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映画『うかうかと終焉』完成披露上映会

映画『うかうかと終焉』完成披露上映会
日程:10月13日(金)
場所:テアトル新宿
登壇:西岡星汰、渡辺佑太朗、松本妃代、乃中瑞生、中山翔貴、大田雄史監督

演劇界の重鎮たちが絶賛!
第23回日本劇作家協会新人戯曲賞受賞作を映画化

廃寮となる木造学生寮。共に過ごした仲間たちの最後の5日間の物語。

永井愛、マキノノゾミといった錚々たる演劇人が審査員を務めた第23回日本劇作家協会新人戯曲賞を受賞した戯曲の映画化『うかうかと終焉』。本日10月13日に公開初日を迎えました。舞台挨拶には、大田雄史監督のほか、W主演・西岡星汰、渡辺佑太朗をはじめ、松本妃代、乃中瑞生、中山翔貴など1,000人以上の応募者から選ばれた若手俳優が勢ぞろいしました。

主演の西岡星汰をはじめ、乃中瑞生、中山翔貴、大田雄史監督は今回が人生初の初日舞台挨拶。

舞台に立った気持ちを聞かれた西岡は「この間の完成披露と合わせて人生2回目の舞台挨拶ですが、まだまだ緊張してます!でも今日は舞台慣れしている隣の(渡辺)佑太朗君に助けてもらおうと思います」と答えると、同じく2回目の舞台挨拶となる中山は「僕は強がりな性格なのですが、この間の完成披露の時は、いざ舞台の上に立つと足が震えてしまって(笑)。でも今日はギリギリ、地に足がついてるので大丈夫です!」と会場を沸かした。
続けて西岡は「撮影からちょうど一年経って、今日からこの劇場、テアトル新宿で上映されることをとても嬉しく思います。ずっとワクワクしていて、初日を迎えることができて、とても幸せです」と喜びを語った。

また、取り壊しが決まった学生寮の最後の5日間を描く物語にちなみ、「人生の節目を迎えたとき、自身に贈った言葉、または映画の中で登場するメッセージで印象に残った言葉」の質問に対し、
西岡は「劇中で別れの言葉を壁に書くのですが、監督と一緒に主人公・西島の言葉を考えました。自分にとってすごく大切な言葉になったので、ぜひ映画館で見てほしい」と語ると、渡辺は「僕は台本通り書いて、特に監督と打ち合わせはしなかったな…」とうらやましそうにしながらも「でも美濃部らしい言葉だったので気に入っています」と満足げに語った。そして松本は「自分のなかで大切にしているのは「幸せはなるものじゃなくて見つけるもの」という言葉。こうして映画が劇場で公開されて、みんなで舞台挨拶している。今が十分幸せです」と語ると、舞台上の一同が全員納得した表情に。

そして乃中は「役が決まった後、監督から「オーディション会場に入ってきた時から『美月だと思った』と仰っていただけて、その言葉が嬉しくて心に残っている」とエピソードを披露すると、
続けて中山も「自分も役が決まった時、監督に「村井だと思った」と言ってもらえたんです。でも村井ってすごく変人なんですよ!もしかして自分もそう思われているのかも…」と発言すると、大田監督が「いい意味です!」とすかさずフォロー。場内が笑いに包まれた。

最後に・・・

大田監督が「僕の好きな言葉は、渡辺さん演じる美濃部が最後に書いた言葉。自分の人生にパンチを食らわせてくれた先輩の言葉です。どんな言葉か、ぜひ劇場で見てほしいです」と締めくくった。

また最後には抽選会が行われ、当選した観客にキャストから直接サイン入りポスターがプレゼントされるなど、大いに盛り上がるなか初日舞台挨拶が終了した。

ストーリー

街中を自転車で疾走する若いサラリーマンの西島伸太郎は、目についた空き地で自転車を止め、スマホで写真を撮る空き地マニアだった。その写真を確認していたところ、ふと一つの写真に手が止まる。時は遡って5年前。5日後に取り壊しが決まっている古い学生寮の1室で、麻雀をする美濃部軍平、児玉香奈枝、前野中吉、渡辺美月。その傍で、伸太郎は興味なさそうに本を読んでいた。その日は、美月の退寮記念の麻雀大会だったのだ。翌日は児玉が、その次の日は中吉が寮を出ることが決まっていた。最年長の美濃部を中心にした仲良し5人は各々、恋愛や卒業後の人生、それまでの学生生活、寮でのできごとなど、後悔や悩みを抱えながら毎日のように送別イベントを行い、寮の壁に想いをこめた落書きを残し、寮を去っていく。そして最後まで残った美濃部と伸太郎は……。

映画『うかうかと終焉』作品情報

公開日 2023年10月13日
キャスト 監督:大田雅史
出演:西岡星汰 渡辺佑太朗 松本妃代 三浦りょう太 乃中瑞生 中山翔貴 中村無何有 コウメ太夫 後藤剛範 森下能幸 池谷のぶえ 前野朋哉 草村礼子 平泉成
配給 マジックアワー
制作国 日本(2023)
上映時間 87分

(C)「うかうかと終焉」製作委員会

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