ワン・ビン監督のドキュメンタリー映画『青春』の第2部・第3部が、『青春-苦-』『青春-帰-』として4月26日よりシアター・イメージフォーラムほかにて全国順次公開されることが決定した。
本作は、『鉄西区』『三姉妹 雲南の子』『死霊魂』などで知られる中国出身のドキュメンタリー監督ワン・ビンが、中国の巨大経済地域の織里という町の縫製工場で働く若者たちに焦点を当てたドキュメンタリー。
第1部は第76回カンヌ国際映画祭で初上映され、日本では2024年に公開されたが、当初から監督は3部作構成を考えていたという。完成は遅れたが、第2部『青春-苦-』は2024年8月開催の第77回ロカルノ国際映画祭コンペ部門に出品され、3つの賞を受賞。第3部『青春-帰-』も2024年9月開催の第81回ヴェネチア国際映画祭コンペ部門に出品された。
あわせて、シリーズとしての作品性を意識した海外版ビジュアルをベースにしたポスタービジュアルも公開された。
なお、一部の公開劇場では『青春-春-』（第1部）のアンコール上映も予定されている。
『青春-苦-』『青春-帰-』
4月26日（土）シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
『青春 -苦-』（第2部）
監督：ワン・ビン
配給：ムヴィオラ
原題：青春 苦／英題：Youth (Hard Timse)／2024年／フランス＝ルクセンブルク＝オランダ／226分 ※休憩あり／字幕：磯尚太郎
『青春 -帰-』（第3部）
監督：ワン・ビン
配給：ムヴィオラ
原題：青春 帰／英題：Youth (Homecoming)／2024年／フランス＝ルクセンブルク＝オランダ／152分／字幕：磯尚太郎
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