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映画『それいけ!ゲートボールさくら組』

都内で行われた映画『それいけ!ゲートボールさくら組』の完成披露上映会には、藤竜也、石倉三郎、森次晃嗣、山口果林、田中美里、小倉一郎、大門正明の他、野田孝則監督の計8人が出席しました。森次は自身が演じたシーンで赤い老眼鏡をかける場面があることを明かし、それはかつて放送されたTBS系ドラマ『ウルトラセブン』の主人公・モロボシ・ダンがセブンに変身する際のイメージだったと述べました。野田監督は笑顔で、「モロボシダンが歳をとったら、こういうウルトラアイの使い方をするんだろうなという感じで演じてくださいました」とコメントしました。

山口果林さんは、認知症の症状が出始めている役柄を演じたことについて、「サクラのようなボケ方なら、認知症も悪くないかな」と前向きに語りました。高橋監督は、撮影時に台本を挟んで「今日は晴れるぞ」と思っていたことを明かしました。一方で、雨男の生田さんは山﨑さんと柚穂さんに謝罪し、「ごめんねぇ~。雨男パワーがゴリゴリに勝っちゃって。申し訳ない」と平謝りしたそうです。田中美里さんは娘役を演じた山口さんについて、「サクラがすごくチャーミングで、応援してるシーンや私を励ましてくれるシーンは、本当にかわいい仕草がたくさんあって」とコメントしました。

山口果林さんと田中美里さんは、NHK朝の連続テレビ小説のヒロイン経験者であり、山口さんは1971年の『繭子ひとり』、田中さんは1997年の『あぐり』に出演していました。また、ベテラン俳優たちとの共演について、山口さんは「私もこんなに素敵な歳の取り方をしたいです」と語り、野田監督は「テーマはゲートボールですが、人生に遅すぎることなんて一つもないということを伝えています。年齢に関係なく、全世代に共感できるメッセージだと思います」と作品をアピールしました。

最後に藤竜也さんは自信たっぷりに、「大いに笑っていただける映画になっています」とメッセージを送りました。この作品は世代を超えて楽しめる作品となっています。

配給:東京テアトル
5月12日(金) “笑顔満開”ロードショー

(オフィシャル素材提供)

 

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