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映画『かくしごと』アザービジュアル3種解禁!

杏主演のヒューマンミステリー『かくしごと』のアザービジュアル3種が解禁されました。

虐待を受け、記憶を失っている少年を守るため、自分が母親だと嘘をつくことで“家族”となる千紗子と拓未。認知症の父・孝蔵と3人で家族として生活し始めますが、その生活は長くは続かず──。

1枚目は、海をバックに千紗子、拓未、孝蔵の3人が並ぶ家族写真のようなビジュアル。血のつながらない拓未とは家族といえるほどの絆が結ばれていたという強い想いが表現されています。

2枚目は、海を眺める千紗子と拓未の後姿をとらえたもの。頭が触れ合うようにぴったりと寄り添う二人の、親子として過ごした時間が切り取られています。

3枚目はガラッと雰囲気が変わって、里谷家の縁側で背中合わせで座る千紗子と拓未の姿が。千紗子を演じた杏は「(拓未に)『お母さん』と呼ばせることで、共犯関係に持ち込んでいるのが罪深い」と強い衝撃を受けたと話しており、そんな“罪深い”セリフと、こちらを見つめる千紗子の表情が印象的なビジュアルとなっています。

杏の演技について、「自分の人生をぶつけてくれている感じがあって、すごく感動した」と話す関根光才監督。「僕は普段から人が生きている以上、怒りとかとげとげしい感情も大切にしないといけないと思っています。でも、周りのことを考えて、隠してしまう人が多く、思っていることが伝わらない社会になってしまった。その中で、今回杏さんが人ってこういうことを考えてるよね、感じてるよねって、素直な個人としての感情みたいなものを出してもらえたことが、すごくよかったです。これまでの出演作で、意外にこういう杏さんは、見たことがないのではないでしょうか。僕自身、生々しい感情を演じる杏さんをずっと見たいと思っていたので、この作品で見られて、杏さんの俳優としての凄まじい力を感じました」と称賛しています。

物語・・・
絵本作家の千紗子(杏)は、長年絶縁状態にあった父・孝蔵(奥田瑛二)の認知症の介護のため、渋々田舎に戻る。他人のような父親との同居に辟易する日々を送っていたある日、事故で記憶を失ってしまった少年(中須翔真)を助けた千紗子は彼の身体に虐待の痕を見つける。少年を守るため、千紗子は自分が母親だと嘘をつき、少年と暮らし始めるのだった。
ひとつの“嘘”からはじまった千紗子と少年、そして認知症が進行する父親の三人の生活。最初はぎこちなかった三人だが、次第に心を通わせ、新しい家族のかたちを育んでいく。しかし、その幸せな生活は長くは続かなかった。
許されないとわかっていても、なぜ彼女は嘘をついてまで少年を守ろうとしたのか。そして、このひとつの嘘から明かされていく、それぞれの<かくしごと>とは―。ラスト、彼女が知る真実に、あなたもきっと涙する。『かくしごと』


中須翔真 佐津川愛美 酒向芳
木竜麻生 和田聰宏 丸山智己 河井青葉
安藤政信 / 奥田瑛二

脚本・監督:関根光才

原作:北國浩二「噓」(PHP文芸文庫刊)音楽:Aska Matsumiya
主題歌:羊文学「tears」F.C.L.S.(Sony Music Labels Inc.)
エグゼクティブプロデューサー:松岡雄浩 津嶋敬介 小西啓介 企画・プロデュース:河野美里
プロデューサー:服部保彦 石川真吾 櫻田惇平 アソシエイトプロデューサー:青木真代
撮影:上野千蔵 照明:西田まさちお 録音:西條博介 美術:宮守由衣 装飾:野村哲也
衣裳:立花文乃 ヘアメイク:那須野詞 編集:本田吉孝 音響効果:渋谷圭介
助監督:亀谷英司 制作担当:入江広明
ラインプロデューサー:渡辺修
企画・制作:ホリプロ
配給:ハピネットファントム・スタジオ
文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会©2024「かくしごと」製作委員会

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