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中編映画『記憶の居所』予告編、解禁

山下リオが主演する中編映画『記憶の居所』の予告編が解禁となった。メガホンを取ったのは、長編劇場デビュー作『この日々が凪いだら』が、第 45 回モスクワ国際映画祭にて最優秀女優賞を受賞し、受賞者を出した日本人監督として最年少となった 25 歳の新鋭・常間地裕監督。
母娘の交流を描いた「味の話」、男女の夜の逃避行を描いた「香の話」、 二人の女学生の関係を瑞々しく描き出した「音の話」という三編から なる本作は、〈記憶〉をモチーフにしたオムニバス作品であるのと同 時に、一時間に満たない愛おしい中編映画だ。
主演には映画『朝が来る』(監督 : 河瀬直美)、『あの子は貴族』(監督: 岨手由貴子)、『Ribbon』(監督:のん)などに出演し、公開待機作も 多く控える山下リオ、共演には、小久保寿人や磯西真喜、山本奈衣瑠、サトウヒロキ、山口森広など魅力的な俳優陣が揃った。
また本作は、ロケ地となった長野県飯田市にある飯田センゲキシネマ ズでの先行上映や、MOOSIC LAB 2024 での特別上映で盛り上がりを 見せており、満を辞しての渋谷ユーロスペース上映になる。

本作で描か れる「記憶」をピアノの音色とともに映し出していく。そして「プロ ヴァンスまで連れてって」というセリフのあと、手を引く動作ととも に観客を本作の世界へと引き込む。 本編の構成を感じさせるように「味の話」「香の話」「音の話」の三篇 が入り組んでいきながら、魅力的なキャスト紹介を行いつつ、「あな たのその記憶はどこの誰と繋がっていますか?」という本作のコピーによって締めくくられる

◎山下リオ(本作主演 ) コメント

家族ってなんだろう。 到底答えられるはずもないその核心は今も形を持たず端々に散らばったままですが、この作品を通して、 破片を拾い上げてゆく中、頭で考える以上に五感で感じてきた記憶が、それぞれの形や色、匂いを見せて くれたような体験ができたと思います。 世界中の人間には家族がいると思うし、家族がいたと思う。そしてまた家族を作っていくんだと思う。 自分にしか分からないその形を、それぞれの魂で感じていただければいいなと思います。

◎常間地裕(本作監督 ) コメント

誰かと歩いたことのある道を通れば、ふと当時の景色を思い出す。 あのとき聞いた音や、そこに漂っていた香り……もしかしたら触れた手の感触まで蘇ってくるかもしれな い。(蘇ってこない、かもしれない。)
今まで忘れていたのに、不思議なものです。
私はそんな愛おしい “ 記憶 ” たちを描きたいと思いました。それらが日々の支えになっているような気が したからです。あなたにとって本作が、そうなれたらと思います。そしていつの日か、この映画の記憶が、 あなたと再び繋がることを願います。

『記憶の居所』作品情報

公開日 2024年2月公開
キャスト 監督:常間地裕
出演:山下リオ 小久保寿人 磯西真喜 林裕太 永井彩加 田野真悠 なす 山本奈衣瑠 サトウヒロキ 橘舞衣 山口森広 成瀬凜 富山雅 朴聖賢 平川そよ花 金丸尭暉 齊藤隼平 妹尾幸乃 石倉来輝
配給 Filmssimo(配給協力:SPOTTED PRODUCTIONS)
制作国 日本(2023)
上映時間 54分
公式サイト https://www.kiokunoidokoro.com/

(C)Filmssimo

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