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映画『わたのはらぞこ』

点と(加藤紗希&豊島晴香)の新作長編映画『わたのはらぞこ』の製作を支援するクラウドファンディングが、本日4月8日にスタートしたそうです。
「点と」(https://ten-to.themedia.jp/)は、振付師/俳優の加藤紗希と俳優の豊島晴香による創作ユニット。2人が製作した初の短編映画『泥濘む』は、2019年の第41回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)に入選。
その後、初の長編映画『距ててて』(https://hedatetete.themedia.jp/)が2021年の第43回PFFで観客賞を受賞、TAMA NEW WAVEや田辺・弁慶映画祭といった主要映画祭でも入選を果たした。『週刊文春CINEMA』2022年夏号で「期待の監督5人」に選出されるなど、いま注目のユニット。

『距ててて』は2022年、東京・ポレポレ東中野を皮切りに全国で劇場公開され、口コミで評判が広がった。俳優主導でそれぞれの強みを活かした自由な創作、表情豊かで巧みな演技、独特のユーモアと発想力で描かれた脚本、瑞々しい映像センスが各地で好評を博し、2人の初の長編にして代表作になった。

そんな点とによる待望の長編第2作『わたのはらぞこ』の製作が、ついに決定した。
『わたのはらぞこ』
『わたのはらぞこ』は、長野県上田市との縁から、同地に実在する上田映劇・犀の角といった施設・場所や、やどかりハウス・リベルテなどの活動をきっかけに、住民の方々にも出演してもらいながら作り上げるフィクション映画。
『わたのはらぞこ』
ヨシノ役で神田朱未が主演するほか、加藤と豊島、本荘澪、湯川紋子、髙羽快が出演、『距ててて』の俳優たちが再集結する。さらに、映画の音楽および音響デザインを三浦康嗣が担当することも決定している。

Motion Galleryにてクラファンスタート

本作の製作開始に向けて、支援のためのクラウドファンディングプロジェクトがMotion Galleryサイトでスタートした。このクラウドファンディングは、3,000~500,000 円の18の支援コースがあり、試写会への参加権、脚本のPDF、『距ててて』の非売品DVD、ロゴ入りのTシャツとサコッシュ、エンドロールへの名前の掲載といった多彩なリターンが用意されている。リターンには、支援者の名前が劇中に登場する権利、支援者のためのオリジナルの短編小説やダンスの創作、ワークショップの開催権など、点とならではのものも多数ある。

映画『わたのはらぞこ』

ストーリー
山々に囲まれた歴史ある街・上田を訪れたヨシノ。
東京での日々に苦しさを感じた彼女がこの街に来た目的は、ゲストハウスでありながら同時に劇場であり、カフェでもあるこの街の特別な拠点「犀の角」を訪ね“休憩”することであった。
かつてこの上田には深い深い海があった。数年前、8メートルものクジラの化石が発見されたこの街を歩きながら、ヨシノは不思議な出来事に次々と巻き込まれていく。
今が現実なのか、夢なのか、過去か未来かも曖昧な時間の中で、ヨシノの“休憩”は予想もしないものになっていって……

監督:加藤紗希
脚本:豊島晴香
出演:神田朱未/加藤紗希/豊島晴香/釜口恵太/本荘澪/湯川紋子/髙羽快
音楽・音響デザイン:三浦康嗣(□□□)
撮影:寺西涼
照明:西野正浩
録音:(調整中)

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