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『RRR』ラーム・チャラン主演、『ザ・フェイス』公開決定

「RRR」や「ランガスタラム」によって日本に多数のファンを獲得したラーム・チャランの大ヒット作「ザ・フェイス」が、2月23日から日本公開されることが決定。あわせて、予告編とポスタービジュアル、場面写真が一挙に披露された。
本作は、2007年に俳優としてデビューしたチャランの主演第7作目(2014年)。ブロックバスターとなった「マガディーラ 勇者転生」によってその存在感を示した後に、さまざまな試行錯誤を経たチャランが到達した娯楽性の強いアクション映画路線の成功作のひとつとなっている。
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整形手術によって顔面を全く別人のものと変えた主人公が復讐のために闘うという奇想天外なストーリーは、ニコラス・ケイジとジョン・トラボルタが共演した「フェイス/オフ」からインスピレーションを受けているが、その味付けはインド、それもテルグ語映画特有の“こってりとしたもの”で見ごたえ充分。過激なバイオレンス・アクション、脱力のお笑い、セクシーなダンスなどが幾層にも重なっていく。
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特筆すべきは、劇中歌で踊るチャランの華麗なステップ、そして実生活ではチャランの従兄に当たり、「プシュパ 覚醒」により知名度急上昇中のアッル・アルジュンのカメオ出演。その他にも「バードシャー テルグの皇帝」のカージャル・アガルワール、「ロボット2.0」のエイミー・ジャクソンなど、豪華キャストが脇を固めている。
「ザ・フェイス」の監督は、「後継者」のバムシー・パイディパッリ。2月23日からシネ・リーブル池袋、池袋HUMAXシネマズほか順次公開。
【「ザ・フェイス」あらすじ】
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舞台はアーンドラ・プラデーシュ州のヴァイザーグ。サティヤとディープティは相思相愛の恋人同士で結婚を考えていた。しかし、地元のギャングのドンであるヴィール・バーイはディープティに懸想し、彼女をつけまわす。サティヤはディープティを守るために戦おうとするが、彼女の懇願によって共に州都ハイダラーバードに逃れることを決める。しかし二人の乗ったバスをヴィール・バーイと手下たちが襲い、バスは炎上し、ディープティは焼死する。
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ハイダラーバードのアポロ病院の外科医シャイラジャは、顔面に大火傷を負いながら一命を取りとめたサティヤに大掛かりな整形手術を施す。全く別の顔に生まれ変わった彼はラームと名乗り、ヴィール・バーイへの復讐のためにヴァイザーグに戻る。シュルティという女性の協力を得て仇たちを次々に倒していくラームだったが、やがて正体の知れない襲撃者につけ狙われることになる。彼はハイダラーバードのマフィアの親分ダルマの手下だった。実はこのダルマが追っていたのは、大学生のチャランだった。チャランは無体な立ち退きを迫られているスラムの人々に救いの手を差し伸べる過程で、ダルマと対立するようになった人物。ラームとチャランの間には何があるのか。

【キャスト】
ラーム・チャラン(『RRR』『マガディーラ 勇者転生』『ランガスタラム』)
シュルティ・ハーサン(『3』)
エイミー・ジャクソン(『火花—Theri』『ロボット2.0』)
ジャヤスダ(『人形の家』『後継者』)
ラーフル・デーヴ(『ディシューム』)
スッバラージュ(『バーフバリ 王の凱旋』)

<特別出演>
アッル・アルジュン(『プシュパ 覚醒』)
カージャル・アガルワール(『バードシャー テルグの皇帝』『ジッラ 修羅のシマ』ほか)

【スタッフ】
監督:ヴァムシー・パイディパッリ(『後継者』)
脚本:ヴァムシー・パイディパッリ
原案:ヴァッカンタム・ヴァムシ―、ヴァムシー・パイディパッリ
撮影:C・ラームプラサード
音楽:デーヴィ・シュリー・プラサード(『ランガスタラム』『プシュパ 覚醒』ほか)
編集:マールターンド・K・ヴェンカテーシュ
製作:ディル・ラージュ
製作会社:シュリー・ヴェンカテーシュワラ・クリエーションズ

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