配給:オープンセサミ、フルモテルモ
© 2022 Onyx Films – Bidibul Productions – Rectangle Productions – Chapter 2日付:6月11日
会場:新宿武蔵野館
登壇:堀内賢雄(ゴシニ)、小野大輔(サンペ)、小市眞琴(ニコラ)
「この日は天気が雨模様でしたが、満席で迎えられました。私たちは映画『プチ・ニコラ』の出演をきっかけに作品に魅了されました。フランスで愛され続ける児童書の名作が原作であることを知り、私は本当に感動しました。初めて触れた作品なのに、懐かしさと温かみを感じました。フランスで語り継がれる名作を知ることができて本当に良かったです」と、堀内さんは語っています。小野さんも同様の感動を抱き、作品に初めて触れたにも関わらず、懐かしさと温かみを感じたと述べています。そして、小市さんも映画のイラストに親しみを感じ、ニコラ役として参加できたことに喜びを感じています。
堀内さんと小野さんは一緒にアフレコ収録に参加しました。堀内さんは音楽や絵に引き込まれ、自分の感情がゴシニと重なったと言います。そしてジョークを交えながら、「吹き替えだと声を張ることが多いですが、今回は優しい抑えの演技を意識しました。小野大輔さんの目を見つめながらアフレコしました」と述べています。小野さんも堀内さんを見つめながらアフレコしたとき、熱演できたと感じたようです。
一方、小市さんは一人で収録に臨みましたが、堀内さんと小野さんの声を事前に聞くことができたため、フランス版原音の男の子の声のトーンを崩さずに、柔らかさと元気さを表現することができたと語っています。そして、三人はお互いの演技に感謝し合い、絶賛し合っています。堀内さんは小市さんの声を「こういう子供でありたいという素晴らしい声だった」と賞賛し、小野さんも「マジで子供が喋っていると思った」と絶賛しています。
また、映画『プチ・ニコラ』の魅力についても語られています。堀内さんはテレビが届いたり、女の子にカッコつけたりといった要素が自身の子供時代の思い出とリンクすると述べています。一方、小野さんは家族を超えた友情から生まれた物語が長く愛される理由だとし、絵と音楽に引き込まれたと語っています。そして、小市さんもニコラの姿に自分の昔の姿が重なり、映画の音楽が1950年代当時の曲であることから、その時代に自分も存在しているように感じたと述べています。
最後に小市さんは、「物語の終盤に登場する等身大のニコラ君のシーンは、本当に感動的です。アフレコ中は涙を抑えていましたが、映像チェックの際には思わず涙が流れました。字幕版も素晴らしいですので、ぜひ日本語吹き替え版と一緒にご覧ください。」とアピールしています。小野さんは、「この作品は、ものを作る人々の情熱や絆が深く優しく描かれており、その点に深い感銘を受けました。自分たちが作り上げた作品がこれからも長く愛され続けることは、本当に嬉しいです。この作品を通じて、エンターテインメントに携わることの素晴らしさと尊さを改めて実感しました。」と心から語っています。堀内さんは、「素晴らしい作品に出会って感動を共有するセリフを言えた瞬間は、本当に喜びを感じます。このような素晴らしい作品に出会えたことを、多くの人に伝えたいです。アフレコ収録後に心地良い気持ちで帰ることは滅多にありませんが、この作品では達成感を得ることができました。」と、大ヒットを願っていることを述べています。