映画『リバー、流れないでよ』

映画『リバー、流れないでよ』は、上田誠監督率いるヨーロッパ企画によるタイムループコメディ作品です。初日舞台挨拶がTOHOシネマズ日比谷で開催され、藤谷理子、鳥越裕貴、中川晴樹、近藤芳正、山口淳太監督が登壇しました。

藤谷は「ミコト役の藤谷理子です」と自己紹介を3度繰り返し、中川がツッコミを入れました。藤谷は笑いながら「失礼いたしました」と謝罪し、改めて多くの観客に感謝の意を表しました。また、近藤は2年半前に京都に移住し、本作への出演が移住の決断を後押ししたことをジョーク交じりに話しました。山口監督も「気まずい暴露が色々行われましたけど」と苦笑いしながら、応援してくれたファンやクラウドファンディングの支援者に感謝の意を述べました。

山口監督は前作『ドロステのはてで僕ら』の好評を受けて、本作を製作することになった経緯を説明しました。実際の撮影では、2分間のシーンを作るために何度も撮り直しが行われたと紹介しました。鳥越は「本当にループを抜け出せへんねや」と笑いながらコメントし、中川は監督ではなく時計が判断基準であることを指摘しました。

その後、登壇者たちは「理想の2分」について話しました。鳥越は貴船神社に参ることを挙げ、「人間がリセットされる感じ」だと語りました。近藤は一日の最後に入るお風呂を愛しており、「お風呂に入った瞬間にすべての幸せを感じる」と述べました。中川は自身の俳優活動について思いを巡らしながら、本作が人生を変える作品であると胸を張りました。

近藤は本作の公開までの苦労を振り返り、「スタッフキャストが一丸となった作品」と力を込めて語りました。山口監督はヨーロッパ企画の姿勢を伝え、「唯一無二のタイムループ作品が出来上がった」と述べました。観客に自慢できるような作品になるよう努力すると力強く締めくくりました。

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