夢をあきらめない少女たちがカーリングで再び輝いた日々を取り戻す映画『カーリングの神様』(監督:本木克英)が11月8日(金)より、新宿ピカデリー他にて全国公開される。
「氷上のチェス」と言われ、知力、体力、そしてチームワークが求められるカーリングに懸ける女子高校生たちを描く、映画『カーリングの神様』。
本作は、主演の本田望結をはじめ、川口ゆりなや長澤 樹、泉智奈津、白倉碧空、秋山ゆずきらフレッシュなキャストたちに加え、高島礼子、柄本 明、田中麗奈、六角精児など豪華なベテラン・キャスト陣がガッチリと脇を固める多彩な顔ぶれ。監督を務めるのは、『超高速!参勤交代』(14)でブルーリボン賞作品賞や日本アカデミー賞優秀監督賞に輝き、『空飛ぶタイヤ』(18)で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞し、『大コメ騒動』(21)や、池井戸潤原作を映画化した『シャイロックの子供たち』(23)などのメガホンを取ったストーリーテリングの名手、本木克英。個性あふれる俳優たちとともに感動の物語を創り上げた。
この度、白熱するカーリングの試合のシーンを含む場面写真が解禁となった。試合のシーンは吹き替えなしでキャスト自身が演じているのも本作の見どころのひとつ。クランクイン前の1ヵ月間、カーリングのプロ選手から直接猛特訓を受けた上で撮影に臨んだキャストたち。その甲斐あって、終盤に見せるカーリング・シーンは迫力の連続! 主演の本田も「リンクが空いていれば朝から練習していた」と言うほど、彼女たちの本気のカーリングを目の当たりにできる。解禁された場面写真も、ストーンを投げたり、ブラシでスイーピングする姿が数々切り取られている。
小学生時代に輝かしい優勝経験もあるカーリング・チーム“みよステラ”の再結成に立ち上がる香澄(本田望結)だが、かつてのチームメイトだった舞(川口ゆりな)は強豪チームに移籍しエースとして大活躍していて、“みよステラ”に戻ってくる様子は全くない。舞の代わりに、転校生の実乃梨(長澤 樹)が新メンバーとしてチームに加わるも、戦力としては未知数だ。
短期間でチームを成長させるために不可欠な優秀なコーチを、かつての名選手の鈴木(秋山ゆずき)に依頼しても断られ、せっかく集まったメンバーは仲間割れし、問題は山積み。試合に出ることすらままならない。だが、地元・御代田町で開催されるカーリング国際大会のエキシビジョン・マッチへの出場を目標に、「カーリングホールみよた」オーナーの植田(高島礼子)や土屋(六角精児)、カーリング界のレジェンドの小宮山(柄本 明)ら御代田の人たちから絶大な協力を得て、ひとつひとつ壁を乗り越えていく。
苦難を乗り切り、ついにエキシビジョン・マッチ出場をかけた試合に漕ぎ着けた“みよステラ”の前に現れたのは、舞が所属する強豪チーム“軽井沢EC”だった。チーム・ワークでの勝利を目指す“みよステラ”に対して、個人プレーで優る“軽井沢EC”。両チームは一歩も譲らない白熱する試合を展開! 運命のストーンの行方は……。
大きな壁にぶつかりながらも、子どもの頃の純粋な気持ちを思い出すことで、仲間と一緒に熱中する喜びを噛みしめる女子高校生たちの姿をみずみずしく描き出した本作の監督を務めるのは、『超高速!参勤交代』(14)でブルーリボン賞作品賞、日本アカデミー賞優秀監督賞に輝き、『空飛ぶタイヤ』(18)で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した本木克英。
撮影が行われた御代田町は、本州のカーリングの聖地と呼ばれている。本編にも実名で登場した「カーリングホールみよた」は、カーリングがブームとなる10年以上前にオープン。本州で最も歴史の長いカーリング専用施設であると同時に、日本で唯一民間運営されているカーリング施設である。撮影は御代田町の全面協力を得て、昨年12月に行われた。
キャスト&スタッフ
出演:本田望結
泉智奈津、白倉碧空、長澤 樹 / 川口ゆりな
秋山ゆずき、山崎竜太郎、内浦純一
柄本 明、六角精児、田中麗奈、高島礼子