俳優の向井理さんがスーツブランド「D’URBAN(ダーバン)」(レナウン)のイメージキャラクターに起用され、3月1日、6パターンのコーディネートを着こなしたビジュアルと、出演するウェブCMが公開された。向井さんは今回がモデル初挑戦。撮影に伴うインタビューで「モデルというものをやったことがないので、とても新鮮」と語った。
俳優として役柄でスーツを着ることはあるが、「いつもは(役柄の)キャラクターとか、職業によって、スタイリストの人や衣装部の人と一緒にスーツを選んでいる。今回は役柄とはまたちょっと別。すごく新鮮でした」と語った。
プライベートでスーツを着る機会について聞かれると、2児の父であることから「やっぱり家族の学校の行事とかですかね。いろんな行事がちょっと続いていた」と明かした。
また、WEBカタログでは、撮影で着用されたスーツやセットアップを含む6着のコーディネートが提案され、向井の洗練されたスタイルが多角的に表現された。撮影は早朝から夜遅くまで続く中、彼の柔軟なポージングや自然な立ち居振る舞いにより、和やかな雰囲気の中で進行した。
向井理のコメントは下記の通り。
――D’URBANのスーツを着用されてみて、いかがでしたか?
「やっぱり今着ているスーツは、一番王道のものですし、ビジネスシーンで使うことも多いだろうなと思いますけど、やっぱり既製品と比べて、フィット感ですよね。ストレスがまずないっていうことが、一番着ていて思うところで。そこは、型を取ってもらって、採寸していただいて作っていただいたからこそ、自分にすごくフィットしている。動いていてもどこかがつったりとか、そういうことって当然あると思うんですけど、特にこのオーソドックスなものに関しては、きつすぎず、緩すぎずというところで、これはやっぱり実際、採寸して作っていただかないと感じられない、ストレスのなさっていうのがやっぱり一番感じますね、どちらも」
――D’URBANのスーツは糸からこだわり、重厚感と光沢感をも両立させていますがそちらについてはいかがですか?
「やっぱり立体感も増すような気がしますし、それって着ている人間としては気持ちも上がりますし、商談の時であったり、戦う服にもなったりすると思うので、そういう時に気を引き締めてくれるものだと思います。あと、糸から作ってオリジナルということって、あまり知られていないと思うので、それはもっともっと知っていただければ、より一層、手に取ってもらえると思いますね。だからこそ、自分のオンリーワンのものができると思うので、やっぱり出来上がった時の愛着っていうのは全然違うのかなと思います」
――俳優として役柄でスーツ着用の機会も多いかと思いますが、広告キャラクターとしての撮影はいかがでしたか?
「増えましたね。スーツを着る役柄っていうのも。いつもはキャラクターとか、あえてこういう職業だったらこういうのを着てるイメージが多いよねとか、銀行員だったり弁護士だったり。その職業によって、スタイリストの人や衣装部の人と一緒にスーツを選んでいるので、今回はそういう意味で役柄とはまたちょっと別のところだったので、すごく新鮮でした。モデルというものをやったことがないので、とても新鮮にやらせてもらっているなと思っています」
――衣装でモードが切り替わるというか、役柄になりきるということがあるんでしょうか?
「衣装とメイクがほとんどですね。僕の場合はそこでキャラクターを作り上げてもらっている感覚が多いので。それはスーツだけではなくても、カジュアルなところでも、いつもバシッとスーツ着てる人が、普段はラフな格好してるっていうことでキャラクターが出来上がったりもするので。声を変えたり、表情を変えても、やっぱり衣装を変えるのが一番、視覚的な情報としては大きいので、衣装選びの時はいつも一番意識してるところで…だからスーツは、分かりやすい情報を提示することもできますし、着ることによって、自分もそういうモードに入ることができるので。お芝居する時にすごく助けられるところであり、一番ミスしちゃいけないところという意識で、いつもやっています。
今日は、場所も、オフィス街でやっているから…カバンとかはなかったので、またちょっと演じるとは違う、本当に広告のキャラクターだとは思いますけど、やっぱり自分も一応、会社員だった時代はあったので、もしそういうところで働いてたらこういう感じなのかなとか思ったりしながら。あまりいい意味で浮かないでいけたらいいなとは思いましたね」
――普段はどういったシーンで、スーツを着用される機会が多いですか?
「フォーマルな場所というのは、どういう職業の方でもあると思いますけど、やっぱり家族の学校の行事とかですかね。いろんな行事がちょっと今年は続いていたので、そこでの衣装じゃないですけど、自分でどのスーツがいいのかなっていうのを考えたりだとか。あと偉い方に会うときに、失礼のないようにという意味では、割とフォーマルなところで着ることが圧倒的に多いですね。カジュアルの時のスーツとしてセットアップはありますけど…ネクタイを締めてというのは、やはりフォーマルなところ用にネクタイも選んでるところが多いですかね。自分でお芝居する時に、スーツのネクタイの結び方で、役職とか年代を表現しようと思うことが多くて。
ディンプルを作るとか、シングルからダブルにするということで情報量を増やすということを意識しているので、着方もそうですし、じゃあスリーピースにするのかダブルを着るのか、そういうTPOに合わせながら。年齢的にももう40過ぎているので、ディンプルつけても不思議じゃないだろうし、かといって、あまり自分が主役じゃない行事の時は目立ちすぎずというところも考えて。だから割と楽しんでやっているほうですかね。どうしようという悩みよりは、こういう場所だったらこういう方がいいなとか、これはちょっとトゥーマッチだなとかをいつも着る時は考えていりますね」
――D’URBANのスーツは『MADE IN JAPAN』も一つのポイントですが、日本製にどのようなイメージを持たれていますか?
「やっぱり日本人ですし、日本で生まれ育って生活している以上は、日本のものをなるべく取り入れたいという意識は常にあって。それは食べ物とかもそうですけど、なるべく国産のものをというのは日頃から考えていることで、やっぱり口に入るものは体を作るものなので、それで体重の上限だったり、キャラクターも変える時に食べ物から意識するので。そこで一番大事なのは、日本製というか、『MADE IN JAPAN』であったり、日本で採れたものというのを日頃から意識はしているので。
そういう意味で、D’URBANの作り方も、糸からというところだったり、割と自社工場があっても、海外でという衣服の会社が多い中で、ちゃんと国内で作っているということも、どこで作っても同じっていう人もいるかもしれないですけど、やっぱりそれは日本人の人に作ってもらいたいと思うし、それで一つ仕事もできるわけですし。いろんな意味で『MADE IN JAPAN』というのは、自分だけじゃなくてそれに関わる人たちにとっても、経済的なことも含めて、とても重要なことだと思っているので。そこは服とか食べ物とか、『MADE IN JAPAN』というものは注目するようにしています」
――デザイン性のあるD’URBANのスーツは高級感と気品があり、ビジネスシーンでもプライベートでも存在感を放つ1着です。D’URBANのスーツを着て、行ってみたい場所はございますか?
「フォーマルな食事会もいくつか入っているので、やっぱりD’URBANさんだと、『どこのだろう』と思ってもらったりすると思うので、そこで個性も出せるでしょうし。あまり出過ぎず、でもよく見たら珍しいねって思ってもらえることだったりとかもあると思うので。逆に、スーツを着慣れている人に『なんだこれ?』と思ってもらったりとか、そういうの着てるんだねって言われることもきっとあるでしょうし。だからあんまり1人でどこかっていうよりは、むしろ人の目に触れる場所に行った方が効果的なのかなと思います」
――D’URBANはその人の『魅力』を引き出してくれる最適な1着になるかと思いますが、ご自身の『魅力』を引き出すために意識していることはございますか?
「自分では魅力というのはそんなにわからないですけど、どうしてもアウトプットが多い仕事になってきますので、インプットがなくなった時があって、あまりにも忙しすぎて、ちょっと迷子みたいな感じになったことがあったので、インプットすることはすごく心がけていますね。今、手軽に配信の作品も家でも見られますし、映画館に行ってということも大事ですけど。
あと、生の舞台を月1~2本は見るようにしていますね。そこでこういう表現があるんだなとか、こういう距離感でやってるんだなとか。だから、1年に1本は舞台をやるようにしてるつもりではいるのですが、そういうインプットがまた自分が実際に舞台の上に立つときに活きてくると思っているので。いろんな人の良いところをちょっとずつつまみ食いすることも大事だと思うので。インプットをなるべく止めないということは、自分のお芝居する上で、表現力としてもきっとプラスになると思っているので。そういうインプットは意識してますね」
――最後に視聴者の皆さんへメッセージをお願いいたします。
「皆さんこんにちは。向井理です。D’URBANは、日本人の体形や感性に合わせて、国内生産の上質なスーツをお届けしています。世代を問わず、D’URBANのスーツが皆さんの魅力を引き立たせてくれるはずです。ぜひお手に取ってみてください。『見える世界が変わってきた。 D’URBAN。』以上、向井理でした」