映画

双子の姉妹が恋に揺れ動く「ふたごのユーとミー」予告解禁、キャストらのメッセージ映像も

中学生の一卵性双生児・ユーとミーを主人公に据えた本作では、これまでどんなこともシェアしてきた2人が、共有できない“初恋”という感情に翻弄されていくさまが描かれる。双子の姉妹であるワンウェーウ・ホンウィワットとウェーウワン・ホンウィワットが長編映画デビューを果たし、ティティヤー・ジラポーンシンが1人2役でユーとミーを演じた。ユーとミーの心を奪うマークにアントニー・ブィサレーが扮している。

「ふたごのユーとミー 忘れられない夏」場面写真「ふたごのユーとミー 忘れられない夏」場面写真
「ふたごのユーとミー 忘れられない夏」場面写真「ふたごのユーとミー 忘れられない夏」場面写真
「ふたごのユーとミー 忘れられない夏」場面写真「ふたごのユーとミー 忘れられない夏」場面写真

映像は2人が軽快なダンスを踊るシーンから幕開け。ずっと一緒に過ごしてきた2人がマークに対して思いを募らせる様子が映し出される。しかし、ある場面をきっかけにして関係性が変化していく。メッセージ映像には「皆さんが共感してくれると確信しています」と述べるティティヤー・ジラポーンシンや、「キスした相手がどっちなのかとても混乱しますよね。そっくりな2人ですから」と話すアントニー・ブィサレーの姿が。さらに「女神の継承」の監督で本作のプロデューサーを務めたバンジョン・ピサンタナクーンは「私がホラー映画の専門家でないことが証明できました」と語っている。

「ふたごのユーとミー 忘れられない夏」場面写真「ふたごのユーとミー 忘れられない夏」

あわせてモデル / DJのPINKツインズユニット・AMIAYAから感想コメントも。AYAは「ふたごのユーとミーが何よりも大切なものを思い出させてくれるのです」と、AMIは「双子の絶対的特別な絆を美しくピュアに描いてくれてる素晴らしい作品」と本作を絶賛している。

「ふたごのユーとミー 忘れられない夏」は6月28日より東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。

AYA コメント

至るところに散りばめられた
双子特有の感情の描写は私の事を映しているかの様で、幼い頃からの記憶を呼び覚まされているかの様な感覚に。
胸の奥がギュッと締め付けられる
言葉に出来ないあの感情、痛み。
誰にも理解してもらえないだろうと蓋をしていたけれど、どこか腑に落ちるような、
肯定されているかような気持ちにもなれた。
個々のアイデンティティを持ちつつも
生まれる前から、遺伝子レベルで一緒
私達の双子の不思議な絆は
純粋が故に時に複雑に絡み合う
これは双子の運命(さだめ)なのだろうか
決して引き離す事は出来ない
特別な力が宿っている様に思う
ひとつ言えることは、
愛を知る以前に
愛に触れていたこと
人はひとりでは生きていけないことを
身を持って知っていること
“双子で良かった…!”
私の人生で1番幸運な出来事

ふたごのユーとミーが
何よりも大切なものを
思い出させてくれるのです

忘れられない夏が、私にも確かに存在した。

AMI コメント

生まれてから離れた事がなく
ずっと一緒のユーとミーが自分自身の双子の幼少期の記憶と重なり、
言葉に言い表すことが出来ない双子の絶妙な感情を描いていて
何度も胸が締め付けられるように熱くなりました。
最初から最後までなんだか自分達を見てるようで懐かしくて、切なくて、愛しい気持ちが溢れてくる時間でした。
タイの田舎町ナコーンパノムの情景や、おばあちゃんのお店、
蓮の花の池など生活を感じられる美しい街の景色も見どころ。
一緒にお風呂に入ったり、隣りで眠ったり、ふざけて踊ったり、秘密基地を作ったり。
マークとの甘酸っぱくも複雑な時間。
日常の些細な瞬間、家族や大切な人、愛する人と過ごす時間がどれだけ貴重で愛しい時間なのか。
自分自身の感情と向き合いながら少しずつ成長していく登場人物1人1人が愛おしい。
双子の絶対的特別な絆を美しくピュアに描いてくれてる素晴らしい作品。
宝物の様な瞬間に出逢いに行って欲しい。

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