アニメーション映画「劇場版シティーハンター 天使の涙（エンジェルダスト）」舞台挨拶

アニメーション映画「劇場版シティーハンター 天使の涙（エンジェルダスト）」の公開記念舞台挨拶が9日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、声優の神谷明、伊倉一恵、一龍斎春水、玄田哲章、沢城みゆき、堀内賢雄、そしてこだま兼嗣総監督が登壇しました。

この作品は、1985年から1991年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載され、累計5000万部を超える人気コミックを原作としています。物語は裏社会の凄腕スイーパー（始末屋）である冴羽獠の活躍を描いたハードボイルドコメディで、1987年からテレビアニメがスタートし、映画は4年ぶりの制作となりました。この作品は香港やフランスでも実写映画化され、世界中で高い人気を誇っています。

神谷明は昭和、平成、令和の3つの時代で主人公・冴羽獠を演じており、「ここまで来られたのは、たくさんの応援があったからこそ」と感慨深げに語りました。「今回はいつもにも増して、ギャグからシリアスまでの振れ幅が大変大きくて楽しめます」と自信をアピールしました。

伊倉一恵は相棒の槇村香役を演じ、「1秒たりとも見逃せません。始まって5秒で『おっ』となるので、手を叩いたり笑ったり自由に楽しんでください」と笑顔で観客に呼びかけました。また、依頼人のアンジー役の沢城みゆきは、「歴史ある作品に、新たな歴史をつくってしまったかもしれません」と意味深な言葉を述べました。

最後に、キャストと総監督による鏡開きが行われた後、神谷は以下のように述べました。「『シティーハンター』がここまで続けてこられたのも、たくさんの方の応援があったからこそでございます。僕たちはこの後もまだまだ続けたいと思っております。どうぞなお一層のご支援を賜りたいと存じます」と、シリーズ継続への意気込みをファンに伝えました。イベントは大成功のうちに終了しました。

映画「劇場版シティーハンター 天使の涙（エンジェルダスト）」作品情報

(C)北条司/コアミックス・「2023 劇場版シティーハンター」製作委員会