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映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』

6月16日、『ブラッククローバー』の初の映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』が全国ロードショーおよびNetflixでの世界独占配信が開始されました。この作品は週刊少年ジャンプ(集英社)にて絶賛連載中であり、シリーズ累計1,900万部を超える大人気作品です(原作者:田畠裕基氏)。 映画公開を祝して、公開記念舞台挨拶が行われ、梶原岳人さん(アスタ役)、島﨑信長さん(ユノ役)、優木かなさん(ノエル役)の声優陣に加え、ゲスト声優の高橋文哉さん(ジェスター役)と飯豊まりえさん(ミリー役)も登壇しました。キャスト陣は大きな拍手で迎えられ、舞台に立ちました。 梶原さんはテレビアニメシリーズの開始から主人公アスタ役を演じており、「皆さん、こんにちはああ!!」と大きな声で挨拶しました。島﨑さんも「皆さん!こーんにちは!ユノはクールなので恥ずかしいんですけど、今日は楽しくお話しできたらと思います。」とコメントし、優木さんも「たくさんブラクロの良さ、愛を語って行きたいと思います!よろしくお願いします」と元気に挨拶しました。また、高橋さんは「ここに今日無事に立てたことを嬉しく思います」と述べ、飯豊さんも「ブラクロに出演させていただくことができて、すごく嬉しいです。私の役は少ししか出てこない役柄なので、皆さんと舞台に立たせていただいたこと、とても恐縮です!本日はよろしくお願いします」と挨拶しました。

飯豊は原作を読んだ感想として、「魔法が大好きです!キャラクターがみんな可愛くて、友情やバトルも面白いです。魔法帝の皆さんが愛おしくてかっこよくて、泣きそうになりました。オールスターが集結していて、すごく見応えがありました!」と興奮しながら語りました。一方、高橋は「男の子なので、観た時はこういうのが好きだなと思いました。アスタのキャラクター性のおかげで、いろんなことにより深く入り込めて、魔法ってかっこいいなと本当に思いました。男の憧れが詰まっていると原作を読んで思いました!」と男心をくすぐられたエピソードを明かしました。

映画を観た印象について、島﨑は「王道な作品で、こんなに努力や友情、勝利を体現している作品は最近では少ないですよね。ここまでストレートに表現しているのは珍しいです。どなたが観ても背中を押してもらえる作品で、一歩を踏み出してみよう、諦めないでいよう、挑戦してみようという前向きなエネルギーを観ることができます。映画も同じように背中を押してもらえるものになっていると思いました。」と話しました。高橋は初めて映画を観た時のことを「衝撃でしたね!映画で手を差し伸べ合ったり、互いに助け合ったりしている関係性が深く見れたのも良いなと思いましたし、映画から観てもブラッククローバーの魅力がたくさん伝わるなと思いました。テレビシリーズから観て映画を観た方は、この映画は素晴らしい!と思っていただける集大成だと思いました。魅力が至る所に散りばめられている作品です!瞬きするのを忘れないようにね!」と観客に語りかけました。

イベントでは、声優チームと俳優チームが初対面となり、お互いの印象を語りました。梶原は高橋と飯豊を絶賛し、「ため息が出るほど美しい!」と表現しました。また、声優あるあると俳優あるあるのコーナーでは、面白いエピソードが披露されました。

俳優あるあるについて梶原は、「4K対応」と発表しました。回答について梶原は「俳優はカメラに映ることが多いですし、写りが違うよなと思ってたんです。美しいにも繋がりますが、4Kに対応していると思います」と語りました。優木も「本当にマジで輝いてます!二人とも美しいです」と大絶賛し、島﨑も「4Kでも全く見劣りせず、実写に近くなってむしろ美しい!僕はまだアナログなんでちょっと…地デジも対応していないのでね!」と会場を笑わせました。

声優あるあるについて高橋が「吸入器1日1時間!!&泣き芝居」と発表しました。これに対し優木は「1時間!長い!」と即座に反応しました。優木は自宅に吸入器があると話しましたが、梶原は「僕は実際には一回しか使ったことがありません」とし、島﨑については吸入器を持っていないことで「一家に一台あると思っていた」と飯豊が驚く場面もありました。さらに、泣きの芝居に関しても、飯豊が「泣きの演技を声だけで表現できるのが本当にすごいと思います。さっきまで泣いてた人ですよね?と思うくらい切り替えが早い!声優さんならではの技術だなといつも驚きがあります」と語ると、島﨑は「声優は瞬間沸騰器みたいなところがある!」と表現しました。「瞬発力とその場の対応力みたいなのを、声優は持っているね。現場でお芝居している時に、急に生き別れの双子なんです、って言われるほど唐突なときもありますね」と盛り上がりを見せました。

最後には、島﨑が高橋と飯豊にファミリーの掟「仲良くして︎」を伝授しました。島﨑はこの掟について「作品のチームも仲良くて、黒の暴牛も仲良いのに、現場の空気最悪とか嫌じゃん!」と熱弁しました。飯豊は「今日だけしか会えないのは寂しいなと思っています。これからもご一緒したいです」と話しました。優木も「今回魔法帝が復活したので、またみんなに復活してもらって!またみんなで演技したいですね」と続編での共演を熱望していました。

原作・総監修・キャラクター原案:田畠裕基(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:種村綾隆
キャラクターデザイン:竹田逸子
サブキャラクターデザイン:徳永久美子 プロップデザイン:髙橋恒星
美術監督:前田有紀 色彩設計:篠原愛子
撮影監督:國井智行 編集:奥田浩史 音響監督:髙桑 一
音楽:関 美奈子
脚本:ジョニー音田 折井 愛
制作:studioぴえろ(「BLEACH 千年血戦篇」「NARUTO -ナルト-」「幽☆遊☆白書」)
製作:映画ブラッククローバー製作委員会
配給:松竹ODS事業室

 

主題歌:TREASURE「Here I Stand」

アスタ:梶原岳人
ユノ:島﨑信長
ヤミ:諏訪部順一
ノエル:優木かな
ユリウス:森川智之
コンラート:関 俊彦
エドワード:大塚芳忠
プリンシア:沢城みゆき
ジェスター:高橋文哉
ミリー:飯豊まりえ

©2023「映画ブラッククローバー」製作委員会 ©田畠裕基/集英社

 

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