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『毒親〈ドクチン〉』日本版予告編が解禁

過剰な愛を受けて育った娘の闇を描く韓流ミステリー『毒親〈ドクチン〉』の日本版予告編が解禁されました。

成績優秀で優等生の高校生ユリと、誰よりもユリを愛する母ヘヨン。誰が見ても完璧で、周囲からは理想の母娘と羨ましがられる二人。予告編は、そんなユリが車の中で目を見開いて死んでいる姿から幕を開けます。死体安置所でユリと対面するヘヨン。捜査が進むなかで、ユリがかなりのストレスを抱えて生活をしていたことが、友人や先生の証言によって明かされていきますが、頑なに自殺と認めようとしないヘヨン。悲痛な思いを抱えたユリの死の真相とは──。

監督を務めたキム・スインは、1992年生まれの現在31歳。日韓合作ホラー映画『オクス駅お化け』の脚色や『覗き屋』の脚本を担当し、満を持して長編監督デビューを果たしました。

公開に先立ち、3月21日(木)に東京・ポレポレ東中野にて先行上映が決定。上映後は、キム・スイン監督のオンライントークも実施されます。

『毒親〈ドクチン〉』先行上映会
日時:3月21日(木)18:30上映開始(開場時間18:00)※上映時間104分
料金:1,500円均一
場所:ポレポレ東中野(東京都中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル1F)
※上映後にキム・スイン監督のオンライントークあり。

以下、日本公開に寄せてキム・スイン監督よりメッセージが届いています。

キム・スイン(監督)
特定の国の社会的な問題というよりは、どこの国でも起こりうる親子の問題として捉えて欲しいと思います。人間が誰かを間違った方法で愛することは、私たち全員が経験する可能性があり、今、まさに私の話かもしれない問題だからです。もちろん、このような個人的な状況を、社会的な文脈から完全に切り離すことはできませんが、根本的には私と私の周りの人たち、一人一人の話であるという事実に焦点をあてて作った作品です。
毒親に育てられている子供たちが、今、経験している苦痛から、幼少期の影からやがて抜け出し、一歩でも前に進むことができるように。

『毒親〈ドクチン〉』(英題:Toxic Parents)

監督・脚本:キム・スイン
出演:チャン・ソヒ、カン・アンナ、チェ・ソユン、ユン・ジュンウォン、オ・テギョン、チョ・ヒョンギュン
製作:ミステリーピクチャーズ、ZOA FILMS
韓国/104分/DCP/R15+

日本公開:2024年4月6日(土)ポレポレ東中野ほかロードショー!
配給:ミステリーピクチャーズ、シグロ
©2023, MYSTERY PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED

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