映画

内野聖陽主演新ドラマ「WOWOW連続ドラマW ゴールドサンセット」追加キャスト&第二弾

白尾悠の同名小説をもとにした同作は、内野演じる自室や公園で叫ぶ謎の老人・阿久津勇(あくついさむ)と心に傷を負った人々が、市民劇団トーラスシアターとの出会いを通して人生を見つめ直すヒューマンドラマ。脚本と演出は大河ドラマ「風林火山」の脚本家で知られる大森寿美男が担い、清水勇気も演出として参加した。

新キャストは14名。小林聡美がトーラスシアターを立ち上げた演出家・小巻沢梨子役、毎田暖乃が阿久津らとの出会いを通して自身と向き合っていく中学生・上村琴音役、坂井真紀が急にリストラされ、再就職も婚活もうまくいかない太田千鹿子役に起用された。

そして和久井映見が職場での経験からトラウマを抱える女性・三橋芳子役、三浦透子が阿久津の秘密を知る謎の女性・節子役、風吹ジュンが気ままな老後を過ごしながらも、ある一大決心をする太田紀江役で登場する。新キャストから届いたコメントは下記の通り。

さらにトーラスシアターの劇団員役、また彼らを取り巻く人物役で六平直政、安藤玉恵、有薗芳記、津嘉山正種、益岡徹、今井隆文、平埜生成、根岸季衣が出演する。

YouTubeでは特報映像第2弾が公開中。

「連続ドラマW ゴールドサンセット」は、2025年2月にWOWOWプライムとWOWOWオンデマンドで放送・配信される。

連続ドラマW ゴールドサンセット

WOWOWプライム、WOWOWオンデマンド 2025年2月スタート 毎週日曜 22:00~
※全6話
※第1話無料放送

小林聡美 コメント

小巻沢梨子を演じてみて

それぞれの登場人物たちの人生を、演劇に昇華させるべく、力強く牽引していく演出家の役でした。まさに命を削って役者は役を演じる。そんな純粋な演劇の本質をあらためて突き付けられるような体験でした。

視聴者へのメッセージ

夕陽の沈む瞬間の息をのむような美しさ。だれもが必死に生きていて、どんな人生も、黄昏時の美しさはそのすべてを祝福してくれているのだ、というメッセージが皆様に届きましたら嬉しいです。

毎田暖乃 コメント

上村琴音を演じてみて

今まで演じたことのない、自分と性格が真反対の女の子だったので、演じるのはとても難しかったです。
でも琴音を演じさせていただいたことはすごく良い経験になり、私自身も成長させてくれた作品だと思います。

視聴者へのメッセージ

「ゴールドサンセット」は皆さまの心に深く残る作品だと思います。
劇中劇でリア王を演じる阿久津さん(内野さん)は圧巻です。
ぜひご覧ください。

坂井真紀 コメント

太田千鹿子を演じてみて

千鹿子の喜びや悲しみ、そして苦しみが胸にちくちくと刺さりました。千鹿子の手をぎゅーっと握りしめて一緒に頑張っていきたいと思い、撮影を終えた今も「千鹿子頑張れ」と心の片隅で思いたくなる女性でした。

視聴者へのメッセージ

作中に出てくるチェーホフの一節に私自身背中を押してもらったように思います。見てくださる方々にとって、この作品がそういう存在になってくれたらいいなと思っています。是非ご覧いただけましたら嬉しいです。

和久井映見 コメント

三橋芳子を演じてみて

抱えているもの、時間の経過、様々な人と関わりながら生きていく日々。芳子を演じながら、とても難しく、私自身も撮影中、無我夢中で歩んでいた気がします。けれどこの作品で過ごした時間といただいたご縁は、私にとって、本当にありがたい、宝物になりました。

視聴者へのメッセージ

登場人物それぞれの人生や思い、せつなさや涙が重なり合い、大きなひとつの物語となって進んでいき…阿久津さんや琴音ちゃん、みんなの人生がどんなふうに紡がれていくのか…ぜひ、ご覧ください。

三浦透子 コメント

節子を演じてみて

阿久津の心に深く突き刺さるような眼差しを残せたらと思い演じました。内野さんの、隅々にまで全力で真摯に向き合ってくださるその姿勢、大森監督の、一文字へのこだわりと作品への愛情と共にお芝居できた経験は私の大きな学びになりました。

視聴者へのメッセージ

演劇に対する愛とリスペクトに溢れた現場でした。演じるという行為には、人を正直にさせる不思議な力があると思います。演劇にまだ触れたことがないという方にも是非観ていただきたい作品です。

風吹ジュン コメント

太田紀江を演じてみて

年齢を考えると不安ばかり、チャレンジャーと我を戒めお受けした作品。
探りながらなスタートでしたが、同じ業界に居ながら中々会えない方との共演は嬉しさも格別…
シェイクスピア作品初舞台を演じた(太田紀江さんの)演劇への憧れや、舞台を作り上げるプロセスで経験されたことは、私のリアルでもあります。

視聴者へのメッセージ

阿久津役の内野さんは勿論、他の登場人物それぞれが抱える裏側のドラマも目が離せません。
舞台の魅力を再々楽しめ大森寿美男監督の熱量が理解出来ます。