同作では「ゴンドラの唄」「東京行進曲」「シャボン玉」など約2000曲もの童謡、歌謡曲、音頭、民謡を生み出した作曲家・中山晋平の生涯が描かれる。橋之助が晋平を演じ、
予告編には、晋平が曲作りに向き合う様子や、彼を取り巻く人々の姿が収められた。晋平にとって芸術の師である劇作家・島村抱月役の
なお歌手の
「シンペイ~歌こそすべて」は、2025年1月10日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほかでロードショー。「ひめゆりの塔」の
緒形直人 コメント
抱月は、3年間の独英留学の間に、180本以上の演劇、オペラ、ミュージカルを観劇し、その感動を日本で形にすべく、プロデューサー、演出家として独自の信念で道を切り拓いた演劇界のパイオニアです。
高きを行く孤高のひと。 その勢いや強引さ、喜びも表現すべきだと思いました。
あの歌はこうやって完成したんだ。
あの民謡はこういう意味があるんだ。
当時の、新しい演劇や歌にかける人たちの情熱や想い、また人生を感じとる事が出来る作品です。
音楽は楽しいですね。
日本人にとって、今でも聞き覚えがある、生き続けているあの時代のメロディや旋律、懐かしさ。
日本の演劇界に新たな息吹をもたらした偉人たちの物語です。
あの当時の日本を感じる事が出来ると思います。是非劇場でご覧になってください。
五木ひろし(歌手)コメント
日本歌謡史は今年110年を迎えましたが、その始まりは中山晋平作曲・島村抱月作詞「カチューシャの唄」と言われております。この歌がわが国の「流行歌」第一号と言われ、音楽的にも「それまでの日本のはやり歌にはなかった近代的なメロディーである」と評価されています。そして、大衆が生み出した流行歌は、現代まで多様な時代とともに変化し、人の生活に寄り添って来ました。いまこの時代に改めて先人の功績を感じられる映画作品が生まれたことに、歌手として嬉しく感じております。
珠城りょう(女優・歌手 / 元宝塚歌劇団 月組トップ)コメント
この映画を拝見して、いつの時代も作り手は人々の人生に歌や音楽が必要だと信じて作り続けているのだなと改めて感じました。 その思いは、表現する仕事をしている私も同じです。 そして、どのような時も生活の中には歌が流れていて、それぞれの人にとって大切な歌があるというのはとても素敵なことだと思いました。 見終わった後、心に暖かい光が灯るような映画です。
映画「シンペイ~歌こそすべて」では、監督を
中村橋之助
志田未来/渡辺大 染谷俊之 三浦貴大
中越典子 吉本実憂 高橋由美子/酒井美紀 真由子 土屋貴子
辰巳琢郎 尾美としのり 川﨑麻世/林与一/緒形直人
ナレーション:岸本加世子
監督:神山征二郎
企画・プロデュース:新田博邦
脚本:加藤正人、神山征二郎 音楽:久米大作 撮影・編集:小美野昌史
照明:淡路俊之 録音:治田敏秀 美術監督:新田隆之 助監督:菱沼康介 装飾:工藤秀昭
エンディングテーマ:『ゴンドラの唄』上條恒彦
後援:長野県 特別後援:公益社団法人 日本作曲家協会
協力:中野市、上田市、須坂市、松本市、長野市
製作:「シンペイ」製作委員会
配給:シネメディア
2024年/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/127分
©「シンペイ」製作委員会2024