映画

イタリア映画祭2025、来日ゲスト発表

長編2作目となる『ファミリア』で、主演俳優をヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門最優秀男優賞に導いた、イタリア映画の新世代監督の一人フランチェスコ・コスタービレ、2024年のイタリア映画を象徴する作品の1つとなった『ピンクのパンツを履いた少年』のマルゲリータ・フェッリ。トニ・セルヴィッロとエリオ・ジェルマーノのスター俳優が初共演の犯罪ドラマ『シシリアン・レターズ』からはシチリア出身の監督コンビ、ファビオ・グラッサドニアとアントニオ・ピアッツァ、イタリア映画界を代表する名優の一人であり、脚本や制作にも携わるヴァレリオ・マスタンドレアは監督第2作となる『にもかかわらず』を引っ提げて来日を果たす。

フランチェスコ・コスタービレ
マルゲリータ・フェッリ
アントニオ・ピアッツァとファビオ・グラッサドニア
ヴァレリオ・マスタンドレア

さらに『ディーヴァ・フトゥーラ』から、女優・脚本家・監督と多岐にわたる活躍を見せるジュリア・ルイーズ・スタイガーウォルトが、世界各国でリメイク映画が生まれた大ヒット作『おとなの事情』の名匠パオロ・ジェノヴェーゼ監督は最新作『狂おしいマインド』で、昨年のイタリア映画祭に続き2年連続での参加となる。

ジュリア・ルイーズ・スタイガーウォルト
パオロ・ジェノヴェーゼ

監督たちは5月1日(木)に東京会場にて行われる開会式と、各々の作品の上映後に行われるQ&Aイベントに登壇し、観客と交流する予定となっている。

さらに大阪会場では、5月10日(土)の初回『シシリアン・レターズ』の上映後に、ラジオDJ・翻訳家として活躍する野村雅夫のトークショーも実施を予定している。

多種多様な新作11本と旧作1本の計12作品が一堂に会し、作り手たちの思いを感じながら、最新のイタリア映画の今を垣間見ることのできるイタリア映画祭。上映作品は、配信、劇場公開が困難なものが多く、日本語字幕&スクリーンで味わうことのできる貴重な機会となる。

作品情報

イタリア映画祭2025
東京会場/5月1日(木)より有楽町朝日ホールにて開催
大阪会場/5月10日(土)よりABCホールにて開催

▼東京会場
会期: 5月1日(木)~5月6日(火・祝)
会場:有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11階)
主催:朝日新聞社、イタリア文化会館、チネチッタ/特別後援:イタリア共和国大統領/後援:イタリア大使館

▼大阪会場
会期:5月10日(土)~5月11日(日)
会場:ABCホール(大阪府大阪市福島区福島1-1-30)
主催:朝日新聞社、イタリア文化会館-大阪、チネチッタ/特別後援:イタリア共和国大統領/後援:イタリア大使館、イタリア領事館

公式サイト https://www.asahi.com/italia/2025/