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『帰ってきた あぶない刑事』初日舞台挨拶

映画『帰ってきた あぶない刑事』初日舞台挨拶
日程:5月24日(金)
場所:丸の内TOEI
登壇:舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、土屋太鳳、ベンガル、長谷部香苗、原廣利監督

5月24日(金)、映画『帰ってきた あぶない刑事』の初日舞台挨拶が実施され、舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、土屋太鳳、ベンガル、長谷部香苗、原 廣利監督が登壇した。

上映後の熱気が漂う会場付近には早い時間からキャストの出待ちをするファンの姿や、場内にも多くの取材陣が詰めかけていた初日舞台挨拶。まずは舞台上に浅野温子、仲村トオル、土屋太鳳、ベンガル、長谷部香苗、原 廣利監督らが登壇。そして本作の主役、舘ひろし&柴田恭兵が客席の後方扉から颯爽と姿を現すと、会場からは大歓声と大きな拍手が湧き起こった。手を差し伸べるファンや、二人の名前を呼びかけるファンに対し、舘と柴田が笑顔を見せながら舞台上に登壇すると舞台挨拶がスタート。まずはキャストそれぞれから一言ずつ挨拶が行われた。

『帰ってきた あぶない刑事』
『帰ってきた あぶない刑事』
『帰ってきた あぶない刑事』
『帰ってきた あぶない刑事』

8年ぶりの最新作の舞台あいさつにタキシード姿の2人が登場すると、会場には「お帰り」コールがこだました。

ファンの「待ってたよ!」の声に、舘は「8年前、さらばと言ってまた、帰ってきました。詐欺みたいな映画ですけど新しい『あぶない刑事』ができました」とあいさつ。柴田も「初日に駆け付けてくれた本物のあぶ刑事ファン、どうもありがとう」と続いた。

舘は「映画はお客さんが入らなければ意味がないので、今日これだけ多くの方々に来ていただけて本当に心から嬉しく思っています」と満足そうに語りました。これに対し、柴田は「皆さんが今、舘さんの顔をうっとりしながら見ていたので、良かったなとしみじみ思いました。本当に今日はありがとうございます」と、舘だけでなく自身にも注目してくれた観客に感謝を伝えました。

映画館の前には何重もの人垣ができ、浅野が「ものすごい熱量で今までの中で一番の盛り上がり」と驚くと、仲村も「奇跡のような作品」と目を細めた。

テレビドラマ放送当時からレギュラーとしてシリーズに出演しているベンガルは、舘ひろしと柴田恭兵が客席後方から派手に登場する姿を見て、「僕も客席から登場したいと言ったのですが、スタッフさんに『普通に出てください』と止められました」と挨拶し、会場を笑わせました。そして、「初日にこれだけ多くの人が集まっていただき、ありがとうございます。無事、公開できて良かったです」と感謝の意を述べました。

前作から8年ぶりの新作に対し、ベンガルは「こうして皆さんと並んでいると、同窓会みたいな気持ちになってとても嬉しいです」と笑顔を見せ、「もしもう1作あるなら、次は養老院の話とか撮れたら嬉しいですね」と発言し、再び会場を笑わせました。

一方、こちらもドラマ開始当時から出演している長谷部は、「伝説のお二人が、最強の4人になって、今回仕事を変えていたナカさんと一緒に帰ってきました」と挨拶し、「衣装合わせのときは一番緊張しましたが、捜査課での撮影の際、トオルさんとお会いしたときに、久々を全く感じさせない雰囲気でした。また、舘さんと恭兵さんとのシーンでは、劇中の瞳ちゃんと同じような気持ちになれました」と、往年のメンバーとの再会を喜びました。

原廣利監督は「本日はこんなにも熱量のあるお客さんと初日を迎えられて幸せです。今日は最後までごゆっくりどうぞお楽しみください!」と挨拶

本作で初めて「あぶ刑事」に参加した土屋は、「もう一度『あぶ刑事』の世界に戻れるなら戻りたいです。それが叶わないなら、若い世代にもこの世界を体験してほしい」とコメントしました。

映画では、舘ひろしが演じるタカ(鷹山敏樹)か、柴田恭兵が演じるユージ(大下勇次)のどちらかの娘かもしれないというヒロイン役を演じた土屋。「2人の父親っぽい一面は?」と質問されると、「本当に“ダンディー鷹山”さんと“セクシー大下”さんという感じで、子供の頃に女の子がパパと結婚したいと思うあの気持ちを思い出しました。でも、大きくなると少し違うなと思うようになるんですよね。そんな理想の父親像を思い出させてくれるお二人でした」と答えました。

土屋の説明に、舘と柴田は少し戸惑った様子で「女の子ってそうなの?」と舘が尋ねると、土屋は「私自身がそう思っていましたが、途中でちょっと違うなと思うようになりました。でも、舘さんと柴田さんはその理想の父親像そのものでした」と補足しました。

さらに土屋は、「現場でのタイプは異なっていましたが、お二人からたくさんの愛情をいただきました。撮影が終わるとすぐにご飯に連れて行ってくださったりしました」と明かし、「柴田さんからは『いろんな役をやりなさい』と言われ、次の日には舘さんから『仕事は選べ』と言われました。どっちなんだろうと思いながら楽しく過ごしていました(笑)」とアドバイスのエピソードを披露し、会場は笑いに包まれました。

舘と柴田は、公開に向けたイベント登壇や取材などで、合計100時間ほど“タカとユージ”として過ごしたそうです。2人での時間について、柴田は「もう夫婦のようでしたね。時々僕が妻で、時々舘さんが妻で。100時間以上ずっと一緒にいました。楽しかったです」と振り返りました。舘も「こういったキャンペーンでは同じ質問が繰り返されるものです。それに毎回新鮮な気持ちで答えなければなりません。でも、恭サマと一緒だとそれが平気だったような気がします」と語り、息の合ったバディ感に溢れてました。

MCから舘、柴田、そして浅野と仲村に対し、「自身にとっての“唯一無二の”バディのような存在は?」という質問がありました。

舘は「…だってみんな知らないと思う。高校くらいから一緒にいる親友がいるんですけど一般人ですから、なんか問題ある?」とひょうひょうと語れば、柴田はすかさず「妻です!」と言い切って、大きな拍手を浴びた。

浅野は「私も一般人ですから皆さん知らないかな?でもいます」と回答すると、ラストの仲村は「僕も各方面に高校の友達なら、とか役者の友達だったら…とか、3人の家族と2匹の犬、車、唯一が何人かいくつかいます」と話した。

すると浅野は「それ唯一無二じゃない」と切り返し、「そうだよな、おかしいよ」と乗っかる舘。「そうやって後先考えないコメントが3つ並んだ後にいつも4番目に答える僕の気持ちを考えてくださいよ!散らかったものを拾い集めてどう再利用しようとしてる」と自身が笑いを誘った。

そんなバディ感あふれる舘、柴田、そして浅野と仲村に対し、「自身にとっての“唯一無二の”バディのような存在は?」という質問がありました。舘は「みんな知らないと思うけど、高校ぐらいからずっと一緒にいる親友がいます。ただ、一般人ですから…(笑)。何か問題ある?」と素直に答えました。柴田は「妻です」と一言で答え、観客から大きな拍手と歓声が上がりました。

仲村は「僕も各方面にいます。学生の頃の友達ならアイツ、役者の友達ならアイツ、あとは家族の3人と2匹の犬、物だったら車かな…唯一無二というか、唯一が何人もいます」と答えました。

これに対し、浅野が「それって唯一無二って言わないんじゃない?」とツッコミを入れ、舘も「そうだよな!唯一だからな。おかしいだろ。おかしいよトオル!唯一だぞ?」と同調しました。

仲村は苦笑しながら「後先考えないコメントが3つ並んだ後、いつも4番目に答える僕の気持ちも分かってくださいよ!散らかっているものを拾い集めてどう再利用しようか考えているんですよ…」とコメントし、先輩たちはちゃめっ気たっぷりの笑顔を浮かべていました。

舞台あいさつでカーテンコールが実施されました。温かい声援に対し、柴田は「40年近く本当に応援してくれてありがとうございました」と感謝の意を示し、舘も「この二人が会えたのは奇跡。本当にありがとう」と述べました。タカとユージが熱い抱擁を交わすと、満員の客席から大きな拍手が送られました。

物語・・・
探偵事務所の依頼人・第1号は、タカ&ユージどちらかの娘⁉
娘(?)彩夏の依頼は、母親の捜索。タカ&ユージが行方を探る傍ら、多発する殺人事件。
一体ヨコハマで何が起きているのか?その矢先、爆破テロが仕掛けられ、最大の危機が勃発!
果たして彩夏の母親は見つかるのか?ふたりは、愛するヨコハマを守ることができるのか?
『帰ってきた あぶない刑事』

『帰ってきた あぶない刑事』作品情報

公開日 2024年5月24日公開
キャスト 舘ひろし 柴田恭兵 浅野温子 仲村トオル 土屋太鳳 ベンガル 長谷部香苗
吉瀬美智子、岸谷五朗、西野七瀬、早乙女太一、深水元基、鈴木康介、小越勇輝、杉本哲太
監督 原廣利
脚本 大川俊道(あぶない刑事シリーズ、名探偵コナンシリーズ等) 岡 芳郎(あぶない刑事、ハンチョウ他)
製作 セントラル・アーツ
配給 東映
制作国 日本(2024)
公式サイト https://abu-deka.com/
公式X @abudeka_is_back

(C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会

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