「寄生獣」や「ヒストリエ」などで人気を博す岩明 均が、1996年から1999年にかけて小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて不定期連載したSF漫画「七夕の国」。岩明の作品の中でもカルト的人気を誇り、その壮大なスケールと刺激的な表現から「映像化不可能」と言われ続けていた“怪作”が、『ガンニバル』などの話題作を手掛けるディズニープラス「スター」にてドラマ・シリーズ化され、2024年7月4日(木)より独占配信中。
主人公ナン丸役・細田佳央太が3つの謎を紐解く特別映像解禁!
未だ真相が分からぬ謎は予想を超えるラストを迎える?
7月4日(木)に待望の配信が開始されるやいなや、その不気味で比類ない圧倒的な世界観に引き込まれ、続きが待ちきれない!とSNSを中心に話題沸騰中の本作。超常ミステリー要素、日本特有の民俗学、大学生の淡い青春と、多面的な要素が響き鑑賞後の満足度が非常に高いと、原作漫画ファンや各界からも多くの太鼓判コメントが飛び交っている。
18日(木)に第7話までが配信となり予期せぬ展開にさらに注目が集まる本作だが、この度主人公・ナン丸を演じる細田佳央太と瀧監督が●(まる)を取り巻く3つの謎を解説する特別フィーチャレット映像が解禁!
一つ目は、自身のルーツを探るナン丸たちを不気味すぎる笑顔で迎え入れる町民たちが頑なに死守する“丸神一族の掟”。細田は「丸神の里ならではの不気味さみたいなところも、見ていただければ」と、近年人気のジャンルにも通じる奇妙なまでに因習に固執する町民たちの姿を見どころとして語っている。
二つ目は、幸子(藤野涼子)をはじめ丸神の里の人々が毎夜苦しむ“町民たちが見る同じ悪夢”。“窓の外に手が届くもの”と呼ばれる●(まる)を作り出す能力者たちと、“窓を開いた者”と呼ばれる悪夢を見る丸神の里の町民たち。細田は「球体の謎や真相にどんどん迫っていく、大きなキーポイントになっています」とこの2つのキーワードが重要な核であると示唆している。
三つ目は不可思議にも6月に祭りが執り行われる“季節はずれの七夕祭り”。映像では、白装束を纏った町民たちによる怪しげな儀式や、過去に祭りが行なわれた日付の羅列などが映し出され、安易には紐解けない理由が潜んでいる模様。この謎に細田は、「規則性があるんじゃないか、何か特別な目的があるんじゃないか、ということに繋がっていきます」と、謎解きの手がかりを仄めかすコメントをしている。さらに監督の瀧は「パズルのピースを全10話に渡って散りばめたつもりなので、最後数話をかけて集約していく気持ちよさというか、ワクワク感みたいなのは再現できているのではないかな」と自信溢れるコメントをし、終局に向けた怒涛の伏線回収に期待が高まる。ラストには、脱帽する瞬間の頼之(山田孝之)の震えあがるような恐ろしい全貌が――! 本予告から、さらに核心に迫る新たなシーンも追加になり、これまで散りばめられた謎が徐々に一つになっていく期待を煽る映像となっている。