映画『【推しの子】-The Final Act-』の公開記念舞台挨拶
日付：12月25日（水）
場所：丸の内TOEI
登壇：櫻井海音、二宮和也
映画『【推しの子】-The Final Act-』の公開記念舞台挨拶が12月25日（水）に丸の内TOEIで行われ、櫻井海音、二宮和也が登壇した。
2020年に週刊ヤングジャンプで赤坂アカと横槍メンゴのタッグによって連載が開始された『【推しの子】』は、伝説的アイドル・アイの子どもとして転生するという独自のファンタジックな設定と、ショッキングな描写を含むサスペンス要素を特徴としています。また、“芸能界”という複雑な世界を大胆に描いた斬新なストーリーが話題を呼び、幅広い世代から支持を集めました。累計発行部数は2024年8月現在で1,800万部を突破しており、アニメ第2期の放送も続くなど、その人気は衰えを見せていません。
さらに、実写映像化プロジェクトが本格始動。櫻井海音が主演を務めるほか、齋藤飛鳥、齊藤なぎさ、原菜乃華、茅島みずき、あの、成田凌といった注目のキャストが出演。また、吉田鋼太郎、倉科カナ、金子ノブアキ、安達祐実、志田未来といった実力派俳優陣も脇を固め、作品の完成度に期待が寄せられています。
櫻井海音が、公開初日のイベントに登場し、「メリー・クリスマス、大切な日にありがとうございます」と笑顔で挨拶した。
櫻井は自身も劇場で映画を観たことを明かし、「ファンの方から好評をいただいたり、“芸能界”を描いた内容が業界内でも反響を呼んでいると聞いて、本当に嬉しいです」と感想を述べ、映画が多方面で高く評価されていることに感謝の意を示した。
二宮和也は、ドラマの登場について「本当に少ししか出演していないのに、舞台の上で堂々と立つ姿が厚かましいタレントのように見えるかもしれません」と冗談交じりにコメントし、笑いを誘った。二宮は、ドラマの配信が始まってから出演が発表されたことについて「配信当初からハードルが高くなりすぎて怖かった」と述べつつ、「視聴者に受け入れてもらえていると聞いて安心しました」と安堵の表情を見せた。
二宮の出演はドラマ第7話からであり、彼自身も「共演者全員が自分の出演を知っているわけではなかった」と明かした。また、共演者の櫻井翔は「限られたキャストやスタッフだけがこの情報を知っていた状態だった」と説明。二宮によると、撮影初日の紹介は特に行われず、エキストラ出演者の間では「ニノじゃない？」とささやかれる程度の状況だったという。
さらに、櫻井は「撮影がかなり進んだ段階で、プロデューサーから『次のゲストは誰だと思う？』と言われ、二宮さんだと聞きました」と語り、「私は二宮さんの演技が大好きで、これまで多くの彼の出演作品を観てきたので、この共演は非常に幸せな経験です」と感慨深げな様子を見せた。
櫻井は、二宮が演じるカミキヒカルについて「非常に重要な役であり、単にサイコパスという言葉では表現できない狂気性や深い背景を持っている」と評価。撮影で対峙した際には、「この役は二宮さん以外に考えられないと感じた。役者として非常に貴重な経験だった」と振り返った。
一方、二宮は、ドラマ『【推しの子】』の各話でキャストたちが真摯に役柄や物語に向き合っている姿に感銘を受けたと語った。「皆さんが本当に一生懸命にお芝居と作品のテーマに向き合っている様子に感動しました」とその思いを述べ
また、自身の若い頃と重ね合わせながら、「当時の自分にも似た経験があったのかもしれないが、記憶に蓋をして思い出さずにいることに気づかされた」と振り返り、「改めて、キャストやスタッフがこの作品を通じて貴重な経験を積んでいることを実感した」とコメントした。
後半
以前の舞台挨拶で櫻井が「実は29歳」と冗談を交えた発言が話題となった件について、櫻井は今回のイベントで経緯を説明。「控え室でマネージャーから『トリなんで』と強いプレッシャーをかけられ、やらざるを得なかった。面白くないのも分かっていたけど仕方なかった」と弁明した。
この話題を振られた二宮は、「今の話、全部嘘です。お互いのことはなんとも思っていません」と冗談を交えたコメントを返し、さらに櫻井の印象について「うーん、まぁ、イケメン」と述べ、会場の笑いを誘った。
イベントの最後には、櫻井と二宮がそれぞれ作品に対する思いを語った。
櫻井は「自分だからこそ表現できるお芝居があると信じながら撮影に臨んできたので、ようやくこの作品を皆さんにお届けできることが非常に嬉しいです。今年も残りわずかですが、公開は来年も続きますので、ぜひ2回、3回と繰り返しご覧いただければと思います」と述べ、観客にメッセージを送った。
二宮は「後半から撮影に参加したためこそ気づけた部分もありました。スタッフやキャストがこの作品とチームを心から大切にし、一生懸命に取り組んでいる姿が印象的でした。若い世代が全力で作品に向き合い、その結果として青春のようなエネルギーが詰まった映画が完成しました」と語り、「友情や愛情の大切さを改めて感じられる作品であり、原作ファンにもきっと満足いただける内容です。ぜひ劇場でご覧ください」と呼びかけた。
こうして2人のメッセージをもって、イベントは幕を閉じた。
来年１月３日(金)より「第二弾入場者プレゼント」として二人がデザインされたスペシャルビジュアルカードの配布（※数量限定）が発表される。
2024年のラストを盛大に飾る、映画『【推しの子】-The Final Act-』は大ヒット上映中！
Prime Videoにて独占配信中のドラマ・シリーズから繋がる、すべての真相が明らかとなる本作をぜひ劇場でご覧いただきたい。
映画『【推しの子】-The Final Act-』公開日：2024年12月20日(金)より東映配給にて全国公開
映画『【推しの子】-The Final Act-』
12月20日（金）全国公開
出演：櫻井海音、齋藤飛鳥、齊藤なぎさ、原菜乃華、茅島みずき、あの、安達祐実、志田未来、中村蒼、戸塚純貴、濱田マリ、尾美としのり、山下幸輝、杢代和人、なえなの、柊太朗、黒田昊夢、簡秀吉、菊地姫奈、竹財輝之助、石井杏奈、青柳翔、稲垣来泉、岩川晴、斉藤柚奈、永瀬ゆずな、倉科カナ、金子ノブアキ、成田凌、要潤、吉田鋼太郎、黒川想矢、二宮和也
原作：『【推しの子】』赤坂アカ×横槍メンゴ（集英社『週刊ヤングジャンプ』連載）
企画・プロデュース：井元隆佑
脚本：北川亜矢子
監督：スミス、松本花奈
音楽：fox capture plan
©赤坂アカ×横槍メンゴ／集英社・東映
©赤坂アカ×横槍メンゴ／集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会
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