映画『恋わずらいのエリー』のバレンタイン特別イベントが、13日の都内で行われ、ダブル主演となった宮世琉弥と原菜乃華をはじめ、西村拓哉(Lil かんさい)、白宮みずほ、藤本洸大、綱啓永、そして、三木康一郎監督らが登壇した。
本作は、藤もも氏による累計発行部数210万部を突破した大人気少女コミックを実写映画化したもの。そこで展開するのは、ウラオモテ王子×妄想大好き女子のラブストーリー。表の顔は、学校イチのさわやか王⼦だが、裏では、⼝の悪い男⼦のオミくんを宮世が演じ、そんなオミくんとの妄想を“恋わずらいのエリー”の名前でSNSに投稿することが⽇課である女の⼦・エリーを原が演じている。
宮世は、この映画を撮り終えたことで、改めての思いがあるといい「僕にとって初主演の映画なったのですが、ここいるキャストの皆さんと『恋わずらいのエリー』という作品を作れたことが、クランクアップをしてから、本当に良かったなと思っております」と語った。
そして、無事に完成した本作について「この作品はラブストーリーではあるのですが、コメディーっぽく面白いところがあったり、感動するヒューマンドラマでもあったりします。僕らが演じた悩むことが多い若い世代のこと、観てもらった方々にイッパイ共感してもらえると思います。それでいて、同世代じゃなくても楽しんでもらえる要素もたくさんあります。ぜひ、色んな方を誘って観に来てください」と呼びかけ、大ヒットにつながるよう願っていた。
原は、劇場公開に向けて作品をアピール。声を発するたびに大きな反応が返ってきたことから「皆さんの期待をひしひしと受けて本当に嬉しかったです。この映画は、人をまっすぐに好きになる、思いをまっすぐ伝える尊さを、凄く感じる作品だと思っております。ぜひ、春休みになったら、たくさん観に来てください」と呼びかけた。
ViVi国宝級イケメンランキング2023年下半期」NEXT部門で1位を獲得した西村は「イベントに足を運んでいただきありがとうございます」、
白宮は「バレンタインスペシャルイベントということで、楽しい時間を皆さんと過ごせたら」、
藤本は「本当に緊張してます! イベントの登壇は初めてなので緊張しているのですが、よろしくお願いします」と意気込んだ。
そして綱が「僕もすごい緊張しているんですが、よろしくお願いします!」とあいさつすると、すかさず宮世が「緊張してんの?!」とツッコミ。仲の良さがうかがえる宮世と綱の掛け合いと共にイベントはスタートした。
「黄色い歓声が本当にすごくて!」と思わずびっくりするほどの歓声に包まれたランウェイからの登場に喜びを見せた宮世は、 “ウラオモテ王子”オミくんを演じる中で「本当にツンデレな部分が多かったのですが、実は役作りで意識したのは三木監督!」と、身近にいた”ツンデレ”な三木監督を参考にしていたことを明かす。
三木監督は「僕をいじらないでよ〜」と照れる表情を見せると、原も「監督はツンな部分もあるのに、甘いものが私も好きと言ったら、後日買ってきてくれた」と、三木監督の”ツンデレ“エピソードを披露。
続いて、本作で新たに生まれたオミくん(宮世)とエリー(原)の胸キュン名シーンの話題に移ると、原は「ジャージをかぶせて、ジャージ越しにキスをする”ジャージキス“が売りです!」と熱弁。このシーンについて宮世は「ジャージキスは一種のスポーツなんです! 顔の角度やジャージのチャックを開けるスピードなどが難しくて、撮影も大変でした!」と公開を心待ちにしている観客へ、注目の胸キュンシーンをアピール。
宮世と原と同い年の西村は、撮影現場時について「同い年の琉弥くんと菜乃華ちゃんとご飯食べたり、本当に楽しかった」と振り返り、「寝ている琉弥くんの口に苦手なピーマンを突っ込んで起こしたりしてました」と、お互いの仲の良さが伺えた。その宮世とは2度目の共演となる綱は「うれしかったですし、大人になっていて。10代から20代になるこの1〜2年は大きい。落ち着きがすごいし、主演として現場をまとめてくれていると近くで見て感じました」と本作での宮世の印象を語った。また、宮世は「原さんは根っからエリーなーなんです。オタクです。好きなものに対して熱く語ってくれる」と、撮影時に見せた原の意外な一面を明かした。
イベントでは、汐田澄先生役で出演する小関雄太からビデオメッセージが到着。その“汐田先生からの課題”ということで“バレンタインに好きな人に告白する妄想シチュエーション”を実演することに。思わず下を向いて悩みだすキャスト陣だが、トップバッターの綱が“放課後の教室”のシチュエーションで披露し、見事に会場を沸かせた。続々と披露する中で、原は“部活終わりに先輩に”というシチュエーションで「これからはただの後輩じゃなく一人の女の子として見てもらえませんか?」という妄想演技に、観客からは大きな歓声が起きた。
トップバッターは最年長の綱。ドキドキ緊張する面持ちで、綱は放課後の教室でのシチュエーションを指定。チョコを渡しながら「好き」と真っすぐに告白し、投げキッスすると会場は湧き上がる。続いて、本作が映画のデビュー作となった藤本は急きょ、男性MCにチョコを配っているマドンナ役を要請。すると、控えめかと思いきやMCの肩を抱き「こいつ、今日から俺の女だから」とワイルドな様子を見せると会場のボルテージはさらに上がる。
続いて白宮は放課後の帰り道にて「あのさ、急かもしれないんだけど好き…です。好きって聞いてたから生チョコ作ったの。受け取ってくれる?」と上目遣いでかわいい実演を見せると、会場から歓声が上がり、原も「かわいすぎる!!」とコメント。
続いて西村は照れながら「はい、チョコレート。初めて、手作りで作った生チョコです。ちなみに義理チョコじゃないです。3月のお返し、本命は他の男じゃなくて俺じゃだめ?」と関西弁まじりで伝えると、会場からは黄色い悲鳴が。
原は部活終わりに先輩に…というシチュエーションで「部活お疲れ様です。バレンタインなので、チョコあげます。何チョコだと思います? ずっと前から好きでした。これからはただの後輩じゃなくて、1人の女の子としてみていただけませんか。付き合ってください!」と言うと、観客の女子からは共感の嵐でキャーという歓声であふれた。
そしてラストを飾る宮世は「頑張ります」と意気込みながら、学校の下駄箱でのシチュエーションを指定。宮世「さっきはチョコくれてありがとう。みんなが周りにいて言えなかったけど、ずっと前から好きだったんだよ。あんたさ、俺に愛される覚悟ある?」と、本作で話題の胸キュンせりふを生披露。会場はボルテージマックスになり、その様子を見てキャストからは「ずるいよ〜」とツッコミ。
みんなが汐田先生(小関)からの課題を提出し終わると、三木監督のジャッジは「男子にはキュンとしないよね。全然キュンキュンしなかった!」と会場を笑わせつつ、最終的な勝者は原に決定した。
いよいよイベントは終盤となり、宮世と原による「恋わずらいの」という掛け声に観客が「エリー!!!」と応えると、キラキラピンクのキャノン砲の演出が。大きなハートのバルーンで彩られた会場はさらに輝きを増し、大きな拍手に包まれた。
宮世が「初主演として、キャストの皆さんと『恋わずらいのエリー』を作り上げられたことが、すごく良かったなと感じています。この作品はラブストーリーでありながら、コメディ要素だったり、感動するポイントがあったり、皆さんが悩んでいることにすごく共感できるところがある、幅広い世代の方に楽しんで頂ける作品になっていると思います。いろんな人を誘ってぜひ『恋わずらいのエリー』を観に行ってください!」と熱く語り、イベントは大盛況の中幕を閉じた。
原は「オミくんにたくさんキュンキュンしていただいて、個性豊かなキャラクターを愛おしい目で見ていただいて、たくさん笑ってたくさんキュンキュンできる作品です。人をまっすぐ好きになる、想いをまっすぐ伝える尊さを感じる作品です」、宮世は「初主演ということで、このキャストのみなさんと『恋わずらいのエリー』という作品を作れたことがよかったなと思っています。この作品はラブストーリーでもあるんですけど、おもしろいところだったり感動するところだったり、悩んでいることに共感できるところがたくさんあると思います。同世代ではなくても楽しんでいただける作品です」と本作をアピールした。
原作は、2011年にデザート新人漫画大賞優秀賞でデビューした藤ももの初連載作である同名コミック。2015年より連載を開始し、2018年には第42回講談社漫画賞少女部門にノミネートされ、「爆笑しつつキュン死にできる」、「見事にドはまり」、「共感しかなくて元気出る」などティーンの心を鷲掴みにした傑作少女コミックが、満を持しての映画化となります。 学校イチのさわやか王子でありながら、実は口の悪いウラオモテ男子・オミくんこと近江章(おうみ・あきら)を宮世琉弥が、オミくんを眺めつつ日々妄想をSNSでつぶやく妄想大好き女子・エリーこと市村恵莉子(いちむら・えりこ)を原 菜乃華が演じます。 物語・・・ 地味で目立たない女子高生・エリー(原 菜乃華)の唯一の楽しみは、学校イチのさわやか王子・オミくん(宮世琉弥)を眺めながら、日々彼との妄想を “恋わずらいのエリー”としてSNSでつぶやくこと。 しかしひょんなことから、オミくんが実は口の悪いウラオモテ男子であることを知ってしまう。 しかも超恥ずかしい妄想が彼にバレてしまい、絶体絶命の大ピンチ・・・! のはずが「その妄想、叶えてあげてもいーよ?」と、オミくんはエリーを面白がり、二人はまさかの急接近! 最初こそオミくんの裏の顔にショックを受けたエリーだったが、彼の飾らない姿を知るうちにどんどん惹かれていく。 オミくんをきっかけに、美少女だが現実の男子には興味がない同級生・紗羅(白宮みずほ)や、見た目はヤンキーだけど、一途に紗羅に想いを寄せる先輩・礼雄(綱 啓永)など、初めての友達ができてエリーは現実も妄想も絶好調! そんなある日、ちょっと変わったクラスメイト・ 要くん(西村拓哉)にも “恋わずらいのエリー”であることがバレてしまう。 エリーに興味を持った要くんまで急に距離を詰めてきて、まさかの三角関係?! 果たして、オミくんとエリーの恋の行方は…? |
『恋わずらいのエリー』作品情報
公開日 | 2024年3月15日公開予定 |
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キャスト | 監督:三木康一郎 原作:藤もも「恋わずらいのエリー」(講談社「デザートKC」刊) 脚本:おかざきさとこ 出演:宮世琉弥 原菜乃華 |
音楽 | 林イグネル小百合 |
主題歌 | NiziU「SWEET NONFICTION」(ソニー・ミュージックレーベルズ) |
配給 | 松竹 |
制作国 | 日本(2024) |
公式サイト | http://movies.shochiku.co.jp/lovesickellie |
公式X | @_lovesickellie_ |
公式Instagram | @_lovesickellie_ |
公式TikTok | @_lovesickellie_ |
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