公開記念舞台挨拶
日時:10月12日(土)
会場:新宿ピカデリー
登壇:伊藤万理華、中川大志、ステファニー・アリアン、酒井麻衣監督
本作は、「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」をテーマとしたプロジェクト「(not) HEROINE movies」の第4弾にあたる。物語は、“人目を気にせず、好きなように生きる”をモットーにする主人公・チャチャの恋と成長を描いている。イラストレーターであるチャチャを伊藤が演じ、彼女と偶然出会うミステリアスなキャラクター・樂(らく)を中川が、そして塩野瑛久演じる護の恋人ピオニーをアリアンがそれぞれ演じている。
伊藤は、赤いドレス姿で登場し、「チャチャにとっても晴れ舞台なので、自然とこの衣装を選びました。赤はこの作品のテーマにもなっています」と笑顔で語った。周囲からの反響について尋ねられると、「観るまでは予想ができない作品なので、どのような感想が出てくるのか気になります。少しだけSNSで感想をチェックしてしまいました」と語り。
「チャチャを演じるうえで、すべてがチャレンジだった」と述べ、「これまでにない姿勢で挑まなければ、チャチャを理解できないと思いました。他のキャラクターの個性が際立っているからこそ、チャチャの魅力が引き立つのだと思います」と振り返った。また、出演が決まる前から友人に「チャチャ」と呼ばれていたことを明かし、「運命的だと感じました。チャチャという役柄も自分にしっくりきました」と語った。
酒井監督は、「『予想外の展開で、いい意味で裏切られた』『1秒先が読めなくて面白い』といった感想をいただけて、とても嬉しく思っています。この作品には多くの発見があるので、二度目以降はさまざまな点に注目しながら観ていただければと思います」と呼びかけました。
中川は、役について「普段の自分とは異なる要素を持つキャラクター」と説明し、「私は信頼している人には全てをさらけ出すタイプですが、樂はミステリアスで危うさを持っています。そうした点に魅力を感じ、表現してみたいと思いました」と、役を引き受けた理由を語った。共演のアリアンとは英語でコミュニケーションを取っており、中川は「良い勉強になりました」と振り返った。アリアンは中川の英語を「ベリーグッド! めちゃいい」と評価しました。
イベントでは、“野良猫系”女子であるチャチャにちなみ、「〇〇みたいな自分」というテーマで話が進められました。伊藤は「私は野良猫ではなく“家猫”みたいな伊藤万理華です。家が好きで、人を招いたり何かを作ったりと、家の中で活発に過ごしています」と語りました。中川は「“おじいちゃん”みたいな中川大志です。26歳ですが、お酒を飲むとすぐに寝てしまったり、趣味でゴルフや釣りをしたり、朝早くに目が覚めたりします。よく20代らしくないと言われます」と自身の様子を明かしました。伊藤はこれに対し、「現場でもとても落ち着いていました。おじいちゃんというよりは、大人っぽいです」とフォローしました。
最後に伊藤は、「野良猫のようなチャチャが、さまざまな人物との交流を通じて人間味を増していく様子を楽しんでいただければと思います。いろいろな視点で人を知っていくことは素敵な体験だと思いますので、チャチャを通じてその感覚を味わっていただけたらうれしいです」とメッセージを送りました。
酒井は、「この作品はさまざまな視点から楽しめる映画です。最後には、良い意味で予想できない展開が待っていますので、長く愛していただけると幸いです」と語り、イベントを締めくくりました。
物語 デザイン事務所で働くイラストレーターのチャチャ。自由奔放な振る舞いで周囲から反感を買うこともあるが、人目は気にせず、好きなように生きるをモットーに過ごす日々。ある時、屋上で偶然出逢った樂(らく)にチャチャは興味を持つ。お互いに好きなものは正反対だけど、「2人いたら丁度いい」と次第に惹かれていくが・・・。野良猫系女子の予測不能な恋の顛末とは!? 酒井麻衣監督が贈る、ビザール(=風変わりな)ラブストーリーが誕生! |
『チャチャ』作品情報
公開日 | 2024年10月11日公開中 |
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キャスト | 監督:酒井麻衣 出演:伊藤万理華 中川大志 落合モトキ 福山翔大 中島侑香 佐々木史帆 小林亮太 |
配給 | メ~テレ=カルチュア・パブリッシャーズ(配給協力:ラビットハウス) |
制作国 | 日本(2024) |
上映時間 | 108分 |
公式サイト | https://notheroinemovies.com/chacha |
公式X | @NotHeroineM |
@NotHeroineM |
(C)2024「チャチャ」製作委員会