劇場版『神様のサイコロ』公開記念舞台挨拶
日程:9月28日(土)
場所:池袋HUMAXシネマズ
登壇:和田雅成、曽野舜太、前嶋曜、櫻井圭登、寺坂頼我、監督:飯田譲治
特別先行劇場版『神様のサイコロ』公開記念舞台挨拶が9月28日(土)、東京・池袋HUMAXシネマズで行われ、主演の和田雅成、共演の曽野舜太、前嶋 曜、櫻井圭登、寺坂頼我、メガホンをとった飯田譲治監督が登壇した。
10月9日のドラマ放送に先駆けて、9月27日より東京、愛知、大阪にて限定で上映される本作。数多くのヒット・コンテンツを生み出してきた飯田譲治が仕掛ける、新感覚サバイバル・マーダー・ミステリーで、命がけの脱出ゲームに翻弄される5人の動画配信者を描いた、予測不能の完全オリジナルストーリーとなっている。
脚本を読んだ感想と、自身の役を演じた感想を求められると、音楽系配信者の赤城勇太役を演じる和田は「シンプルにオファーをいただいたときは嬉しかったですし、ほぼはじめましてのみんなだったんですけど撮影は楽しかったです」と声を弾ませ、大人気料理系配信者の白石和彦役を演じる曽野は「台本を読んだときに、ミステリーの小説を読んでいるかのようにどんどん入り込んじゃって、自分が何役かを意識せずに読んだので、改めて役について考えたときに“やべっ、白石だ”と……。めちゃめちゃ裏切るので、こんな役できるかなって不安があったんですけど、監督の期待に応えられるように頑張ろうと思いました」と当時の心境を回顧。
量子力学物理学者兼動画配信者の黒谷圭吾役を演じる前嶋は「台本を読んだら想像以上の展開で、面白すぎて読むのが止まらなくて、挑戦し甲斐のある作品だなと思いました。現場に入ったらセットが整っていて、うっそうとした状態だったので、演じているというよりは、没入していた感覚で、それくらい物語の世界観に入り込んでいましたね」と打ち明け、ゲーム配信者の青山敦役を演じる櫻井は「僕も普段からゲームをめっちゃやるので、素でお芝居ができたなという感じがして、その空気感を監督が中心になって作ってくださったので、撮影中も5人でいられてずっと楽しかったです」とにっこり。
未解決事件探索系配信者の緑川康隆役を演じる寺坂は「僕はこういったジャンルの作品がすごく好きだったので、(オファーは)純粋に嬉しかったですし、撮影地が愛知県西尾市で、僕は普段、名古屋で活動をしているので、(5人がかつて組んでいた配信グループの)ファイブカラーズとして愛知県にいられたことが嬉しかったですね」と郷土愛があふれていた。
そんなキャスト陣と撮影を行った飯田監督は「今までいろんなことをやってきたんだけど、必ずトラブルがあって、何かに邪魔されている感があって、それを取り除く作業が必要なんだけど、今回はそういうことが1個もなくて、こんな撮影は初めてでした」と目を丸くし、「見て分かると思うんですけど、5人がすごくいいチームで、この5人とやっていたのは本当に楽しかったです」と笑顔を見せた。
これに、曽野は「初日なんて、すらすら行きすぎて撮影7時間巻きでしたもんね。(現場に)朝9時に来て、12時にお昼食べようって思ったらもう終わりなんですよ。19時までの仕事が12時に終わったんですよ」と明かすと、飯田監督は「スケジューラーが昔に一緒に仕事をした連中だから、俺の作品って時間がかかると知っていて、俺も何時に終わるか読めなかったから、終了予定は23時くらいでスケジュールを切っていたんだんけど、俺もあんなに早く終わったのは初めてだったよ」とコメントして会場の笑いを誘いつつ、「10分くらい長回しするんですけど、リハーサルから芝居を固めて、みんなが動きを掴んで喋り出して、テストをして本番をやると、それが本当にいい感じになるので、10分で(台本の)5ページとか7ページ分が1発OKでワン・カットで撮れて、ライブ感がすごくありましたね」と5人のチームワークを絶賛した。
さらに、現場現場の雰囲気を聞かれると、和田は「曜と頼我のおかげでね。みんなを盛り上げてくれて」と感謝すると、前嶋は「和気あいあいとしていましたね。オンオフがはっきりしていて、集中するときはガッと集中して、終わったらワーっと騒いでいい雰囲気でしたね」と回顧。
一方、寺坂は、和田のパワーの大きさを実感するエピソードがあったそうで「最初は僕たち緊張していて、同じ休憩場所にいるんですけど、別の机で様子を見ながらお昼ご飯を食べていたんですけど、和田さんが来てくださったときに『みんなで同じ机で食べようよ』って言ってくださったことがきっかけとなって、そこからの日々を楽しく、みんなでご飯を食べることができました。“友だちできたー!”って思いました」と目を輝かせると、和田は「お前は現場に友だち作りに来てるのか!」と突っ込んで笑わせ、飯田監督が「他の現場で孤独なのか?」と心配すると、和田は「全部の現場に俺が行ってやるよ!」と優しい言葉をかけた。
最後に、挨拶を求められると、和田は「みんなで1ヵ月くらい、そこに没入して命を削って愛を持って撮影したものを、皆様にお届けできたこと、本当に嬉しく思います。本編が魅力的なのはもちろん、(自身が担当した)エンディングの曲もすごくすてきで、『Dice』という曲なんですけど『神様のサイコロ』にもかかっておりまして、そういうのも合わせて10月2日の事前番組から、10月9日のオンエアまでよろしくお願いいたします」とアピールした。
「神様のサイコロ」とは
本作「神様のサイコロ」は、数多くのヒットコンテンツを生み出してきた飯田譲治が仕掛ける、新感覚サバイバル・マーダー・ミステリー。命がけの脱出ゲーム!?に翻弄される5人の動画配信者を描いた、予測不能の完全オリジナルス・トーリーとなる。
音楽は、あの名曲「世にも奇妙な物語」のテーマ・ソングなどを手掛ける蓜島邦明。盟友・飯田譲治監督とのタッグに「神様のサイコロ」の世界が更に広がる。
キャストには、テレビ・舞台・ミュージカル、アーティストとして大活躍中の最旬俳優陣が大集結!
主人公・赤城勇太役には、舞台・映像・ミュージカルなど数多くの作品に出演し、活躍が目覚ましい和田雅成が決定! 本作品でドラマ単独初主演となる! そして、主人公の友人で人気動画配信者役に、数々のドラマや映画作品に出演、人気爆発中のダンス・ボーカル・ユニット「M!LK」のメンバーとしても活躍中の曽野舜太、「仮面ライダーアマゾンズSeason2」主人公などで活躍中の前嶋曜、舞台『刀剣乱舞』「ワールドトリガー」などヒット作への出演を重ねる櫻井圭登、「ウルトラマントリガー」主演など活躍中の寺坂頼我が起用された。この5人を中心に物語が進行し、謎のドキュメンタリー・ディレクター役の兵頭祐香、教授役の渡辺 哲が脇を固める。
インフォメーション
<特別先行劇場版「神様のサイコロ」上映概要>
【公開期間】2024年9月27日(金)~限定公開
【公開劇場】東京:池袋HUMAXシネマズ
愛知:名古屋センチュリーシネマ
大阪:シネマート心斎橋
<ドラマ「神様のサイコロ」放送概要>
【話数】30分×8話
【放送時間】2024年10月9日(水)~毎週水曜日23:30〜24:00
【放送局】BS日テレ、テレビ神奈川、テレビ埼玉、千葉テレビ放送