この度、4月12日公開の映画『リンダはチキンがたべたい!』日本語吹替版キャストが決定しました。
『リンダはチキンがたべたい!』はアヌシー国際アニメーション映画祭では最高賞クリスタルを受賞したほか、セザール賞でも最優秀長編アニメーション賞を受賞するなど、世界各国の映画祭でグランプリを連続受賞。米「Variety」紙では「後から振り返ってみると、間違いなく今年のカンヌで最高の作品!」と評され、昨年行われた東京国際映画祭アニメーション部門での日本プレミア上映でも笑いと涙で観客を包み込みました。
世界から高い評価を受ける本作の日本語吹替版キャストに安藤サクラ、リリー・フランキー、落井実結子という豪華キャストに決定!
主人公リンダの母親・ポレット役を演じるのは安藤サクラに決定。「亡きお父さんのチキン料理がたべたい」というリンダの願いを叶えようと奮闘するシングルマザーを演じる。
◆安藤サクラ コメント
素晴らしい作品に携われること、大変うれしいです。アニメーションの吹き替えは新鮮な挑戦ですが、なんだか私が演じるポレットのことは古くから知っているような感覚でもあります。どんな風に演じようか、日本語で吹き込むのが楽しみで仕方ありません。
きっと日本語版もみなさまに愛される作品になると思います。ぜひ楽しみにしていてください。
また、そんなポレットに一目惚れをする音楽好きのトラック運転手・ジャン=ミシェル役はリリー・フランキーに決定。
◆リリー・フランキー コメント
ある種アナログな、本当に筆の跡が見えるような、手仕事のひとつひとつをしっかり感じることができる作品でした。色々自由に作られているものってすごく刺激的ですし、アートアニメというと敷居が高くなるかもしれないけど、このアニメーションの持っている概念、1つ1つの美しい絵とともに、物語を楽しんで欲しいですね。
安藤サクラとリリー・フランキーの二人は第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した『万引き家族』(18/監督:是枝裕和)で夫婦役を演じて以来、約6年ぶりの共演となる。カンヌ俳優二人の掛け合いもぜひ楽しみにしてほしい。
そして、天真爛漫な8歳の女の子・主人公リンダ役には落井実結子が大抜擢。
2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」や映画『母性』(22/監督:廣木隆一)など数多くの話題作に出演を重ね、今最も注目を浴びている子役。現在10歳の落井は、早くも2度目のNHK 大河ドラマ出演となる「光る君へ」で、のちの紫式部である主人公・まひろの少女時代を熱演。その高い演技力に絶賛が相次いでいる。
◆落井実結子 コメント
最初に映像をみた時に、私が知っているアニメとは全然ちがったのでびっくりして、やってみたいと思いました。だから、リンダをやらせていただけることになって、とてもうれしかったです。リンダは、イタズラ好きだけど悪い子じゃなくて、友達と楽しく遊ぶ普通の子だと思うので、自然にやれたらいいなと思います。でも、私は普段のんびり話すのですが、この映画では会話のテンポが大事かなと思ったので、そこは気を付けてがんばりたいです。
4月12日(金)新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー
|
『リンダはチキンがたべたい!』作品情報
公開日 | 2024年4月12日公開予定 |
---|---|
キャスト | 監督:キアラ・マルタ セバスチャン・ローデンバック 出演(声):メリネ・ルクレール クロティルド・エスム レティシア・ドッシュ エステバン |
配給 | アスミック・エース(提供:アスミック・エース=ミラクルヴォイス=ニューディアー/配給協力:ミラクルヴォイス) |
制作国 | フランス=イタリア(2023) |
上映時間 | 76分 |
公式サイト | https://chicken-for-linda.asmik-ace.co.jp/ |
(C)2023 DOLCE VITA FILMS, MIYU PRODUCTIONS, PALOSANTO FILMS, France 3 CINÉMA