映画

実写「ウイングマン」、主演は藤岡真威人&加藤小夏 監督に坂本浩一

生誕40周年を記念して実写ドラマ化されることが発表された桂正和さんの『ウイングマン』で、主人公・広野健太役を、藤岡弘、さんの長男で俳優の藤岡真威人さん、異次元世界やってきたヒロイン・アオイを実写ドラマ「I”s」でヒロインの1人を演じた加藤小夏さんが演じることが発表されました。

生誕40周年を記念して実写ドラマ化される同作で広野を演じるのは、藤岡真威人さん。

特撮ドラマ「仮面ライダー」で本郷猛/仮面ライダー役を演じた藤岡弘、さんを父に持ち、2021年には「仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ」で父が演じた本郷猛役で特別出演。2022年にはテレビ東京が実写ドラマ化した「クールドジ男子」で地上波連続ドラマ初主演を果たしました。

実写ドラマ「ウイングマン」は藤岡さんにとって地上波連続ドラマ単独初主演となります。

アオイ役は実写「I”s」で麻生藍子を演じた加藤小夏

また、ヒロインのアオイ役は加藤小夏さんに決定。2018年に桂正和さんの同名漫画を実写ドラマ化した「I”s」にヒロインの1人・麻生藍子役で出演。2022年には大河ドラマ「鎌倉殿の13人」千世役を務めています。この他のウイングガールズメンバーのキャストは未発表です。

監督/アクション監督は、「パワーレンジャー」シリーズの他、「仮面ライダーフォーゼ」「獣電戦隊キョウリュウジャー」「ウルトラマンギンガS」といった三大特撮ヒーローのテレビ本編メイン監督と劇場版監督を全て担当した経歴を持つ特撮アクションの第一人者・坂本浩一さんが務めることも明かされました。実写ドラマでは、原作では中学生だった広野健太が高校生で、変身ヒーローに憧れるのではなく特撮オタクという設定。また、原作では10分とされていた変身タイムリミットが5分に変更されています。

『ウイングマン』は、『電影少女』や『I”s』でも知られる桂正和さんの連載デビュー作で、変身ヒーローに憧れる主人公が、書き記されたことが現実となる「ドリムノート」により本物の変身ヒーローになる能力を身につけ、異次元世界から来たというアオイらとともにヒーローとして活躍する物語。1980年代に『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載され、80年代の特撮ヒーローの影響を大きく受けた作風と、桂さんが描く魅力的な美少女キャラが人気を博し、1980年代には「夢戦士ウイングマン」としてテレビアニメも放送されました。

広野健太役:藤岡真威人コメント

広野健太役の藤岡真威人です。俳優人生の中で地上波の単独主演をやらせていただくことがひとつの大きな夢でしたのでオファーをいただけてとてもうれしかったです。

80年代の『週刊少年ジャンプ』に革命を起こした『ウイングマン』の広野健太役ということで、責任やプレッシャーを感じていましたが期待に応えてみせるという強い気持ちで撮影に挑みました。

特撮が大好きで自作のコスチュームに身を包み毎日アクションの練習をする。そんな健太を演じるのは新鮮ですごく楽しく、少年の気持ちに戻って演じることができました。

原作ファンの方、特撮ファンの方、特撮を一度も見たことがないという方にも楽しんでいただける作品だと思います。アクションあり、感動あり、青春ありの素晴らしいドラマをぜひご堪能ください。

藤岡真威人

アオイ役:加藤小夏コメント

加藤小夏

アオイ役を演じさせていただきます。

撮影に入る前に「原作読んできた? 悪いけど原作を忘れてやってくれ」と桂先生が仰っていました。とんでもないことを仰るじゃないですか……と思いましたが、その日からアオイが3次元にきた理由を大切にすることができました。

相棒の真威人君と大好きな共演者の皆さまと猛暑やたくさんのことを乗り越えて、無事に来月の放送を迎えられること、うれしく思います。坂本監督の大人の特撮になっていると思います。ぜひご覧ください。

実写ウイングマン

監督・アクション監督 坂本浩一コメント

監督の坂本浩一です。これまで数々のヒーローを演出して来ましたが、まさか自分が「ウイングマン」を監督出来るとは!!!と、いまだに驚きが隠せません(笑)。

自分は1970年生まれなので『ウイングマン』連載時は中学生。まさに直撃世代です。自分とたくさんの共通点を持つヒーローオタクの健太に親近感を持ち、魅力的なヒロイン達に魅了され、毎週ジャンプの発売日を楽しみにしていました。そして何度も実写で「ウイングマン」を見たいと夢見ていました。

多くのファンを持つ原作なので、実写化にあたり大きなプレッシャーもあります。ただ、今回は脚本開発からデザイン、造形制作やオーディションに至るまで、桂先生の指揮の元、今の時代の「ウイングマン」を創り上げることができました。キャストたちも原作のイメージを再現しつつも、新たな魅力を吹き込む、素晴らしい才能がそろいました。青春ドラマと特撮アクションが見事に融合された、今までになかった新しい形の作品になっていると思います。原作ファンから、原作を知らない人たちまで、是非多くの人たちに健太とアオイの成長を見守っていただけたらと思います!

プロデューサー・前田知樹 (テレビ東京 配信ビジネス局)

1980 年代の伝説的な名作を令和の時代に実写化する、そんな今回のプロジェクトの意義を考えた時に、真っ先に名前が挙がったのが藤岡真威人さんでした。実直で誠実、それでいて熱い魅力に溢れた藤岡さんの存在が、この作品に、主人公・広野健太というキャラクターに、命を吹き込んでくれました。新しい時代のヒーロー作品を、そしてその中心にいる藤岡真威人さんの勇姿を、ぜひご期待ください!そしてアオイ役を務めていただくのは加藤小夏さん。ヒロインとしての眩しい存在感と、本格派の演技力、 制作陣が思い描いたそんなアオイ像にピタリと一致したのが、加藤さんでした。加藤さんの演じる、キュー トで少し大人っぽいアオイ無くしてこの作品はあり得ません。そんな魅力溢れる、これからの時代を担うキャスト陣を指揮するのは坂本浩一監督。言わずと知れた特撮・アクション界の第一人者に監督を務めていただくことを、大変光栄に思います。キャスト陣・制作陣が一丸となり、心を込めて制作したこの作品が、一人でも多くの人に届いてくれること を切に願っております。放送をぜひお楽しみに!

オープニングテーマが BLUE ENCOUNT の「chang[e]」に決定!

ドラマを彩るオープニングテーマは、ワンマンライブ開催時にチケットが即日完売を記録した、田邊駿一(Vo/Gt)、江口雄也(Gt)、辻村勇太(Ba)、高村佳秀(Dr)による熊本発 4 人組エモーショナルギターロックバンド BLUE ENCOUNT の「chang[e] (読み:チェンジ)」に決定。「chang[e]」は BLUE ENCOUNT 作品の魅力の一つとして掲げられる楽器演奏スキルの高さを感じることができる 1 曲。ボーカル&ギター担当の田邊駿一の圧倒的な歌唱力と共に、「ウイングマン」の世界に没入してほしい。
コメント
がむしゃら故に恐れるものなど無かった少年時代(あのころ)。現実という魔物に鎧を剥がされ続け、気がつけば挑むことを躊躇しそうになる大人になった自分。僕はウイングマンという作品に出会い、そんなくだらない己をぶち壊したいと思えました。本当にありがとう。今の自分の葛藤と決意がしっかり音になった気がします。健太とこの曲が物語の先でどう成長していくのか。皆さんと共に見届けていきたいです。 BLUE ENCOUNT 田邊駿一(Vo./Gt.)
ドラマチューズ!『ウイングマン』
【放送日時】
2024年10月22日(火)スタート 毎週火曜 深夜24時30分~25時
【放送局】
テレビ東京 テレビ愛知 テレビせとうち テレビ北海道 TVQ 九州放送
【配信】
「DMM TV」にて“独占”各話放送同時配信
※初回のみ1週間先行配信(10月16日より)
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東 HP・TVer)にて見逃し配信
【原作】
桂正和『ウイングマン』集英社文庫(コミック版)
【出演】
藤岡真威人 加藤小夏
【監督・アクション監督】
坂本浩一
【脚本】
山田能龍 西垣匡基 中園勇也
【オープニングテーマ】
BLUE ENCOUNT「chang[e]」(Sony Music Labels Inc.)
【エグゼクティブプロデューサー】
伊藤和宏(DMM TV)
【プロデューサー】
倉地雄大(テレビ東京) 前田知樹(テレビ東京)  山田真行(東映ビデオ)
【制作】
テレビ東京 東映ビデオ
【制作協力】
DMM TV
【製作著作】
「ウイングマン」製作委員会
【公式HP】
【公式X(旧Twitter)】
https://x.com/tx_wingman / @tx_wingman