トニー・レオンとワン・イーボーが共演を果たしたスパイノワール『無名』のメイキング映像と新場面写真6点が解禁されました。
第二次世界大戦下の上海を舞台に、中国共産党、国民党、日本軍の間で繰り広げられる名もなきスパイたちによる一進一退の攻防戦を描いたスパイ・ノワール。
到着した映像では、ワイヤーアクションに取り掛かるワン・イーボーの姿と、トニー・レオンとワン・イーボーの激しい格闘シーンが収められています。9日間かけた撮影で、「最後に息苦しくなるような格闘を描きたいと思っていました。スタントマンは使っていません。できるだけリアルな戦いになるように余計な動きを排除し、シンプルな格闘になるように描きました」と、非常にレベルの高い演技を要求したとチェン・アル監督は語っています。
アクションに挑んだワン・イーボーは、当初トニー・レオンに対して手を出すのが非常に心理的負担で、アクション指導からのアドバイスを受けてやっと拳を伸ばすことができたと明かしています。「撮影が進むにつれて、役者同士が深く知り合うようになっていきました。格闘中には実際に体が接触することがあり、アクシデントが起きた後は、お互い気遣い合い、よりお互いの間に信頼感が産まれるようになり、撮影は順調に進みました」と、チェン・アル監督が述べるように、トニー・レオンとワン・イーボーが互いを気遣いながら会話とシュミレーションを重ね、迫真のアクションシーンを作り上げる様子が読み取れる映像となっています。
到着した場面写真では、返り血を浴びたイエ(ワン・イーボー)と悲しげな顔でガラス越しに何かを見つめるフー(トニー・レオン)や、日本軍スパイのトップ渡部(森博之)、フーの上司にあたるタン(ダー・ポン)、フーの部下であり、イエの友人のワン(エリック・ワン)、中国国民党に転覆しようとするジャン(ホアン・レイ)など、各登場人物が捉えられています。
監督は、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・上海』(16年)を手掛けたチェン・アル。本作では、脚本と編集も担当し、わずか長編4作目にして手がけたこの脚本にトニー・レオンも惚れ込み出演を決めました。
日本ではポストカード付きムビチケカードの累計販売数が1万枚を突破。現在も売り上げは伸びており、大好評を博しています。
『無名』作品情報
公開日 | 2024年5月3日公開予定 |
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キャスト | 監督:チェン・アル 出演:トニー・レオン ワン・イーボー ジョウ・シュン ホアン・レイ 森博之 ダー・ポン エリック・ワン ジャン・シューイン チャン・ジンイー |
配給 | アンプラグド |
制作国 | 中国(2023) |
上映時間 | 131分 |
公式サイト | https://unpfilm.com/mumei |
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