岩城滉一が主演を務める映画『ラストターン 福山健二71歳、二度目の青春』の公開日が2024年5月10日(金)に決定し、本予告&ポスタービジュアルが解禁された。
人生100年時代と言われ、定年退職後・子育て後の人生が昔と比べて格段に長くなった現代。本作ではそんな時代の中、人生の最期のページを意識し始めた71歳の主人公が、一歩を踏み出して様々な人と交流し新たな挑戦をはじめ、自分の第二の青春を送ろうとする姿を、オリジナル脚本で描く。
これまで年齢を感じさせないワイルドなイメージが強かった岩城滉一が本作で演じるのは、ごく普通に暮らし定年を向かえた71歳になる福山健二。認知症だった愛妻を看取り、刻々と近づく人生の最期を意識し始めていた健二は、自身の物忘れに不安を覚え始め、市のコミュニティクラブへ参加することを決意する。さらに、ずっと苦手だった水泳に挑戦するなど、新たな一歩を踏み出していく。なお、岩城が映画で主演を務めるのは、1997年に公開した『なにわ忠臣蔵』以来となる。
共演には、健二を置いて亡くなってしまう愛妻・福山佳代役に宮崎美子、健二が通う水泳教室の講師・岸本香里役に高月彩良、健二を色々なところに引っ張っていく社交的な友人・橋本勉役に田山涼成、さらに淵上泰史、西尾まり、三浦誠己、貫地谷しほりらが名を連ねる。監督・脚本を務めた久万真路監督は、数多くの監督の下で助監督を経て、映画『うちの執事が言うことには』で長編映画監督デビュー。その後はNetflixオリジナルドラマ「火花」の7・8話や、テレビドラマ「ワカコ酒」等を手掛けている。
本予告では、岩城滉一の熱演が光る本編映像が初解禁されている。毎晩、亡くした愛妻・佳代(宮崎美子)に語りかけるように、その日起きた出来事を日記に綴る71歳の健二(岩城滉一)。定年を向かえ、趣味なし、友人もなしというひとり空虚な日々をおくる中、「何かあってからじゃ困るから」と自宅に見守りカメラをつけてくれた息子夫婦とも気持ちがすれ違ってしまう。
刻々と近づく人生の最期を意識し始めた健二の目にふと入ってきたのは、シニア向けのコミュニティクラブ「健康長寿いきいきクラブ」のチラシ。最初は乗り気でない健二だったが、「これからはね、何でも手作りして健康に暮らしていきたいの」と味噌を手作りするなど明るく前向きだった生前の妻を思い出し、一歩踏み出してみることを決意する。
踏み出した先で、陽気で社交的な友人・橋本勉(田山涼成)と出会い、親交を深めていく健二。また、泳げないためずっと敬遠してきた水泳にもチャレンジすることにし、水泳選手の夢破れて講師を続ける岸本香里(高月彩良)と出会う。すぐにはうまくいかなくても、「これが最後のチャンスなんですよ!」と諦めない健二の姿に、声優・井上和彦のナレーションが加わり、温かな余韻とともに映像は締めくくられる。
併せて解禁されたポスタービジュアルは、一歩踏み出した71歳の健二の、希望に満ちた清々しい表情が印象的な仕上がりに。生前の妻との和やかな様子、友人の橋本、水泳教室の講師・岸本と過ごすいきいきとした姿も切り取られており、「人生はいつからでも輝ける」という温かくも力強いコピーが、第二の青春へと歩み出す健二自身を物語っている。
<ストーリー>
定年退職し、認知症だった愛妻も看取り、一人一軒家で暮らす福山健二(71)。
寂しくはあるが、穏やかでささやかな幸せの日々の中、ある日、物忘れに不安を覚える。
刻々と近づく人生の最期を意識し始めた健二は、息子家族にも誰にも迷惑かけずに過ごせるよう、健康維持と「認知症予防」に取り組み始める。
その一つとして、市のコミュニティクラブをに参加した健二は、橋本(71)という陽気な老人と知り合い、酒屋や病院検査を共にして、友好を深めていく。
ある日、水泳教室体験入会の張り紙を見つける2人。全く泳げない健二は躊躇するのだが、橋本の「出来ない事、出来るようになるの愉快じゃないですか?」という言葉に後押しされ、水泳教室に参加することにする。
水泳講師・岸本香里(24)の指導を受けることになった健二たち。
健二は水泳を、今生きる人生のために、大切な「挑戦」であり「目標」だと考えはじめ—。
■映画『ラストターン 福山健二71歳、二度目の青春』
5月10日(金)全国公開
キャスト:
岩城滉一
高月彩良 淵上泰史 西尾まり 三浦誠己 / 貫地谷しほり(友情出演)
田山涼成 宮崎美子
監督・脚本:久万真路
製作プロダクション:ザフール
配給:イオンエンターテイメント
公式サイト⇒lastturn-movie.com
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