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工藤梨穂監督の最新作『オーガスト・マイ・ヘヴン』 『第74回ベルリン国際映画祭』ベルリナーレ・スペシャル部門に正式招待

工藤梨穂監督によるオリジナル脚本・監督の最新作『オーガスト・マイ・ヘヴン』(上映時間40分)が、『第74回ベルリン国際映画祭』のベルリナーレ・スペシャル部門(Berlinale Special)への正式招待が決まり、ワールドプレミア上映されることが決まった。

© Roadstead

工藤梨穂監督の最新作『オーガスト・マイ・ヘヴン』ポスタービジュアル (C)Roadstead

工藤監督は、『ロッテルダム映画祭』などの映画祭で選出を受けた商業デビュー作となった映画『裸足で鳴らしてみせろ』で話題に。本作には、村上由規乃が城野譲役、諏訪珠理が三枝南平役、藤江琢磨が長谷薫役で出演するほか、長谷川七虹、山崎龍吾(※崎=たつざき)、西出明、鈴木卓爾が参加する。

『オーガスト・マイ・ヘヴン』は、自らの肉体を持ちながら自分ではない何者かになる“演じる”という行為へ、そして関係性を演じる中で積み重ねられる“時間”という事実へアプローチをかけながら、人と人が共に在ることへのかけがえのなさを映し出した意欲作。
真夏の京都の地で撮影された本作は、“誰かを演じる”ことによって運命的に交錯する男女三人のめぐり合わせの旅を描く。主演を務めるのは『オーファンズ・ブルース』以来、工藤と再タッグを組む村上。男二人の旧友“いづみ”になりすます代理出席屋の女・城野譲役を演じる。譲に思いを寄せる中華料理屋の男・三枝南平役には『裸足で鳴らしてみせろ』の諏訪。そして、長い失踪から突然帰還した南平の親友・長谷薫役に『PLASTIC』の藤江が名を連ねた。
ロッテルダム映画祭含む数々の映画祭で選出を受けた商業デビュー作 映画『裸足で鳴らしてみせろ』劇場公開の記憶も新しい工藤梨穂監督によるオリジナル脚本・監督の最新作『オーガスト・マイ・ヘヴン』(40分)が、第74回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門(Berlinale Special)への正式招待が決まり、このたびワールドプレミア上映する。次世代の日本映画を担う工藤梨穂監督が今、世界から期待を受けています。
今作は、DVT(デジタルビデオトレーディング)プラットフォーム・Roadsteadにて2024年の独占販売を予定。

工藤梨穂監督 プロフィール

1995年生まれ。福岡県出身。京都芸術大学映画学科卒業。
同大学の卒業制作『オーファンズ・ブルース』が「第40回ぴあフィルムフェスティバル PFF アワード 2018」においてグランプリ、ひかりTV賞を受賞。同作で「なら国際映画祭学生部門NARA-wave」にて最高賞のゴールデンKOJIKA賞と観客賞を受賞した。
2020年には、PFFが製作から劇場公開までをトータルプロデュースする長編映画製作援助システム“PFFスカラシップ”で『裸足で鳴らしてみせろ』を製作し商業デビュー。同作は「第51回ロッテルダム国際映画祭・ハーバー部門」に正式出品され、「第36回高崎映画祭」において新進監督グランプリ、最優秀新進俳優賞を受賞。
2023 年、小津安二郎の初期作品であるサイレント映画群をリメイクしたオムニバス形式のドラマ「連続ドラマW OZU ~小津安二郎が描いた物語~」(WOWOW)では、『東京の女』の監督を務めた。

映画『オーガスト・マイ・ヘヴン』独占販売について
DVT(デジタルビデオトレーディング)プラットフォーム・Roadsteadでの独占販売における、発売時期/本数/価格等の詳細については、後日発表される。

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