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『BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~』公開記念舞台挨拶

『BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~』の公開記念舞台挨拶が2月1日(土)に新宿ピカデリーで行われ、木下暖日、吉澤要人、久遠親、加藤小夏、仲野温、カルマ、中山翔貴、せーや、真田理希、田中美久、三池崇史監督、溝口勇児が登壇した。

“1分間で最強を決める”という斬新なコンセプトで注目を集め、従来の格闘技の常識を覆してきた格闘技イベント「ブレイキングダウン」。熱狂的な支持を受け、社会現象ともいえる盛り上がりを見せるこのイベントの勢いは、ついに映画界にも広がった。

「ブレイキングダウン」の象徴的存在である格闘家・朝倉未来と起業家・溝口勇児が映画制作に挑むにあたり、監督に迎えたのは『クローズZERO』で新たな不良バトル映画のジャンルを確立した三池崇史氏。「『クローズZERO』を超える作品を作る」という目標のもと制作された映画『BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~』が、1月31日(金)より全国公開される。

映画初出演にしてW主演を務めた木下と吉澤。公開を迎えた心境について、吉澤は「公開日を楽しみにしていたので、観客の皆さんの顔を見ることができて嬉しいです」と感慨深く語った。一方、木下も「同じ気持ちです」とコメント。MCから「緊張で眠れなかったのでは?」と問われると、「今、お腹を壊していて、それで眠れなかったです」とユーモアを交えて答え、会場の笑いを誘った。

本作で初めてアクションシーンに挑戦した木下は、「画面越しに経験の浅さが伝わるのが嫌だったので、(久遠と)話し合いながら頑張りました」と努力を明かした。これに対し久遠は、「木下さんは役に入り込んだときのオーラがすごくて、自分もスイッチが入りやすかったです」と振り返りつつ、「その時の木下さんは本当にかっこよかったですよ…ね(笑)」と冗談交じりに語り、場を和ませた。

吉澤は自身もアクション未経験であったことを明かし、「演技中の温さんが怖く、撮影中はイライラすることがありました」と振り返った。宮澤は「演技に取り組んでいる時だけでなく、現場で過ごした時間全てが学びの場でした」と述べた。

また、田中は「先日、ブレイキングダウンのゲストコメンテーターとして試合を間近で観戦しましたが、皆さんの演技やアクションシーンがそれに匹敵するくらい魅力的で、スクリーン越しでもその迫力が伝わると思います」と評価した。

田中は加藤との共演についても触れ、「女性キャストが二人だけだったのでとても心強かったです」と語り、撮影中は「『今日何食べた?』というような些細な会話が多かったです」と、現場でのやり取りを明かした。

加藤は本作でのアクションシーンについて、「三池監督がモニターを持ち、リングの横で演技を指導している様子を見ていました」と振り返り、監督が若手キャストに対して真摯に、対等な姿勢で向き合っていることに感銘を受けたと語った。また、「私はアクションシーンには参加していませんでしたが、三池監督の作品作りを間近で見ることができて、非常に貴重な経験でした」と話した。

昨年公開された三池監督のショートフィルム『ミッドナイト』に出演していた加藤は、「『ミッドナイト』でアクションに挑戦したので、今後もぜひ三池監督と共に作品を作りたいと思っています」と意欲を示し、三池監督は「加藤さんは運動神経が抜群なので、これからもどんどんアクションに挑戦してほしい」と期待を寄せていた。

『BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~』作品情報

公開日 2025年1月31日公開予定
キャスト 監督:三池崇史
原作:樹林伸
出演:木下暖日 吉澤要人 篠田麻里子 土屋アンナ 久遠親 やべきょうすけ 一ノ瀬ワタル 加藤小夏 仲野温 カルマ 中山翔貴 せーや 真田理希 大平修蔵 田中美久 金子ノブアキ 寺島進 高橋克典 GACKT
配給 ギャガ=YOAKE FILM
制作国 日本(2025)
上映時間 120分
公式サイト https://bluefight.jp/

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