東野圭吾の長編小説『ある閉ざされた雪の山荘で』が重岡大毅主演で実写映画化。共演には、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗ら超豪華キャストが集結し、1月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国大ヒット公開中です。
公開を迎え、週末3日間(1/12~1/14)で2.19億円の興行収入を記録し、実写邦画第1位となる大ヒットスタートを切りました。10代~50代まで幅広い年齢層の観客が劇場に詰めかけ、各地の劇場では満席回が続出したそうです。
この度、そんな大ヒットを盛り上げた、大阪、名古屋、北海道でそれぞれ開催された舞台挨拶のイベントのレポートが到着しましたので、ご紹介
12日に公開を迎え、13日には全キャスト登壇の公開記念舞台挨拶を実施した本作。
その後、「SDGs推進 TGC しずおか 2024」にサプライズ登場した重岡大毅、間宮祥太朗、中条あやみが14日に大阪・TOHOシネマズなんばとTOHOシネマズ梅田に登壇。前日に「SDGs推進 TGC しずおか 2024」で“TGCクイーン”中条のランウェイを見た重岡は「どうやったら大人の色気出るんやろな?」と舞台挨拶の前から大人の色気に興味津々。「色気を獲得したい」と今年の抱負を語ったものの、間宮から「色気がある主演俳優の舞台挨拶」っていうテーマでやってみたら、と提案された重岡は「そんなん無理や!俺の良さ全部なくなる!」と即答し、早くも“いつも通り”の爆笑をさそってイベントスタート。
大阪に凱旋した重岡と中条は地元トークを繰り広げる中、大阪出身ではないが阪神タイガースの大ファンとして知られる間宮が、昨年の阪神タイガース優勝の時に、ニュースに映った人物の声が重岡に似ていたエピソードを披露。あまりにも似ていたようで重岡はまさにニュースのモノマネも披露し、「あの時、マネージャーからも『重岡さんじゃないですよね?』」と確認の連絡が入るほどそっくりだったと明かしつつも、疑惑を否定。中条からは「やりそうだもんね(笑)」といわれると慌てて「やらへんよ!」と突っ込んでいた。重岡と中条の他に同じ大阪出身の西野七瀬や、滋賀出身の堀田真由と、関西人も多かったことでかなりにぎやかな撮影現場になっていたようで、一人で冷静だったという間宮は「二人がまさに2トップだった。とにかく明るかった」というと「楽しかった!」と二人も声をそろえるなどシリアスな展開の物語ながらも和気あいあいの現場だったことを明かしていた。
翌日15日には、重岡と岡山天音が名古屋・ミッドランドスクエアシネマに登場。本編ではバチバチする関係だったが現場では特に仲の良かった二人。さらに、先日放送された「アナザースカイ」出演の際に名古屋を訪れたばかりという岡山だが、デビュー作の撮影地となった名古屋の印象を聞かれると「僕にとってのアナザースカイです!」と強調。一方で名古屋にはライブでよく訪れるという重岡もライブ終わりに行くお店やサウナの話、そして名古屋メシトークなどとお互いに“名古屋愛”を披露していた。
撮影中のエピソードを聞かれると、岡山が「結構大変だった…」とポツリ。「初対面で重岡さんに抱っことかされて…成人してから抱っこされたことなくて、ほんとに怖かった…」と明かすと重岡は大爆笑。さらにまさかのステージ上でも重岡が岡山を抱っこ!岡山は「“ダコハラ(抱っこハラスメント)”だよ!親に見せられないって!恥ずかしすぎて失っちゃいけないものを失った気がするな…」とぼやきつつも二人は会場を大いに沸かせていた。
そして最終日には北海道・TOHOシネマズすすきので実施された舞台挨拶に重岡が登場!
この日は雪の影響で高速道路が通行止めだったといいつつも「おかげでセイコーマートをたくさん見つけました!」と明かすと会場からは笑いとともに大きな拍手が。全国行脚となった舞台挨拶の最後の会場となった北海道では、過去に札幌滞在中に銭湯に行ったりラーメンを食べたりしながら曲を作ったエピソードを披露。まだ札幌でライブをやったことがない、という重岡は、「いつか札幌ドームでやりたい気持ちがあるので、もし北海道で今回の主題歌『FICTION』を歌ったら、今日の舞台挨拶のことを思い出すかもしれない」と想い入れの強さを明かした。一方で、キャスト陣の中の良さも注目されているが、本作の設定と同じように4日間誰かと一緒に山荘に閉じ込められるとしたら?と聞かれると、「気を使わない相手がいいなと思うんですけど…健康的な方がいいので、タフそうだなという意味では間宮さんかな」と、撮影現場ではキャッチボールをして親睦を深めた間宮の名前をあげつつも、「でも間宮さんに『ご飯よこせ』って言われたら負けちゃうので、そういう意味では戸塚くんかなあ」と悩みつつ、同世代の役者が集結した本作ならではの仲の良さを感じさせていた。
本作は、“国民的作家”である東野圭吾が、1992年に発表した『ある閉ざされた雪の山荘で』の実写映画化作品。登場人物が全員役者であり、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われる設定で、書籍発売当時大きな話題となった。ところが映像化については、トリックや人物描写の複雑さから不可能と長年思われていたことに加え、東野自身も「想像もしていなかった」と語るように、今回の実写映画化の仕上がりに不安を覚えていたことを明かしている。しかし試写での鑑賞後、「それは全く杞憂でした」と言い切り、映画の完成度の高さを絶賛。原作者も「見事」と唸るサスペンス・エンターテインメントが誕生した。
主人公・久我和幸を演じるのは重岡大毅。数多くの映画やドラマに出演し、確かな演技力を発揮。
映画単独初主演となる本作では、オーディションに参加する俳優の7人の中で唯一、異なる劇団から参加した“部外者”である久我を熱演。原作からはキャラクター性が異なる主人公を、“重岡ならでは”の表現に落とし込み、見事に演じ切った。
さらに、共演には、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗らが決定し、今をときめく同世代の人気俳優たちが大集結!彼らは、同じ劇団に所属する役者たちを演じ、一癖も二癖もあるキャラクターたちを好演している。そして、メガホンを執ったのは、2012年の監督・脚本作『荒川アンダーザブリッジ』で注目を集めて以降、『ステップ』(20)、『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(21)など様々なジャンルの話題作を手掛けてきた飯塚健。密室内で仕掛けられた複雑なトリック、疑心暗鬼に陥っていく登場人物たちの心情、後半にかけて怒涛の展開を見せる本作を高いクオリティで描き切り、原作者の東野にも、「トリッキーな世界観を完璧に成立させている」と言わしめた。
映画『ある閉ざされた雪の山荘で』作品情報
公開日 | 全国大ヒット公開中 |
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キャスト | 監督:飯塚健 原作:東野圭吾 「ある閉ざされた雪の山荘で」(講談社文庫) 出演:重岡大毅 中条あやみ、岡山天音、西野七瀬 堀田真由、戸塚純貴、森川 葵 間宮祥太朗 |
製作 | 小西啓介 島田浩一 松本智 中村浩子 渡辺勝也 森川真行 |
プロデューサー | エグゼクティブプロデューサー:小西啓介 企画プロデュース:大畑利久 プロデューサー:橋口一成 清家優輝 アソシエイトプロデューサー:関口周平 石塚清和 |
音楽 | 海田庄吾 |
配給 | ハピネットファントム・スタジオ |
制作国 | 日本(2024) |
公式サイト | https://happinet-phantom.com/tozayuki/ |
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