■日時:3月20日(木・祝)12:30~13:10 ※上映後イベント
■場所:丸の内TOEI スクリーン1 (東京都中央区銀座3-2-17)
■登壇者:FRUITS ZIPPER(鎮西寿々歌、櫻井優衣、仲川瑠夏、真中まな、松本かれん、早瀬ノエル)
芝田浩樹監督、谷上香子プロデューサー
※本日(3/20)、月足さんが体調不良のため欠席になりました。
「『映画おしりたんてい』初日舞台挨拶にお越しの皆様。こんにちは!私たち……」と真中が切り出し、メンバー全員で「FRUITS ZIPPER です!」と挨拶。自己紹介パートでは、場内にメンバーカラーのペンライトが輝き、割れんばかりの声援と拍手で場内に揺れを感じるほど盛り上がった。
そしてFRUITS ZIPPERのミニライブがスタート。
新曲ダンス生初披露となった1曲目「KawaiiってMagic」
では、おしりたんてい、かいとう U も一緒に踊り、初日舞台挨拶のステージを盛り上げる。「これからも大切に歌っていきたいです!」と真中が宣言すると、「かわいい!」「頑張って!」「ダンス覚えるよ!」などとファンの声がバンバン飛び交っていた。
1曲目を披露後には、15秒間の動画撮影タイムが設けられ、“ふるっぱー”は思わぬプレゼントに大喜び。おしり
たんていは虫眼鏡を持ち探偵らしいポーズを、かいとう U は会場に手を振り、バラを投げるような仕草を見せ、観客を沸かせる。15秒という短い時間ながら、FRUITS ZIPPER もカワイイポーズをバッチリと決め、“NEW KAWAII”を存分にアピールした。
7人組アイドルグループ「FRUITS ZIPPER」が、「映画 おしりたんてい スター・アンド・ムーン」初日舞台挨拶に登壇し、主題歌「KawaiiってMagic」など4曲を披露しました。衣装も映画にちなんだ、探偵風コスチュームで登場すると、ふだんの劇場の雰囲気とはちがう大きな歓声が上がり、ペンライトが振られる盛り上がりを見せました。今回は初の映画主題歌、初の声優を担当。さらに初の舞台あいさつ生中継も実施するなど、 “初” づくしでした。
FRUITS ZIPPERにとって、今回の映画は初の主題歌担当、初の声優挑戦、初の舞台挨拶生中継と、さまざまな「初」が重なる機会となった。
そんな “初” づくしに真中は、“映画の主題歌というものが初めて。こうやって皆さんの前で、初披露を映画館でするのも初めてだったので、すごく緊張していたんですけど、会場の皆さん、そしてカメラの向こうの皆さんの熱気と、温かい目線、声援、ペンライトがすごく心の支えになって、今日すごく楽しい一日になっています」”とあいさつ。
続いて松本は、“私も舞台挨拶が初めて…みんな初めてか?”とボケて笑いを誘いつつ、“こういう舞台挨拶をテレビで見ていて、それを「フルッパがやっている」と思って、すごくカッコいい気持ちになってます”と笑顔を見せました。
鎮西は、“私も見終わった後、すごい温かい気持ちになったので、見たてホヤホヤの皆さんも家帰って「ここ良かったよ」とか一緒につぶやいていただけると嬉しいです”と語りました。
櫻井も「このような場所にFRUITS ZIPPERを選んでいただけたことがとてもうれしく思っております。私も作品を見せていただいて、すごく大好きになりました」と笑顔を見せた。
早瀬は、“今回私たち全員、初めて声のお仕事も一緒にさせていただきました。声を録ったとき、初めての経験だったので緊張しちゃって「どうしたらいいんだろう」と試行錯誤しながらみんながんばっていたんです”とアフレコを振り返り、“今ご覧になられたと思うんですけど、「あっ、この子の声、聞こえた!」と思ってくれたらうれしいです”と語りました。
イベント前日にデジタル配信が開始されたばかりの主題歌に合わせたダンスを披露したことについて、鎮西は「メンバーもみんな緊張していました」と振り返りつつ、「ファンの皆さんの前だったので心強かったです」と安心感を語った。また、「『わたしの一番かわいいところ』の振り付けを担当した槙田紗子さんが、今回も振り付けを担当してくださいました。子どもから大人まで楽しめる振り付けになっているので、ぜひ次のライブでは一緒に踊ってほしいです」と観客に呼びかけた。
映画の感想について問われた真中は、おしりたんていとかいとうUがタッグを組む場面を見どころとして挙げたが、「個人的には、ダンスをするシーンでおしりたんていのおしりが揺れているところがポイントでした」と笑顔を見せた。
SNSでも話題になっている新曲の衣装は、探偵をイメージしたデザインになっている。仲川は「ジャケットを着るのは初めてで、くびれのラインや袖の広がりがポイントです」とお気に入りの部分を紹介。「シャツを着ているように見えて、実はノースリーブになっているところも特徴で、少しセクシーなデザインになっています」と付け加えた。真中も「帽子やリボンなどのヘアアクセサリーを取り入れ、探偵らしい雰囲気を意識しました」と衣装のポイントを説明した。
FRUITS ZIPPERにとって初の声優挑戦となったが、収録はスムーズに進んだという。芝田監督はアフレコ初日について「トロル先生が考案したユニークなキャラクターを、ユーモラスで可愛らしく演じてくれました。予想以上に魅力的に仕上がり、幸せな時間でした」と振り返った。谷上プロデューサーも「皆さん多忙な中でも事前に役作りをしっかり行い、リテイクにも真摯に取り組んでいました。その姿勢が作品を通じて観客に伝わっているのではないかと思います」とFRUITS ZIPPERの姿勢を高く評価した。
最後の挨拶で谷上プロデューサーは「原作と映画を一緒に出そうという奇跡のようなことを、大勢の力を結集し、いろいろな無理難題を乗り越えて今日を迎えることができました」としみじみ。発売中の原作にも触れ「原作と映画、ぜひ見くらべてみてください!」とコメント。FRUITS ZIPPER を代表して真中が「映画の主題歌は初めて。老若男女楽しめる作品に声優として携わらせていただきありがとうございます!」と笑顔で感謝を伝え、見どころとして劇中に登場するアイドルを挙げ「アイドルとして向き合う真摯な姿、アイドルをやっているみなさんにも観てほしいです!」とおすすめ。
芝田監督は「トロル先生、キャストのみなさん、そしてスタッフ。その知恵と技術の集大成のような作品に仕上がりました」と充実感をにじませ、「もし作品を観て面白いと思ったら、周りの方にすすめていただき、『おしりたんてい』を広めていただけたら幸せです!」と呼びかけ、イベントをしめくくった。
フォトセッションでは、観客が水色、赤、ピンク、オレンジ、緑、紫、黄色のペンライトを振り、会場がカラフルに彩られた。最後には、初日を祝う演出として、MCの「OSHIRIって」という掛け声に続き、FRUITS ZIPPERと観客が一斉に「Magic!」と叫んだ。その瞬間、おしりたんていとかいとうUがガッツポーズを決める中、キャノン砲が発射され、金色のテープが場内を華やかに舞った。これにより、会場はこの日最大の拍手と歓声に包まれた。
★ストーリー
「アイドルコンテストから失踪した親戚を探してほしい」と
コアラちゃんから依頼を受けたおしりたんてい。
コンテスト会場のスターダス島は、国際的犯罪組織かいとうアカデミーの本部があり、
謎の陰謀「ダークエイジ計画」が進められている場所でもあった。
おしりたんていは、ワンコロけいさつのマルチーズしょちょうから捜査協力の依頼を受けて、
なんとアイドルとしてスターダス島に潜入することに!
一方その頃、かいとうUもスターダス島の地下に潜むアカデミーの本部に迫っていた。
かいとうアカデミーのボス・かいとうGから秘石「月光石」を取り返しに来たのだ。
恐るべき企みを阻止するため、おしりたんていとかいとうUは一時的に協力することに。
かいとうGの狙いは何か?月光石に隠された秘密とは?謎多きかいとうUの正体とは?
さらにはブラウンの忘れられた過去までもが明らかに!
これまで永遠の対立関係だった二人が共に戦うとき…奇跡が起こる!原作:トロル 「おしりたんてい たいけつ! かいとうアカデミー スターサイド編/ムーンサイド編」 (ポプラ社)
監督:芝田浩樹 脚本:米村正二 音楽:高木 洋
声の出演:三瓶由布子 齋藤彩夏 櫻井孝宏 杉村憲司 池田鉄洋 小西克幸 中村まこと 渡辺いっけい
志村知幸 大久保瑠美 吉田有里 渡辺久美子 高橋伸也 間宮康弘 柿原徹也 小林大紀
子安武人 小山力也 大塚芳忠
主題歌:FRUITS ZIPPER「KawaiiってMagic」( KAWAII LAB.)
キャラクターデザイン・総作画監督:真庭秀明 製作担当:駒水優之介 編集:吉田公紀 録音:澤村裕樹 音響効果:中原隆太
美術デザイン:増田竜太郎 美術監督:東 美紀 色彩設計:森 綾 撮影監督:千葉秀樹
制作:東映アニメーション 製作:2025「映画おしりたんてい」製作委員会 配給:東映
©トロル・ポプラ社/2025「映画おしりたんてい」製作委員会2025年3月20日(木・祝) 新宿バルト9ほか 全国公開