『レディ加賀』完成披露上映会拶
日程：1月15日（月）
会場：新宿ピカデリー
登壇：小芝風花、松田るか、青木瞭、中村静香、雑賀俊朗監督
映画撮影のため、小芝は9カ月前から、他のキャストは4、5カ月前からタップダンスの指導を受け始めたようで。映画撮影のため、小芝は9カ月前から、他のキャストは4、5カ月前からタップダンスの指導を受け始めたようで。
松田が「ダンスの経験はあったものの、タップは勝手が違う。タップは“脱力”なんですよね」と説明し、小芝も「最初は力んじゃって音が鳴らなかったんですけど、速く鳴らすには足を脱力させて、ぷらーんとさせていないといけない。難しかったですね」と共感しました。
中村は「脚本を渡される前からタップダンスの練習に入ったので、劇中でどのくらいのレベルを求められるのかわからず怖かった。（タップの監修）HideboHさんの教室にお休みの日に行けるだけ行って、がむしゃらだったけど、部活みたいにキャスト同士の絆が深まったかなと思います」と当時のこと振り返りました。
2022年6月に石川県での撮影の話題が及ぶと、小芝は「オール石川ロケだったので、みんな同じ宿に泊まってて、だいたい露天風呂に行ったら誰かがいました。サウナ後の“ととのった状態”で。女性陣は裸の付き合いをしていましたね」と語りました。
その一方、青木は「男性キャストは人数が少ないので男湯に行っても誰もいなかった。毎回貸し切り状態だったので、女性陣のようにわちゃわちゃ話したかったな」「（森崎）ウィンくんとごはんに行ったりしてました」と共演者たちの仲の良さをうかがわせました。
タップダンスに関して、青木が「声を大にして言いたいんですけど、レベルが本当に高いです！ 僕が持ち上げすぎてるとかじゃない」と力説しました。対して小芝は「観る前にハードル上げてない？ 大丈夫？」と声をかけましたが、青木は「本当に上手だし、それはたくさんの練習があったからこそ。何がすごいって、楽屋で座っているときもみんな足が勝手に動いてるんです。『やっぱりすごいな』と思ってました」と語りました。また、雑賀監督は「同じようなタップシーンが続かないよう、『こんなタップ見たことない！』っていうアイデアを温泉に浸かりながらいろいろ考えました」と振り返りました。
イベント終盤では、映画劇中で新米女将たちが新なことに挑戦したことにちなんで、「今年チャレンジしたいことは？」という質問がMCから投げかけられ。小芝は「和のものに興味があるので、三味線」、松田は「ホーミー。2つの音を同時に出したい」と答えました。中村は「学生時代に吹いていたアルトサックスをまたやりたいんですけど、合奏が大好きなので、“小芝三味線”と“松田ホーミー”とセッションできれば」と提案し、会場の笑いを誘いました。青木は「ギター。でも手が大きすぎて弦を押さえられないんです」と悩みを口にし、雑賀は「去年始めたジム。今年はもっと高みを目指してがんばりたい」と語りました。
最後に、雑賀監督は「2022年6月に撮影したとき、地元の方々にすごく協力していただき、感謝しています。1月1日に起こった能登半島地震ではすごく心が痛みました。皆さんを応援したく、この映画の配給収入の5％を義援金として石川県に届けようと思っています」と報告しました。一方、小芝は「この映画には石川県の素敵なところがたくさん登場します。作品を通して改めて石川県の魅力をお伝えできればと思います」と呼びかけました。
小芝は本作の台本を読んだ感想について、「お着物を着ながらタップをするという、和と洋の融合にすごく惹かれた」と語りました。さらに、「いろんな困難があっても乗り越えていく石川県の人たちの力強さも感じましたし、良い作品にできたらいいなと思って臨みました」と述べ、作品への期待と意気込みを表現しました。
歴史ある温泉街をタップダンスで盛り上げる⁉︎
若女将たちの奮闘に、笑って泣いて心の芯まで温まる、感動のハートフルムービー誕生！物語・・・
樋口由香（小芝風花）は、加賀温泉にある老舗旅館「ひぐち」の一人娘。小学生の時に見たタップダンスに魅了され、上京してタップダンサーを目指したものの現実はうまくはいかず、夢を諦めて実家に戻って女将修行を始めることに。何をやっても不器用な由香は女将修行に苦戦するものの、持ち前の明るさとガッツで奮闘する。そんななか、加賀温泉を盛り上げるためのプロジェクトが発足し、由香は新米女将たちを集めてタップダンスのイベントを開催することになるが……。
映画『レディ加賀』作品情報
| 公開日 | 2024年2月9日公開予定 |
|---|---|
| キャスト | 監督：雑賀俊郎 出演：小芝風花 松田るか 青木瞭 中村静香 八木アリサ 奈月セナ 小野木里奈 水島麻里奈 佐藤藍子 森崎ウィン 檀れい |
| 配給 | アークエンタテインメント |
| 制作国 | 日本（2024） |
| 上映時間 | 108分 |
| 公式サイト | https://ladykaga-movie.com/ |
(C)「レディ加賀」製作委員会
