4月18日に公開されるフィンランド映画『血戦 ブラッドライン』のメインビジュアルが公開された。
本作は、非道な行為が繰り広げられる裏社会を舞台に、格闘アクションや銃撃戦、そしてホラー映画に接近する暴力描写を盛り込んだバイオレンス映画。『RENDEL レンデル』の続編『Rendel: Cycle of Revenge(原題)』などの撮影監督を務めたフィンランドの新星イサ・ユシラが監督を務め劇場映画デビューを果たした。
郊外に佇む会員制の「クラブ」。その実態はリンド三兄弟が仕切る裏社会の拠点。上のフロアでは悦びを提供し、地下では顧客の依頼に応じて監禁や拷問が行われる。刑務所から出所した男カイヴォラはそこで雇われ、荒くれ者の犯罪者たちと共に番人として働くことに。ところが予期せぬ非常事態が発生する。武装した傭兵軍団がクラブを襲撃、残虐な殺戮を開始した。籠城し応戦するカイヴォラたち。血肉と銃弾が散る攻防の中で、リンド三兄弟と襲撃者の恐ろしい因縁が明かされていく。
キャストには、アキ・カウリスマキ監督作品の常連であり『SISU シス 不死身の男』にも出演しているイルッカ・コイヴラ、『バニー・ザ・キラー』などで知られるヴェーラ・W・ヴィロ、『キャビン28 ケディ殺人事件』のガレス・ローレンスらが名を連ねている。
以前発表されたティザービジュアルは青色を基調としていた。それとは対照的に、メインビジュアルはビビッドな赤色が目を惹く作りとなっている。さらに主要キャラクターも一挙登場し、爆炎を背負い返り血を浴びた姿が描かれている。
メインビジュアルは、アートディレクター、映画評論家、サタニストの高橋ヨシキによるもので、赤を基調とした極彩色のデザインとなっている。
あわせて公式サイトも公開され、ストーリー、イントロダクション、そしてイサ・ユシラ監督のプロフィールと、「本作は私にとっての理想を形にした作品」というコメントなども掲載されている。
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■公開情報
『血戦 ブラッドライン』
4月18日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国順次ロードショー
出演:イルッカ・コイヴラ、ヴェーラ・W・ヴィロ、ガレス・ローレンス、アリ・サヴォネン、ジェレ・サアレラ
監督・脚本・撮影:イサ・ユシラ
製作・原案:アリ・サヴォネン
音楽:ユッシ・フータラ
配給:KOOKS FILM
後援:フィンランド大使館
2024年/フィンランド/フィンランド語・英語・ロシア語/100分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:(Pri)sons/R15+
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