太郎の小説『八犬伝 上・下』(角川文庫刊)を映画化した前代未聞のエンターテインメント超大作『八犬伝』は、10月25日(金)より全国ロードショーとなります。

今月の公開に迎え盛り上がりを見せるなか、幅広い世代から高い人気を誇る<東大卒クイズ王・伊沢拓司>と一緒に、「八犬伝」クイズが楽しめる特別映像「ですが〜」編が到着しました。

「八犬伝」が描かれたのは今から約200年前だが、今なお日本のエンタメ業界に影響を与え続けている。映画『八犬伝』は、八犬士たちの冒険はもちろんのこと、作者・滝沢馬琴が「八犬伝」をいかにして完成させたかという背景までが描かれ、まさに老若男女が楽しめる作品にとなっている。そんな本作の魅力を伝えるべく登場したのが、先日最終回を迎えたばかりの人気テレビ番組「東大王」で活躍し、自身が立ち上げたクイズメディア「QuizKnock」ではYouTubeのチャンネル登録者数が235万人を超えるなど、あらゆる世代から絶大な支持を誇る伊沢拓司だ。
映像では、「『八犬伝』の作者は?」「馬琴が執筆中に親交のあった浮世絵師は?」などのクイズに答えるも、たびたび出題側から「ですが~」という返しをもらい戸惑うという、“クイズ王”のレアな姿を見ることができる。映画の本編シーン映像も登場する特別映像、伊沢と一緒にクイズを楽しみながら、気になる正解はぜひ映画館でチェックしてみてほしい。

合わせて、本作を鑑賞した伊沢から、映画の感想や見どころなど以下のコメントも到着した。

伊沢拓司コメント

【虚】と【実】2つのパートが混ざり合う独特の構成が面白かったです!特に「八犬伝」作者の馬琴や彼を取り巻く人々を描いた、【実】のパートが興味深くて。馬琴が創作に関して悩みながら自らの生き方にようやくたどり着く成長物語を、ひとつの伝記ものとして興味深く拝見しました。
馬琴役の役所広司さんは本当に素敵!役所さんの出演作品はたくさん観ているのですが、本作では、悩める一人の男としての馬琴を演じられていてそこがとても魅力的でした。映画の中で約30年もの年月が流れて、どんどん老境の域に達していくわけですが、馬琴は最後の最後までずっと悩んで、迷い続けています。世間は大作家として見ているし、周囲も馬琴のことを信じているけれど、本作の馬琴は自信を失いかける姿も含めて、迷える一人の男性として描かれている。弱い創作者としての滝沢馬琴像を、時に弱々しく、時に頑固に演じておられて、それを完璧に表現できる役所さんはさすがだなと思いました。本作で好きなシーンはいくつもありますが、鶴屋南北(立川談春)と馬琴が言い争った後の、馬琴の“迷い”が印象的でした。南北の言葉で、馬琴の創作や生き方に関する信念が揺らいでしまう。それがその後の彼の人生に大きな影響を与えることになるので、馬琴と南北のシーンは、この映画の中でも一番の見どころ、熱い部分だと思います。信念が揺らいだ馬琴がどうやって自分の真実にたどりつくのか、この映画の根幹となるシーンだと思いました。
個性豊かなキャラクターたちも魅力的で、僕の“推し”は犬山道節(上杉柊平)です!原作では直情径行型でそこも好きなのですが、今回の映画では「読めない男」的に扱いつつ、かっこいい見せ場もしっかりあって、より応援したくなる役どころになっています。VFXを駆使して表現された火遁の術もすごくかっこよくて、本作のアクションシーンの中でもすごく見ごたえがあると思います!

この映画は、「八犬伝」を知っている人も知らない人も楽しめる作品です。いろんな理不尽に苛まれる中で、信念をどう貫くかというところが映画のテーマでもあるので、いま自分の中に迷いを抱えている人とか、創作をしている人にとっては、普遍的な悩みが描かれていると思います。【虚】と【実】が交じり合うからこそ、楽しく観ながらも、自分の人生にも跳ね返ってくるものがある。そういった映画になっているので、ぜひ多くの人におすすめしたいです!

八犬士たちの迫力満点な冒険を描いた【虚】パート、「八犬伝」作者・滝沢馬琴の感動の実話を描く【実】パート、2つが交錯する前代未聞の構成でも話題の映画『八犬伝』。【虚】パートでは、滝沢馬琴に役所広司、葛飾北斎に内野聖陽、馬琴の息子・宗伯(鎮五郎)に磯村勇斗、宗伯の妻・お路に黒木 華、馬琴の妻・お百に寺島しのぶと日本映画界を代表する実力派が集結。さらには立川談春、中村獅童、尾上右近といった落語、歌舞伎界の顔が重要なキーパーソンで登場。【虚】パートでは、八犬伝のすべての始まりとなる伏姫に土屋太鳳、里見家に呪いをかける闇を司る玉梓に栗山千明、八人の剣士に渡邊圭祐、鈴木 仁、板垣李光人、水上恒司、松岡広大、佳久 創、藤岡真威人、上杉柊平、さらに重要な役柄で河合優実と今最も旬な注目の俳優たちが躍動している。監督は『ピンポン』や『鋼の錬金術師』シリーズの曽利文彦が務める。

物語
江戸時代の人気作家・滝沢馬琴は、友人の絵師・葛飾北斎に、構想中の物語「八犬伝」を語り始める。里見家にかけられた呪いを解くため、八つの珠を持つ八人の剣士が、運命に導かれるよう集結し、壮絶な戦いに挑むという壮大にして奇怪な物語だ。北斎も魅了した物語は人気を集め、異例の長期連載へと突入していくが、クライマックスに差しかかった時、馬琴は失明してしまう。完成が絶望的な中、義理の娘から「手伝わせてほしい」と申し出を受ける──。失明してもなお書き続けた馬琴が「八犬伝」に込めた想いとはー。『八犬伝』

原作:『八犬伝 上・下』山田風太郎(角川文庫刊)
監督・脚本:曽利文彦
出演:役所広司、内野聖陽、土屋太鳳、渡邊圭祐、鈴木 仁、板垣李光人、水上恒司、松岡広大、佳久 創、藤岡真威人、上杉柊平、河合優実、栗山千明、中村獅童、尾上右近、磯村勇斗、大貫勇輔、立川談春、黒木華、寺島しのぶ
製作:木下グループ 制作プロダクション:unfilm 配給:キノフィルムズ 2023/日本 G
コピーライト:©2024 『八犬伝』FILM PARTNERS.
公式サイト:https://www.hakkenden.jp
公式X・公式Instagram: @hakkenden_movie
本予告:https://youtu.be/TXGAj0ld5fI