4月から5月にかけ、未知の領域にクレイジーなアプローチを試みるアナーキーな映画家、ヴェルナー・ヘルツォーク監督の作品群をお届けいたします。16世紀、エルドラド(黄金境)を目指したスペイン人探検隊の姿を描くカルト映画『アギーレ/神の怒り』、ベルリンからアメリカへ移住した男たちの苦い現実を非情に描く人間ドラマ『シュトロツェクの不思議な旅』、古典怪奇映画が重厚な映像美で蘇える!ドラキュラ映画の元祖をリメイクした『ノスフェラトゥ』、嫉妬が高まり狂気へ…ヘルツォーク&クラウス・キンスキーコンビが19世紀の戯曲を映画化した『ヴォイツェク』、アマゾン奥地でオペラハウス建設を夢見る男を描く『フィツカラルド』の5作品を配信。
■【ヴェルナー・ヘルツォーク】
4月6日~ 『アギーレ/神の怒り』
4月13日~ 『シュトロツェクの不思議な旅』
4月20日~ 『ノスフェラトゥ』
4月27日~ 『ヴォイツェク』
5月4日~ 『フィツカラルド』
ザ・シネマメンバーズを見るにはこちら:https://cineclub.thecinema.jp/
《配信作品情報》
【ヴェルナー・ヘルツォーク】
●『アギーレ/神の怒り』
配信:4月6日~配信
伝説の黄金郷を目指す男達が狂気に陥っていく…
あの『地獄の黙示録』にも影響を与えた作品
ニュー・ジャーマン・シネマを代表する鬼才ヴェルナー・ヘルツォーク監督の出世作にして傑作。アマゾン奥地の黄金郷を目指す探検隊の実話を基にした冒険を、壮大なスケールの自然描写とともに壮絶に映し出す。
●『シュトロツェクの不思議な旅』
配信:4月13日~配信
ベルリンからアメリカへ移住した男たちの苦い現実…
巨匠ヴェルナー・ヘルツォークが非情に描く人間ドラマ
人生に行き詰まりアメリカへ渡った男たちを待ち受ける非情な現実を、ヴェルナー・ヘルツォーク監督がドキュメンタリータッチでドライに描出。『カスパー・ハウザーの謎』のブルーノ・Sが主人公の絶望を怪演。
●『ノスフェラトゥ』
配信:4月20日~配信
古典怪奇映画が重厚な映像美で蘇える!
鬼才ヴェルナー・ヘルツォーク監督がドラキュラ映画の元祖をリメイク
1922年の『吸血鬼ノスフェラトゥ』をヴェルナー・ヘルツォーク監督が再映画化。ドラキュラ伯爵役クラウス・キンスキーの不気味さとイザベル・アジャーニの透明な美貌が鮮烈。ベルリン国際映画祭美術賞を受賞。
●『ヴォイツェク』
配信:4月27日~配信
嫉妬が高まり狂気へ…
ヘルツォーク&クラウス・キンスキーコンビが19世紀の戯曲を映画化
夭折した天才劇作家ビューヒナーの実話を基にした未完の戯曲を、ヴェルナー・ヘルツォーク監督が盟友クラウス・キンスキーと組んで映画化。主人公の愛人役エヴァ・マッテスがカンヌ国際映画祭助演女優賞を受賞。
●『フィツカラルド』
配信:5月4日~配信
これは映画を超えたドキュメント!
オペラに魅せられた男の狂気をヴェルナー・ヘルツォーク監督が映し出す
南米の奥地にオペラハウスを建設しようとする男のロマンと狂気を、巨大船の山越えシーンで実際に船を運ぶなどヴェルナー・ヘルツォーク監督が狂気的なロケ撮影で描き出す。カンヌ国際映画祭監督賞を受賞。
『アギーレ/神の怒り』 © Werner Herzog Film 『アギーレ/神の怒り』 © Werner Herzog Film 『ノスフェラトゥ』 © Werner Herzog Film 『ヴォイツェク』 © Werner Herzog Film 『フィツカラルド』 © Werner Herzog Film